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東南アジアで第二次世界大戦の歴史を訪ねて感じたこと【世界一周#5】

こんにちは、すみやです。
今回は、東南アジアの第二次世界大戦に関する遺跡や博物館を訪れる中で感じた、教育や歴史認識について書いてみようと思います。

第二次世界大戦への興味関心

私は第二次世界大戦の歴史に関心がある。

子どもの頃、家族旅行で沖縄、長崎、ハワイの戦争資料館を訪れたり、夏休みの自由研究では太平洋戦争を題材として祖父母にインタビューするなど周りの人よりこの分野に触れる機会が多かった。

だから今回の旅でも、チャンスがあれば戦争に関する資料館や遺跡を訪れたいと思っていた。

フィリピン、マレーシアで訪問した遺跡と博物館

マニラの遺跡の一つであるサンチャゴ要塞は、スペイン統治時代に築造されたものであるが、太平洋戦争の日本統治時代は、日本軍が利用していた。
太平洋戦争終盤、マニラ市街戦で市内は戦場になった過去がある。

マレーシアのラブアン島とコタキナバルでは、歴史博物館を訪問し、日本軍占領時代の様子や資料を見てきた。

その他にも、マレーシアのペナン島にあるモニュメントを訪問することができた。

ここでは、その資料の内容や様子については割愛する。

日本の教育で学べていない出来事があるという事実

私の記憶の限りでは、訪問した東南アジアの博物館や遺跡に記載のある事実は、日本の学校教育では触れる機会がなかった部分だと思っている。

もちろん、教科書に記載できる内容には限りがあるから、全てを記すことは難しいことも分かっている。

国による歴史認識の違いを理解すること

日本人の私からすると、広島や長崎、沖縄等の被害がどうしても日本における第二次世界大戦の歴史の中心にあるような気がしている。

しかし、国が違えば同じ第二次世界大戦という史実でも、それがどんなものだったと教育を受け、認識しているかは異なるのだと思う。

日本から見た第二次世界大戦とマレーシアやフィリピンから見たそれは違う認識があるということを理解しようとすることが大事だし、日本の加害の歴史を知ることは、日本人として必要なことなのではないかと思った。


一つの歴史的事象であっても、

・国によって捉え方が異なるという事実を理解すること
・自分の知っていることは歴史の全てではないということを理解すること
・他の国の視点で歴史を理解しようとすること

が大事なことだと感じた訪問だった。

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