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先生がいる意味とは。
妻も教える仕事を始めました。
また前回の投稿から時間が経ってしまいました。すみ佳です。
言い訳をすると、小見出しの通りなのです。
実は、昨年、日本語教師の勉強(420時間)を始め、今年、無事に修了。
その後すぐに、オンラインで日本語教師を始めました。
教員である夫の姿を見ていて、教える仕事、人の学びを支える仕事に魅力を感じていました。
そして、もともと、日本文化や日本語の美しさが大好きな私。
外国語としての日本語が世界の人からどう見えているのか、についても興味がありました。
この2つの思いが合わさり、1年かけて日本語教師になったのです。
ということで、てんやわんやの毎日を過ごしており、なかなかnoteに向き合う時間が取れず。。。
書きたいことはたくさんあるのですが、アウトプットできずにいました。
今回は、ここ数ヶ月で新米日本語教師として悩み、奮闘しながら考えたことや夫からのアドバイスを受けて思ったことを書きます。
自ら学ぶことが大切な今、先生は何ができる?
現在、学校現場では、主体的な学びが進められていると思います。
これはもちろん、日本語を学ぶという分野でも大切なことです。
確かに、単語や動詞の活用、文法の学習は、必ずしも先生から習う必要はありません。
勉強の仕方を習得している大人は特に、教科書やYouTubeから十分に学ぶことができるでしょう。
では、先生がリアルタイムで学習者にできることは何なのか。
夫の話を聞いていると、今の子どもたちは、本当に自ら学んでいるんですよね。
少なくとも私は、教科書を元にした先生の授業をただただ聞き、それを頭に叩き込む学習をしていました。
ですから、自ら答えを見つけ出す今の子どもたちのことを心から尊敬します。
それと同時に、そこまでサポート、コーチングする先生方の手腕に脱帽します。
私は、学習者のレベルに合わせ、授業の作り方を変えていますが、どうしても私の講義が多い授業になってしまいます。
言語学習においては特に、学習している言語を口に出すこと、繰り返し発話することが大切だと思っているのですが、なかなかうまくいきません。
くりかえし同じ文型の発話練習をしてもらっていると、「復習もいいけど、もっと新しい文法を勉強したいなぁ」とか言われてしまうし。(とほほ。。。)
学習者が学んでいることを自分のものにできる学習ができるようにするために、先生として、何を重視し、どう実現していくのか、とても難しいと感じているこの頃です。
子どもたちや何かを学ぶ人々の学習の形がアップデートされている今、教える側の先生もその教え方をアップデートしなければならない局面にいるのだと思います。
私は先生としての経験はほとんどないので、アップデートも何もないまっさらな状態なのですが、やはり、自分がこれまで受けてきた教育や勉強方法にやはり自分の指導方法も流されてしまう部分があります。
そもそも、もう先生が「教える」という時代でもないのかもしれません。
では、先生の仕事は何なのか。
サポート?コーチング?ともに学ぶ?
答えが出ないまま、今は真摯に目の前の学習者さんに向き合う毎日です。
きっと学校の先生たちも悩みながら、新しい道を作ってる。
私はオンラインで日本語教師をしているため、いわゆるマンツーマンレッスンです。
一方、学校現場は多くの子どもたちが同じ授業を受けます。
その違いを踏まえると、学校教育を主体的な学びへとアップデートしていこうとしている現場の先生たちがどれだけ試行錯誤されているのかが想像できます。
公教育においては、すべての子どもたちに同じ教育をすることが基本でしょう。
そうなれば、すべての先生がアップデートされた授業を行う必要があります。
誰かがアップデートされればいいわけではない。
そこが学校教育のアップデートの難しさのひとつだと感じます。
きっと先生方も悩みながら、新しい道を少しずつ作っているはずです。
先生、一緒にがんばりましょう!
私はひよっこ先生なので、自分のことを先生と言うのもまだ慣れませんが、
少しだけ、先生という仕事の本当の大変さが身に染みている毎日です。
世の中の悩める先生方、一緒にがんばりましょう!
悩めば悩むほど、私たち自身も成長しているはずです🌟
たまには自分にも、はなまるを忘れずに🌸