3rd: 仮定法
ポイント!
- 仮定法:「5000兆円あったらなあ」…という、実際には起こりそうにないことを表す。
- 「あったらなあ」の部分の動詞は、過去形を使う(仮定法過去)。
- 中学英語においては、「①if節」と「②I wish節」の2通りの使い方がある。
例)【仮定法過去:①if節】
If I have 50 trillion dollars, I can rule Japan.
もし私が5000兆円持っていると、 日本を支配できます。
(実際には起こりえないので×)
↓
If I had 50 trillion dollars, I could rule Japan.
もし私が5000兆円持っていたら、 日本を支配できたのに。
(仮定法過去)
※ if節の中の動詞を過去形にし、もう一つの文には助動詞の過去形を使う。
If I am an oil king, I will buy Japan.
もし私が石油王なら、日本を買うでしょう。
(実際には起こりえないので×)
↓
If I were an oil king, I would buy Japan.
もし私が石油王だったら、 日本を買うだろうに。
(仮定法過去)
※ if節でbe動詞を過去形にするときは、主語に関係なく「were」にする。
(ただし、助動詞の後ろで使う時は今まで通り「be」にする)
※ if節を後ろにまわすことも可能。例)I would buy Japan if I were an oil king.
例)【仮定法過去:②I wish節】
I wish I lived near my school. (私が)学校の近くに住んでいたらなあ。
(実際には住んでいない、という意味になる)
I wish I could go with you. (私が)あなたと一緒に行けたらいいのに。
(実際には行くことはできない、という意味になる)
I wish I were a bird. (私が)鳥だったらなあ。
(実際には鳥ではない、という意味になる)
※ I wish節:後ろにつなげる文章に過去形を入れる(動詞の過去形、または助動詞の過去形)。
※ If節・I wish節ともに、「実際はそうではない」という意味がある。