続・継続することの大切さ。その2
こんばんは。
今日も一日お疲れさまです。
今日は前回の続きを書いていきます。
前回のあらすじ
小学1年生から水泳をはじめたサム。
水慣れはできていたけどクロールキックが下手すぎて1年間ひとつの級に滞在する珍事。
しかし親からのプレッシャーもなく楽しく通い続けるのであった。
キック級を合格して
一年かけてクロールキックを練習しましたが(笑)、クロールキックを合格してからはクロールクラス、背泳ぎクラスは順調に合格していきました。
※ちなみにクロールキックは今でも苦手です(笑)
自分なりに練習して、まぁ、人様に教えられるくらいにはなりました(笑)
さらなる難関が
背泳ぎクラスを合格すると、次は平泳ぎクラスに上がりました。
平泳ぎクラスは4つの級があるのですが、一番最初に平泳ぎのキックを練習します。
そう、キックですよ、キック。
また、キックの級で壁にぶち当たりました。
わたしってキックが壊滅的
簡単に言うとクロールキックと背泳ぎキックは、ひざと足首を伸ばして上下に動かすのですが(実際はもう少し複雑ですが)、平泳ぎのキックは足首を曲げてつま先を外側に向けた状態でひざを曲げ伸ばしします。
つまり平泳ぎキックは、今までのキックとまったく真逆の動きをすることになります。
ここでも、わたしの運動神経のなさが出ます。
平泳ぎのキックを合格するのに、6か月かかりました!(じゃじゃーん)
(クロールキックよりましか……。)
キック下手すぎ!もう笑うしかない。
結局、小学1年生からはじめた水泳ですが、四泳法を習得し、個人メドレーを泳ぎ、最後の級を合格した時には、そろそろ小学校を卒業しようかという時期でした。
時間はかかったけど
こうして小学校の6年間、毎週スイミングスクールに通いました。
たぶん、卒業するのは人より時間がかかったと思います。
でもずっと楽しくて、途中でやめたいとか一度も思わなかったと思います(そもそも途中でやめるという概念がなかった)。
その後
中学校に入って、なんの迷いもなく水泳部に入りました。
練習はキツかったけど、3年間ずっと楽しかった。
中学時代にわたしは平泳ぎを専門種目に選びます。
クロールキックが壊滅的すぎたという理由もありますが(笑)、もともと股関節、ひざ関節、足首関節がやわらかかったというのも理由です。
高校も部員数は少なかったですが水泳部に入って、平泳ぎにさらに磨きをかけることになります。
平泳ぎは奥が深い
今は、単純に平泳ぎが一番好きだから、平泳ぎを選んで良かったと心から思っています。
「平泳ぎの魅力を語ってください。」と言われたらたぶん、一時間は延々と喋っていられると思います。
それくらい平泳ぎって奥が深いです。
四泳法の中で一番、速く泳ぐための最新フォームをずーっと更新し続けてきた歴史があります。
※健康に関する常識が年々変化していくのと似ていると思います。
例えば以前は「卵は一日ひとつまで」というのが常識だったのが、現在は「健康な成人であれば2、3個までならOK」という考えが主流になっている、というのに似ていると思います。
平泳ぎの魅力に関してはまた別の記事で(笑)。
水泳を続けてきて思うのは
小学1年生から水泳をはじめて、今ではインストラクターとして人に水泳を教える仕事をしていて、思うことは、
「人って好きなことは永遠に続けてられるんだな」
というとてもシンプルなことです。
才能なんてなくても、上達がゆっくりでも、好きならやれるんですよね。
だからわたしは、ひとりでも多くの人に水泳を好きになってもらいたくて、この仕事を続けているんだと思います。
泳げるようになるためのスイミングスクールで、みんなが泳げるようになるためにインストラクターとして水泳を教えているんだけど、それよりも、「水泳を好きになってもらいたい」という気持ちの方が大きいです。
もちろん水泳指導も大事だし、そのための勉強も大事で、練習メニューとか伝え方とか、インストラクターとしてのレベルアップは大事なんですけど、それよりも「今日はどうやって子どもたちを楽しませようかなー!」ということをずっと考えています。
インストラクターとしてどうなんだという意見もあると思います。
でもね、
少しだけ、自慢をさせてください(笑)。
わたしは割と生徒さんから人気があります(恥ずかしいな)。
子どもさんのクラスでも「サム先生のクラスがいい」と保護者の方から言ってくださったり、大人のクラスでも、「サム先生の教え方が一番わかりやすい」というお言葉をいただいたりすることが時々ですがあります。
そういう言葉を聞くと、「わたしがやってきたことは間違っていなかったんだな。」と思うことができます。
指導方法や気遣い、言葉選び、コミュニケーションの取り方、そういったものの、答えをいただけているのかなと。
もちろん、インストラクターとして、社会人としてまだまだレベルアップしていかないといけない部分もいーーっぱいあります。
日々精進ですね。
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございます。
また次回の記事でお会いしましょう。
では、おやすみなさい。