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[札幌新陽高校×CHINA AIRLINES]高校生が台湾の魅力を発信しながら台湾を学ぶ「台湾アンバサダー」(タビマエ編)

札幌にある弊社が探究コーディネーターを務める札幌新陽高校さんと台湾の航空会社であるCHINA AIRLINESさんの企業連携プロジェクト型学習(PBL)である「台湾の魅力を発信する台湾アンバサダー」プログラムがついに完結しました!
その様子をnoteで詳しくご紹介します。

「タビマエ編」と「タビナカ&タビアト編」の2本に分けて記事を書いていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!


プログラム立ち上げのきっかけ「若者の初海外を応援したい!」という純粋な想い

HOPというイベントで出会った後藤さんから、台湾と若者のつながりを深めたいというご相談をいただきました。
(この辺りのここに至る背景だけでnote1本書けちゃうので、それは後日編集後記っぽいのを書こうと思います。)

後藤さんの相談を受ける中で出来上がったプログラムが弊社が、探究コーディネーターを務める札幌新陽高校の校風や実現したいこととの親和性を感じ、札幌新陽高校さんに提案をいたしました。
さまざまな先生のご協力を経て、プログラムの構想を実現することができました。

生徒に応募をかけたのが2024年6月のことでした。

「5〜6名来てくれたらいいですね!」という説明会には、20名近く参加してくれて、10名が応募してくれました。
後藤さん、当プログラムを担当してくれた武田先生、弊社代表月館の3名で全10名と面接を行いました。

<採用条件>
・当プログラムに意欲的であること
・(なるべく)初海外であること
・このプログラムが本人にとって挑戦的であること

などの項目から選ばれたのが、有馬さん(2年生)、伊藤さん(1年生)、内和田さん(1年生)の3名でした。

左から伊藤さん、内和田さん、有馬さん

それぞれ「新しいことへ挑戦にしたい!」「海外に行ってこの目で景色を確かめてみたい!」など想いを持って、参加してくれました。
選ばれた3名はタビマエ・タビナカ・タビアトの3行程に分けて、さまざまな台湾アンバサダーの活動を実施しました。

<タビマエ>プロジェクトを通して学ぶ台湾の魅力

①7/23 CHINA AIRLINES札幌支社の支社長ジェームズさんへインタビュー

初めてのプロジェクトは、CHINA AIRLINES札幌支社の支社長ジェームズさんへインタビューでした。ジェームズさんは、台湾出身のジェームズさんで、インタビューを英語で行いました。いきなり英語でのインタビューでしたが、事前に質問事項を英語で書き出し、後藤さんに通訳をしてもらいながら、何とかインタビューをすることができました。
ジェームズさんから台湾アンバサダーの就任証明書をいただきました!

そうなんです。これはすごいことでして。。。
なんと、CHINA AIRLINESさんが正式に「台湾アンバサダー」として彼女たちを認定してくれました!

その様子も、彼女たちが立ち上げたInstagramアカウントに投稿されているので、ぜひこちらもご覧ください。

②8/26「台北駐日経済文化代表処 札幌分処」訪問

実は、台湾と日本は正式な国交を結んでいないため、日本には台湾の「大使館」がありません。(プロジェクトを通して、国際情勢も学ぶ機会もありました。)その代わりに、「台北駐日経済文化代表処」があります。ここは、パスポート、ビザに関する領事業務などを行っており、いわゆる大使館や領事館の役割を果たしている機関となります。その「台北駐日経済文化代表処」の「札幌分処」が札幌駅前にあります。

台北駐日経済文化代表処 札幌分処のHPに掲載いただきました。

粘信士処長にも積極的にインタビューしている様子を生徒が動画にまとめてくれているのでこちらをご覧ください!

③9/8 新千歳空港にてグランドスタッフのお仕事体験&空港見学!

CHINA AIRLINESさんにご協力いただき、グランドスタッフのお仕事であるチェックインのお仕事を体験いたしました。新千歳から台湾に向かうお客様にお声がけし、スーツケースを運ぶ仕事などを体験しました。

そして、まさかの出国ゲートの中に入り、機内まで見学させていただくことができました。

最後は、地上から飛行機の出発を見送り、今日のお仕事体験を終えました。

ご協力いただいたCHINA AIRLINES新千歳空港事務所の皆様ありがとうございました!

④10/13「世界の旅フェスタ」のCHINA AIRLINESさんの出展ブース参加&プレゼン!

続いては、旅行代理店や航空会社がブース出展し、世界を味わえる『世界旅フェスタ』に参加してきました!
今回は、実際に台湾に行く生徒だけではなく、興味を持ってくれた生徒も一緒に参加しました

生徒たちは、CHINA AIRLINESさんのブースにて、手作りの台湾の絵が書かれた輪投げを元に参加者に遊んでもらい、台湾やCHINA AIRLINESさんのことを知ってもらう機会を提供していました。
生徒のアイデアで輪投げを通して、コミュニケーションをつくる工夫がされていました。

また、代表生徒がステージにて、台湾アンバサダーの活動についてプレゼンさせていただく機会もいただきました。

生徒たちは声を枯らしながら、1日ブースにて活動していました!
お疲れ様でした!

④10/27 TEDx SapporoにてCHINA AIRLINESさんのブース出展サポート ※急遽

プログラムの予定にはなかったのですが、急遽CHINA AIRLINESさんが北翔大学 円山キャンパスにて開催された『TEDx Sapporo』ブース出展にもお手伝いへ駆け込みました!
お越しいただいた皆様ありがとうございました!!

台湾滞在中の計画も自分たちで立てる!

出発前からたくさん台湾について学び、たくさん台湾について発信する経験をしてきました。

いよいよ出発に向けての準備です。このプログラムの醍醐味は「自分たちで行き先も決める」ということ。(プログラムで用意しているのは「CHINA AIRLINES台湾支社訪問」のみ)用意された訪問先に行くのではなく、自分たちが調べて「行きたい!」と思ったところに行けることは「自分で選択して、行動する」ことそのものです。

生徒たちが作った行程表を、JTBを辞めて、新陽の高校教員となった武田先生がキレイにまとめてくれたのがこちらになります。

さあ、こちらの行程表ができて、いよいよ出発です!

スポンサー企業であるCHINA AIRLINESさんの台北支社への訪問やそれぞれ探究テーマを決めて、訪問先を選ぶことや『千と千尋の神隠し』の舞台と噂される九份ツアーへの参加など、生徒たちが考えた行程で台湾を巡る旅となっております。

次回は生徒たちの台湾滞在中の活動についてお届けします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!