PostStudyAbroad:自分が留学した場所のニュースは、帰国後も浅く広く確認しておく。
留学経験者が一番言われるのが「英語話して」であるのは、先述の通りです。
その次に、お決まりの「留学した場所」です。
とりあえずは国名で答えます。
あまり興味がない人や地理に弱い人だったら、国名を言うだけで「へ〜」で話が終わります。
ですがまともな人かつ時間がある場合であれば、「アメリカのどこですか?」という話になります。
そこでミシシッピで答えると、ほぼ必ずこう返ってきます。
「え、ミシシッピってどこにあるんですか?」
「ミシシッピってどういうところなんですか?」
これらの質問にスムーズに答えられると、かっこいいです。
現地で学んでいたからこそ話せることが絶対にあるはずです。
それらを元に「こういう場所だよ」と話すだけでも、ちゃんと現地で勉強していた感が出ます(笑)。
それに対して、ここで答えにつまったりいい加減な答えをすると、
「あれ…この人、本当に〇〇に留学していたんだよね…?」と疑いの目を向けられてしまいます。
そう考えると、「ミシシッピってどういうところなの?」という質問は
答える側からするとかなりのハイリスク・ハイリターンです。
正直言って自分の今の仕事に直接関係があるかマニアでもない限り、留学先の情報なんてわざわざ調べなくなります。
あれだけ毎日聞いた現地のテレビニュースも、それ自体を趣味にしない限りは日本に返ってくると聞かなくなります。
だからこそ落とし穴であり、かつ狙い目なのです。
現地情報の全てを網羅する必要はありません。
浅く広く、確実にカバーするだけで大きな効果があります。
例えばミシシッピに関して言えば、
- 割と最近(2020年秋)に州側(State Flag)が変わった
- ドのつく田舎だけあり、他の州と比べるとコロナ感染は緩やかな方
- なんだかんだいって、今回もやっぱり大統領選で真っ赤(共和党)に染まった
ニュースに関してはこれだけ知っていれば、会話のネタとしては十分です。
あとは「暖かくてカラッとした気候」「森」「隣州の影響でケイジャン料理」
辺りのちょっとした地理・文化に関することが話せれば問題ありません。
何も難しいことはない、日本で言えば中学地理レベルの話です。
ですが率直に申し上げて、中学地理レベルの話も全くできない人が日本には跋扈しています。
だからこそ元留学生として、留学先のニュースも定期的に見ておきましょう。
巡り巡って、それが留学先への恩返しの一つになります。
…筆者、透佳(スミカ)