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居住地の選び方を考える - ネパールの田舎街を歩いて感じたこと【世界一周#13】

こんにちは、すみやです。

早いものでもう11月です。
ネパールは居心地が良くて3週間弱滞在してしまいました。

ネパール滞在中に、首都カトマンズから1番近いヒマラヤの展望台とされる丘の上の村ナガルコットを訪れました。

また、ナガルコットからの帰路は、田舎の村を通りながら、約4時間のトレッキングをしました。

トレッキング中に山の小さな村々を歩いて、自分はなぜ東京に住んだのか、日本に帰ったら東京に住む必要があるのかなどを考えたので、そのことについて書こうと思います。

なぜ東京に住んでいたか

私は、世界一周ひとり旅を開始する前は東京の23区内に居住していた。

東京を選んだのは、紛れもなく職場が東京にあるからである。
コロナ禍を経て、リモートワークが普及したが、私の在籍していた会社は対面コミュニケーションを重視する文化があったので、ほぼ毎日出社していた。

そのため、オフィスまでアクセスが良い場所を居住地に選んだのである。

ネパールの田舎を歩いて

ナガルコットでは、自家農園を持ち、家族経営のホームステイと名のつく宿に滞在した。
畑に加え、鶏やヤギを飼育していた。

毎日ヒマラヤを望むその場所で、自給自足の暮らしをする彼らと会社員時代の自分に大きなギャップを感じた。

トレッキング中は、小さな村を通って、村人とコミュニケーションを取りながら楽しく歩いた。

大自然に囲まれて、ゆっくりとした時間を過ごす彼らの暮らしは東京のそれとは程遠く、羨ましさを感じた。

何を優先して居住地を選ぶか

ネパールでゆっくりとした時間を過ごし、世界一周から帰国したら、東京に住まない選択肢を考えたいと思うようになった。

上述の通り、旅に出る前は仕事最優先で住む場所を決めていた。

しかし、旅する中で自分が好きなものを再認識し、それを満たせるような場所に住む方が自分は幸せなんじゃ無いかと思い始めた。

私が再認識した好きなことは、朝焼けや夕焼けを見ること、緑豊かな大自然に触れることである。
会社員の時は、朝起きるのがあれほど辛かったのに、旅中は朝日が見れると思うとワクワクして目を覚ますことができている。

自分にとっての最適な場所探し

そうは言っても、家族や交友関係、仕事やイベントごとへのアクセスなどを考えると、田舎に引っ越そうと即断はできない。

ただ、東京に住まなければいけない、職場から近くに住まなければいけないという自分の中の固定観念と常識を取り払って、自分にとって最適な場所を考えながら旅を進めようと思う。

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