【社会人インタビュー】進路相談から生まれる営業の視点と提案力
今年の夏に始動した、中高生と働く大人が越境する対話型キャリアプログラム「-canau-」。今回はcanauを使って高校生に進路相談してくださった社会人の方に感想を伺ってきました。インタビューに応じてくださったのは、株式会社鈴木商会の赤塚さんです。
事前研修で学んだ相手を知る方法
ーcanauをやることが決まった時の印象はどうでしたか。
私たちは産業廃棄物の仕事をしてるので、普段は全くと言っていいほど高校生と話すことがなく、お話を聞いた時は正直戸惑いました。
ただ、だからこそありがたくもあり、いい機会だなあと感じました。
ーcanauサービスの一環としてコーチング、ファシリテーション研修がありましたが、そこでの気づきや学びはありましたか。
研修では「目標設定」を一緒に行なったり、その目標に対してのアプローチ方法などを学びました。canauの進路相談だけではなく、部下への接し方など社内での取り組みに活かせる内容でした。また、私は営業職ですのでお客さまが何を望んでるのか、どうしたいのかが汲み取りやすくなると感じました。
特に「価値観深掘り研修」では、ペアになった方の人間性を知れたりと、すごく楽しくて時間が全然足りませんでした。
社内では関わる機会が少ない同僚も多いので、実際にこの研修をみんなで出来たら短時間で相手のことを知れて、コミュニケーションが取りやすくなると実感しました。
高校生に進路相談した経験から、お客様に寄り添った提案営業ができるようになった
ー実際に高校生と進路相談をやってみてどうでしたか。
最初はヤンチャな高校生が来るんじゃないかって不安はありましたが、実際はたくさん質問してくれたりと素直な生徒が多かった印象です。
絵を描くことが趣味だけど、仕事に繋げることは現実的に難しいと既に諦めている生徒に対してのアドバイス、声かけが難しかったです。自分も本気で音楽を目指していた時期がありましたが、諦めてしまったという経験もあり、「夢を持つことの大切さ」と「現実の厳しさ」を両方伝えることの難しさを感じました。
ー進路相談で工夫したことはありますか?
たとえ就職した会社で理想の部署に就けなかったとしても、営業でも広報の仕事をしたり、情報システムの手伝いをしたりと色々な活動ができる。
一つの考えにとらわれず、視野を広げると自分の得意分野もどんどん生かしていける、自分次第で可能性は広げていけるということを伝えられたと思います。
また、自分も高校生の時に思っていた「働くって大変なんじゃないの?」という「働くことへのネガティブなイメージ」を、「大変なこともあるけど、働くってめちゃめちゃ楽しいんだよ!」というプラスのイメージも伝えられるよう意識しました。
ーcanauを使ってよかったと感じたことはありますか?
高校生に寄り添って進路相談をした経験から、お客様の目標をしっかり聞いた上で何を望んでるのかを確認し、お客様に寄り添って提案していく営業ができるようになったと感じています。
また、最近娘が生まれたばかりで、より一層さまざまなことに対して心配症になっている妻に対して、優しく寄り添う声かけやサポートができるようになったかと思います。
ーどんな人にcanauを使って欲しいですか?
人に教えるのが好きな入社2〜3年目人ですかね。部下を管理できるようになると、本人も急成長しそうな社員が多くいると思います。
ーこれから利用する人に向けて伝えたいことはありますか?
上記の工夫点にも記載した通り、働いている時の自分自身の楽しそうな姿や、生き生きとしている姿をどんどん高校生に見せて、働くことへのプラスのイメージを伝えてあげてほしいなと思います。
株式会社鈴木商会様へのお問合せはこちら
canauに関するお問合せはこちら