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PostStudyAbroad:後悔のない海外留学なんてない。

この文章を通じて、様々な形での「最高の留学のつくり方」を紹介してきました。

この文章を書くことを決めたのは、

海外留学で後悔する人・後悔する頻度・後悔する度合いを少しでも減らしたい

という私の願いからです。

海外留学の情報は、ブラックボックス化してきていると感じます。

個人ごとの「留学体験談」はネットでいくらでも出てきますが、

より多くの人に通用する「汎用的知識のまとめ」は滅多にありません。

皆が思い思いに体験談を話すことはよいのですが、

留学志望生・現役留学生は「で、結局どれが大切なの?」と迷ってしまいます。

その結果、現地に行って初めて「これはこういうことだったのか」となってしまうのです。

「留学成功のコツ」といったまとめがあったとしても、

「授業にちゃんと参加する」「英語を話す」「体調管理に気をつける」

…といった、当たり障りのない・当たり前のことしか書かれていません。

この文章では、そういった建前は全て排除してきました。

海外留学をする以上、しなくてもいい後悔は絶対にしてほしくありません。

どうか私自身と、私の周囲の留学生・同級生がしてきた後悔と同じ後悔は味わって欲しくない

という思いから、全て本音で書かせていただきました。

ここに書かれていることは全て、「わざわざしなくてもいい後悔」です。

事前の予習によって、極限まで減らすことが可能な後悔です。

しなくてもいい後悔は、しないことに越したことはありません。

否、してはいけないのです。

「そこに落とし穴があるよ」ということが分かっているのに、わざわざ落とし穴に落ちに行く人はいません。

減らせる・回避できる後悔は、ゼロにすることです。

なぜなら、海外留学全体を通しての後悔は絶対にゼロにならないからです。

海外留学は、決断の連続です。

どの国に行くか、どの大学に行くか、何を学ぶか、どう学ぶか、どのくらいの期間学ぶか。

もちろん、その場その場でベストな選択をするべきです。

ですが、「もしあの時あの方を選んでいたら、今頃どうなっていただろう…」という考えがなくなることはありません。

どの選択肢を選んでも、後悔はします。

その決断をした後、特に海外留学を終えたあと、後悔は日に日に募っていきます。

ですが、同じ後悔でも

- わざわざしなくてもいい後悔
- 「やらなかった」後悔

この2つは、最悪です。

「どうしてわざわざやってしまったんだろう」「やらなかったんだろう」と自分を責めることになります。

どうせ後悔をするのなら、

事前の準備で避けられる後悔をしっかり避けた上で、とことん「やっちゃった後悔」を楽しみましょう。

それが、あなたの海外留学を『最高』にしていく唯一の方法です。

後から振り返った時、それが人生で最高の財産になります。


…筆者、透佳(スミカ)


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