留学のスタンス:「どこで学ぶか」よりも、「何を学ぶか」の方が大事。
ブランドで海外留学を決心し、ブランドで留学先を選ぶことは正直簡単です。
現に、社会に出れば
「俺はハーバードMBAを持っているんだぞ」
「オックスフォードで博士号を一応持っています」
という人が一定数います。
ですが、こういった超一流の大学も含めて、
「みんなが行きたい」と思った大学は実際にみんな行くし、その分競争率が高くなり、希少価値も下がる
という傾向があります。
ハーバードのバーゲンセールになってしまうのです。
ハーバードが超一流であることぐらい、全員知っています。
ですが、「あの人もこの人もハーバード」となると「なんだ、誰でも入れるのか。本当は大したことないのかな」と思ってしまうのが人間です。
「あの人が行っているから」
「日本でも名の通った大学だから」
という理由で大学を選ぶことは決して悪いことではありません。
ですが、
「どうしてもこれが勉強したかったので、〇〇の〇〇大学に進みました」
と、聞いたこともない名前を言う人の第一印象は抜群です。
「エッ、どうしてそんなところに行ったの」
「現地での生活はどんな感じだったの」
と、初対面の人から質問が殺到します。
「あぁ、ハーバードね。すごいですね」
の一言で終わるのとでは訳が違います。
私は、スポーツビジネスを学ぶために南ミシシッピ大学に進みました。
これだけで話のネタには困りません。
海外留学に行く時点で、どんな大学であろうと「少なくともバカではない」と評価されます。
それならば、
なんとしてでもこれを勉強したい
という志を胸に、ニッチな大学を目指しましょう。
…筆者、透佳(スミカ)