Caution: 他の誰かではなく、自分が集中できる時間帯に勉強する。
「夜が一番集中できる」という人にとっては、学生時代は受難の時代です。
朝8時半までに登校するために、朝6時手前には起きる必要があります。
朝6時に起きるためには、夜0時前後には寝る必要があります。
夜0時前後というのは、人によっては一番集中できる時間です。
こういう人が将来作家やプロゲーマー・プログラマーにになったりするのです。
そんな集中できる時間帯をドブに捨てて、朝っぱらからの活動を強要されるのです。
お昼時・夕方から登校できる高校はまだ全国に数えるほどしかありません。
少なくとも中学生〜高校生までは観念して朝型の生活に合わせる必要があります。
こういう人へのアドバイスとしては、学校は休憩時間と割り切ることです。
もちろん本当に寝ろという意味ではありません。
こういう人こそ進学塾に通って、夜に徹底的に学校の先取りを済ませておくべきです。
パフォーマンスの上がらない朝でも、
学校の内容はこれまで何周もやったことがある状態なら流石に大丈夫です。
超・上から目線で偉そうに授業を受けることができます。
場合によっては、内申点に響かないレベルで内職をするのも悪くないでしょう。
そうやって午後までなんとかしのぐのです。
ランチタイムも無理に周りに合わせて食事を摂る必要は全くありません。
お気に入りのスポットを見つけて、そこで昼寝してしまうに限ります。
部活動も無理に参加する必要はありません。
ただでさえ朝早く起きて、夜には塾が待っているのに
その上部活動なんてやっていたら一日中体力を浪費することになります。
帰宅部に限ります。
そして集中できる夜の時間になったら、初めて真剣に勉強に取り組めばいいのです。
そして夜はギリギリまで勉強して、朝はギリギリまで寝ていることです。
要は周りの人ではなく、あなたならではの勝ちパターンを発掘すればいいのです。
朝の方が集中できるというのなら、朝型にすればいいのです。
夜の方が集中できるというのなら、夜型にすればいいのです。
あくまでも他の人がどうという話ではなく、あなたが決めることです。
ここで「どうして朝早く起きて勉強しないの!」と言われても、放っておくことです。
「せっかくだから一緒に部活しようよ」と言われても、放っておくことです。
「一緒にお弁当食べようよ」と言われても、放っておくことです。
つまり、夜型を貫くということは必然的に孤独になります。
これでいいのです。
自分が一番良いパフォーマンスが出せることが一番大切です。
そのためにはいちいち朝食なんて食べていないで寝ていたいと思うのなら、
誰がなんと言おうとあなたにとってはそれが正解です。
そのためにはいちいち夜にお風呂に入らずに朝シャワーした方が良いと思うなら、
誰がなんと言おうとあなたにとってはそれが正解です。
そのためには夕方にエナジードリンクを飲んだ方が良いと思うのなら、
誰がなんと言おうとあなたにとってはそれが正解です。
人生の主導権はあなたにあります。
それを他人にやすやすと渡してはいけません。
…筆者、透佳(スミカ)