世界はみんなの工夫でできている
なにかを成し遂げたいとかはピンとこなくって、でも毎日をなんとなく過ごせればいいって割り切ることもできない、何か足りない日常の不全感。
そんな退屈な日常の足元に目を向けてみること。目が覚めて、ご飯を食べること。隣にある温度を愛すること、温度のいなくなった夜を抱きしめること。そういうところから始めていくべきなのかもしれない、いやむしろそんなことくらいしかできることはないんだろなちっぽけな我々には。
いつもの平穏な日常を思い返してみると<主人公>の周りにはいつも音楽があって、でも