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好きに理由なんてない

「ずっと野球やってるなんて、スゴイですね!」

約20年も野球をやっているので、こう言われることが増えてきました。
スゴイと思ってもらえてるのはとても嬉しいのですが、自分自身に実感がないのでいつもぎこちない返答しかできないのです。

「好きなんで。」

もしくは、

「辞めるタイミングがわかりません。」

と。

こんな塩らしい言葉しか返せないのが毎回申し訳ないのですが、本当にこの言葉しか出てこないのです。

野球の魅力、面白さについてなら夜な夜な話すことができますが、
自分が続けている理由は1秒で終わりです。

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申し訳なさすぎて、「何故野球を続けているのか?」について深く考えてみることにしました。

チームスポーツだから、本気の勝負ができているから、新たな発見があるから等、
色々思いつきはします。

が、これらはあくまで「野球の面白さ」を語っているに過ぎません。
僕が続ける理由を説明するには不十分。

ならばと、さらに深く考えてみました。

すると、とある結論にたどり着きました。
それは、

「理由なんてない」

ということ。

「好きだからやってる」「面白いからやってる」
それ以上の理由はありません。

好きなことに理由なんてないのです。 

全くロジカルじゃありませんが、この結論にたどり着いて僕は非常にスッキリしました。

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考えてみると、好きなものや好きなことに理由なんてないと思います。

僕は黄色が好きですが、理由はありません。
また、こうして文章を書くのが好きですが、理由はありません。

好きだから好きなのです。

難しいことを考えず、好きなものに正直に生きていられるので、
人間生活は楽しいのだと思います。

好きなものを詰め込んだ人生はきっと幸せなはずです。
そんな人生を送る権利は全員にあります。

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好きに理由はない。
それ即ち、正直に生きていいということです。

大好きなものに対して、理由なんて必要なく、ただひたすら真っすぐ向き合っていきましょう。

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