誰かれ構わずドキドキしちゃう話

電車の中
隣に座った知らない人
座ったときの重みを感じて、座り方と服装を横目で見て、漂う香りを鼻で嗅いで雰囲気だけでドキドキしちゃう
顔はみたくても見れない、妄想でイケメンだと感じて、肩が触れるか触れないかの微妙な距離にドキドキしちゃう
知らない得体のしれない人が隣に0距離でいられることに不快感を感じる人が大勢いるだろうけど、
私は逆に得体の知らない人でされ、妄想の中でドラマが展開しちゃって勝手にどきどきしちゃってる
わざわざ自分の隣にきてくれた
嫌なら距離を遠ざければいいのに
名前もしらない、たったの3駅、30分いるかいないかのもう二度と会わない人、
だからこそ運命だったらいいのになんて思って、
さり際に顔をみてやっぱないなと終わってしまう
この一瞬の出来事が楽しくて勝手にどきどきして楽しんでる痛いやつの話

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