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インドで人を疑う事に疲れたから、人を信じてみたくなった【世界一周#9】

こんにちは、すみやです。

インド2週間滞在を終え、スリランカにやってきました。
現地の人との関わり方で難しさを感じることがあったので、その気持ちを書き留めておこうと思います。

詐欺なのか、親切なのか

旅をしていると、常に人を疑うことを忘れてはいけないのは確かだ。

特にインドでは、日本人をターゲットにした詐欺が多く、大使館のホームページでも注意喚起がされている。

しかし、世界には本当に親切で何かをしてくれたり、助けてくれる人がいるのも事実だ。

人を疑うことに疲れたインド

インド、特にコルカタ、バラナシ、デリーで日本語で話しかけてくるインド人は、まず詐欺師だと疑うべきと色んな記事で読んだ。

だから、インドでは人に話しかけられたら、常に詐欺なのか、親切なのかを考えながらコミュニケーションを取っていた。

最初は親切でも、仲良くなってからお金を要求してくる手口もあると聞いていたので、どうしても一定以上の距離を縮めるのを避けてしまっていた。

もちろん、出会い方によっては疑いを持たずに仲良くなれたこともあったが、街中や観光地では常に人を疑って過ごしていた。

人を信じて見たくなったスリランカ

インドを離れ、スリランカを訪れた初日、とあるショッピングモールでスリランカ人に話しかけられた。

ドバイで働いていたが、退去を命じられスリランカに帰ってきたが、財布もスマホも無く困っていると言う。
昔働いていた会社のある街に行きたいから、交通費約1,000円と食事代約500円の合計1,500円欲しいと言われた。

身分証さえ持っていない彼を信じる根拠は明らかに不足していた。

しかし、彼が本当に困っているように見えたし、金額もそれほど高い訳ではない。
ここ数週間、人を疑って過ごしてきたから、なんとなく人を信じて見たくなった。

彼が本当に困っていたのか、私を騙していたのかは分からない。
私の電話番号を書いた紙と現金1,500円相当を渡し、無事目的地に着けたら連絡が欲しいと伝えた。

それから5日経過したがまだ彼からの連絡はない。
彼はどうしているのだろうか。

人と信じ合える世界が良い

人を疑うのは疲れる。
人を信じるのは勇気がいる。

新しい出会いが多い一人旅中は、自分の身を守るため、出会った人が信用に足るのかを常に考える必要がある。

そうは言っても、新しい出会いは一人旅の大きな醍醐味の一つだ。
できることなら、誰とでも信じ合えるような平和な世界になれば、なんて思った。

旅での出会い、人との関わり方を考えさせられる南アジア旅は続く。

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