東京に劣らず便利なクアラルンプールで感じた"ちょっと不便"の魅力【世界一周#4】
こんにちは、すみやです。
世界一周3カ国目の首都マレーシアのクアラルンプールを訪れました。
先進的な発展を遂げていた"便利な街"クアラルンプールで感じたことを書きたいと思います。
東南アジア有数の世界都市クアラルンプール
クアラルンプールは、東南アジアを代表する都市の一つである。
市内には鉄道が張り巡らされており、大抵の場所には電車で行けるし、先進的な商業ビルやタワーマンションが立ち並ぶ。
街中に危険な雰囲気はなく、夜に街を歩くことも容易であった。
日本人の移住先人気が高いことにも納得できた。
発展を遂げた便利な街
クアラルンプールを歩いてみて、東京に似ていると感じた。
それは、すべてググれば解決できて、Googleマップが適切なバスと電車のルートをすぐさま提示してくれるという非常に便利な街という点である。
実際、クアラルンプールでは複数の観光スポットを1日で回ったが、道行く人に尋ねる必要もなく、難なく観光を終えることができた。
旅に求めているものは何か
しかし、ここである違和感を覚えた。
つい先日訪れたブルネイでは、公共交通機関が発達していないし、最新情報をネットで得ることができないから、道ゆく人に尋ねる必要があった。
その時に生まれたコミュニケーションが、新たな出会いや関係に繋がることがあった。
しかし、ここクアラルンプールではコミュニケーションがほとんど生まれなかった。
これは、コミュニケーションを取る必要がない"便利な街"だからなのだと思う。
人に尋ねなくても目的地に行けるし、電車も一度乗り方を覚えれば東京のそれと何ら変わりはない。
逆にフィリピンやブルネイでは道行く人同士の会話が多いし、自分も目的を果たすためにいろんな人に声をかける必要があった。
"ちょっと不便"が生みだすコミュニケーションと出会い
私が旅に求めているのは、"圧倒的な便利さ"より、"ちょっとの不便さ"なのかもしれない。
ちょっと苦労して、現地の人とコミュニケーションを取ってなんとか目的を果たす。
これも旅の魅力の一つなのだと感じるクアラルンプール滞在だった。
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