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アロマテラピーインストラクター試験に向けて まとめ①

アロマテラピーインストラクターの講座に通いはじめて、もうすぐ2か月。
あっという間に、全8回の講座も残すところ、あと1回になった。
そして試験まで、あと約1か月!

そろそろ本格的に試験勉強をしていかなくては、、ということで、自分の勉強の簡単なまとめと備忘録として、そして読んでいただく方へのアロマについて少しでも情報の発信になれば、と思い記事を書いていくことにします。

精油とは

まずはアロマテラピーの超基本的なことから。

精油とは
精油(エッセンシャルオイル)とは植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質。各植物に特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるもの。

アロマテラピー検定公式テキスト1級・2級

アロマやってる人からしたら、当たり前のことかもしれないけど、ほとんどアロマの知識がない人に向けて精油って何?て聞かれたとき、ちゃんと言葉で説明できるといいですよね!

精油の性質

  1. 芳香性  香りがある

  2. 揮発性  香りがひろがりやすい

  3. 親油性・脂溶性  油に溶けやすく、水に溶けにくい

  4. 引火性  火が燃え移りやすい

香り成分の働き

  1. 誘因効果  受粉のため、種子を遠くに運ぶために、昆虫や生物を引き寄せる効果

  2. 忌避効果  摂食されるのを防ぐために、昆虫などの生物を遠ざける効果

  3. 抗真菌効果・抗菌効果  カビや酵母はどの真菌、細菌の発生・繁殖を防ぐ効果

こうやってみると、花や植物にいい香りがするのも何かしらの役割があるんだなぁっていうことが、改めて分かりますね!

精油の製造方法

精油の製造方法は現在では、主に3つ。

  • 水蒸気蒸留法  多くの精油がこの方法で得られる。熱と水にさらされるので、本来の香りや芳香成分が一部失われる。

  • 圧搾法  主に柑橘類の果皮から精油を得るとき。劣化しやすい。

  • 揮発性有機溶剤抽出法  花に含まれる繊細な芳香成分が含まれる。


あとは
・油脂吸着法  古くから用いられていた方法。今は揮発性有機溶剤抽出法によって行われている。冷浸法(アンフルラージュ)と温浸法(マセレーション)。
・超臨界流体抽出法  比較的新しい方法。高価な装置が必要となるため精油を得る目的では広く用いられていない。

植物の抽出部位や性質によって、いろんな抽出方法があるんですね!
また、水蒸気蒸留法で精油を得る過程で、水溶性の芳香成分を含んだ「芳香蒸留水」がいっしょに得られます。
この芳香蒸留水はおだやかな作用を持つため、そのまま化粧水として使うこともできます。
今、わたしも実際にネロリの芳香蒸留水とグリセリンを混ぜたものを化粧水として使っていますが、けっこういいかんじだと思います!


今回は基本的なことばかりでしたが、次はあたまが痛くなりそうな精油の化学について書きます!



出典          アロマテラピー検定公式テキスト1級・2級
アロマテラピーインストラクター・セラピスト公式テキスト






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