3rd: 現在完了形①
ポイント!
- 現在完了形:一言でいうと「過去から現在形」。あくまでも現在形。
- 過去の動作や状態が、今に至るまで続いているという意味。
- 動詞の形をhave(has)+過去分詞にする。
- ①継続・②経験・③完了・結果と3通りの用法(訳し方)がある。目印があるので見分けはカンタン。
例)【①継続】
I live in Tokyo. 私は東京に住んでいます。
I lived in Tokyo. 私は東京に住んでいました。
I have lived in Tokyo for a year. 私は1年間(ずっと)東京に住んでいます。
※ 1年前に東京に住み始めて、今に至るまでずっと継続的に住んでいるという意味。
☆ for〜:「〜の間」。「〜」には時間の幅を表す名詞が入る。
(例… for a day「1日間」、for a week「1週間」等)
I am busy today. 私は今日、忙しいです。
I was busy yesterday. 私は昨日、忙しかったです。
I have been busy since yesterday. 私は昨日からずっと忙しいです。
※ 「ずっと」を入れた方が自然な場合は入れる。
☆ since〜:「〜から」。since I was a child(私が子供だった時から)等、文章を入れることもできる。
☆ 「どのくらいの長さ」と期間を尋ねたいときは、How longを使う。
例)【②経験】
I visited America in 2010.
私は2010年にアメリカを訪れました。
I have visited America once.
私は1回アメリカを訪れたことがあります。
I have never visited America.
私は一度もアメリカを訪れたことがありません。
※ once:1回。2回はtwice、3回以上は〜 times(three times等)で表す。
☆ 否定文:haveと過去分詞の間にnotを入れる。
※ 経験用法に限り、notの代わりにnever「一度も〜ない」を使うことが多い。
Have you ever visited America?
あなたは今までにアメリカを訪れたことはありますか。
→ Yes, I have. / No, I have not. (No, I haven’t.)
はい、あります。/いいえ、ありません。
☆ 疑問文:Haveを先頭に持ってくる。答えるときもhaveを使う。
※ ever:「今までに」。主に疑問文で使う。過去分詞の前に入れる。
How many times (How often) have you visited America?
あなたはアメリカに何回行ったことがありますか。
→ I have visited there twice.
2回行ったことがあります。
※ これまでの回数を尋ねるときは、How many timesやHow oftenを使う。
例)【③完了・結果】
I lost my pen. 私は自分のペンをなくしました。
(今どうなったかは話していない)
I have lost my pen. 私は自分のペンをなくしてしまいました。
(今もない、という意味になる)
She has just finished her homework.
彼女はちょうど宿題を終えたところです。
She has already finished her homework.
彼女はすでに宿題を終えています。
She hasn’t finished her homework yet.
彼女はまだ宿題を終えていません。
Has she finished her homework yet?
彼女はもう宿題を終えていますか。
→ No, not yet.
いいえ、まだです。
※ 主語が3人称単数の場合、haveの代わりにhasを使う。
※ just:「ちょうど」。already:「もう・すでに」。この2つは過去分詞の前に入れる。
※ yet(否定文):「まだ」。語尾につける。
※ yet(疑問文):「もう」。語尾につける。
※ 完了・結果用法においては、No, 主語 have not.と答える代わりにNo, not yet.と答えることがある。
☆ 3つの用法にはそれぞれその用法でしか使わない言葉(目印)があるので、それで区別する。