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【白昼夢/UVERworld】生きることの儚さ、強さを知った2011.03.11

今日で、東日本大震災から7年です。

7年前の今日は生きることの強さ、そして儚さを知った日です。

7年が経つものの、まだ受け入れられない現実と戦っている人はたくさんいます。
日本人のサムライスピリッツ、助け合い精神でゆっくりでもいい方に進むと信じたいものです。

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僕自身、7年前の今日は茨城県にいました。
つまり、あの大地震を経験しました。

当時は大学生で、部活の合宿のために茨城県にいたのですが、
練習中に地震発生。

練習を行っていたグラウンドが地割れや液状化現象を起こし、
近くの民家の瓦が剥がれ落ちるなど、見たこともない景色が目の前を埋め尽くしていました。

もちろん練習は即中止。
安全のために宿舎に戻ったのですが、10m規模の津波が来るという警報が街中ワンワンと鳴り響く。

合宿地が沿岸部だったので、津波に襲われる可能性は極めて高い環境でした。

そこで、僕は本当に"死"を悟りました。
多分死ぬんだろうなと。

そう思った瞬間、落ち着きがなくなってしまい、精神状態が不安定になっていたため、
周りの部員に迷惑をかけたことを今でも覚えています。

人間、しんどいこと辛いこと沢山ある中で頑張って生きてるのに、
死ぬときはこんな一瞬なのか?と。

誰のせいでもないことで自分の人生は一瞬で終わって、
この世で生きた実感をなく死んでいくのかと。

これが、生きることの儚さを知ったときです。

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そして、生きることの強さを知ったのはこの後でした。

"死"を悟った僕に、
生きたい
という強い意志が生まれました。

何としてでも生きてやる。
こんなところで終わってたまるか。

できる限り津波の被害を受けなさそうな場所に避難し、
奇跡的に被害を受けなかった僕(僕達)は、
その日から自分の身体、命に本気で向き合うようになりました。

”死”を目の前のことだと悟ったあの瞬間から、
一瞬で終わる儚さを知ったあの瞬間から、
この世になんとなく生きてる自分が"生きたい"と思えるようになったのです。

だから、命に関わること以外は自分のやりたいようにやって生きるのが、
自分の"生きたい"という意志の形であるという気がします。

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7年経った今でも、震災と戦っている人たちがいます。
7年も経ってすっかり他人事のようになった震災によって、思うような生活ができていない人もたくさんいます。

そういう人たちのために、自分ができることは、
強く生きること
じゃないでしょうか。

震災と戦っている人は、孤独な戦いを強いられています。
僕達ができることは限られてるのかもしれません。

震災に限らなくてもそうだと思います。
自分が何かと戦うとき、一人で立ち上がらないといけない場面があります。

そんな時、自分を奮い立たせてくれるのは"強く生きる人"です。
「僕の近くにはこんな強い人がいる」。そう思えるだけでも立ち上がってやろうと前を向くことができるかもしれません。

だから、強く生きる自分を見て強く生きてほしい。
また、一人で立ち上がらないといけない時は強く生きる人の姿を見ていたい。

そうやって、ゆっくりでもいいほうに進むと信じて、
復興へ進んでいきましょう。

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UVERworldの白昼夢は、戦う人の『力』のために作られた楽曲です。

戦いの日々で時として僕らは
一人で立ち上がらなきゃいけない
そんな時も君のどこかで
この歌が流れて強く生きてほしい


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