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PostStudyAbroad:いつでもどこでも「英語で自己紹介」ができるようにしておく。

あなたが留学経験者であるということが分かると、高確率で周りから言われることがあります。

「ねえ、なにか英語(外国語)話してみて!」

英語を話す側からすれば、このリクエストはある意味一番困ります。

「日本語でなにか話して」と言われて困るのと同じです。

ですがこのリクエストをする人があまりにも多いので、そこを「そう言われても困る」と叩き潰してしまうのもどこか野暮で考えものです。

そこで私は一つのことに気が付きました。

「英語を話して」という形でせっかく話を振ってくれているのだから、それに対して披露するネタを用意しておけば効果抜群なのではないか

ということです。

これがビンゴでした。

特に留学経験者となれば、「ちゃんと勉強もしていてしかもノリがいい」という評価を受けられる訳です。

このチャンスを逃す手はありません。

という訳で、「何か話して」と言われたら嫌がったり叩き潰したりするのではなく、何か一つ「ネタ」を持っておくことをおすすめします。

何も思い浮かばない人は、自己紹介で十分です。

極端な話、内容は二の次です。

「英語で何か実際に話してくれている」という事実がまず大事なのです。

これでその場が盛り上がると思えば、安いものです。

ここでは英語で自己紹介をするとしましょう。

抑えておくべきポイントは一つです。

一分以内で終わる自己紹介文を書き出した上で、それを完璧に暗唱することです。

日本語でも同じですが、自己紹介はその場で考えたら負けです。

「えっと…何から話そうかな…」と振られてから考え始める人の自己紹介は聞くに耐えたものではありません。

日本語ですらそうなので、英語は尚更です。

特に留学してからもう既にそれなりに長いという方は、現役の頃と比べると英語力は流石に少し落ちているでしょう。

だからこそ、事前に完璧に仕込んでおくことです。

自己紹介さえ完璧に決めておけば、周囲は勝手にあなたを「英語を話せる人」として評価します。

ついでに持ちネタが一つ増えるのです。

私は以前、塾講師として新しく持ったクラスの授業の初回、冒頭5分を「英語だけ」で話したことがあります。

自己紹介はもちろんのこと、最初のテストや挨拶などに至るまで、全て英語です。

大半の生徒は「なんだこの先生は…」といった様子でポカーンとしていました。

こうなればこちらのものです。

わざわざ自分から「留学してました」「英語話せます」というよりも、何も言わずに実際に話してしまった方が聞く人を惹きつけます。

あなたは今、「英語で自己紹介」の準備はできていますか。


…筆者、透佳(スミカ)


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