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赤ちゃんをお迎えしたい日記✐など。約10年ノンストップで働き、今は仕事をお休み中。書く…

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赤ちゃんをお迎えしたい日記✐など。約10年ノンストップで働き、今は仕事をお休み中。書くこと、ゆっくり話すこと、あみものが癒し。最近の関心は、はじめたばかりのシェア型本屋さん、メンタルヘルス、対話。

最近の記事

移植を待つ間、ふと思ったのは

きつかった採卵後、無事生理が来てお腹の張りも歩くしんどさも解消された。 生理は生理でそれなりにお腹が張ったり体が重くなったり大変なのだけれど、それでもあの苦しさにくらべたら、生理が来てくれてほっとした。 で、待ってましたとばかりに気分転換に出掛けている最近。 移植を待つ間はホルモン値を操作するテープを貼るだけなので、いままでで一番楽な感じ。 朝に頭痛がすることはあるけど、これのせいか、動き回って疲れてなのかわからないぐらい。 体調が安定すると精神も安定するようで、この前

    • 採卵後の散々な1週間

      初めての体外受精に向けた採卵から6日経った。 こんなに大変だと誰が思ったであろう………という1週間だった。 パニック障害は予期不安(パニックで呼吸困難になったらどうしようという不安。別のことで以前呼吸困難になったことがあると、同じようになったらどうしようという不安に支配される)というのがあって、全身麻酔が心配だったのに、それについては本当に難なく終わった。 前日に同じ症状を持つ友達に相談し、「頭の中でリピートする曲を決めておくといいよ」とアドバイスをもらったこと。 当日の麻

      • ついに採卵🐣相変わらず怖い!けど来い!

        サイパンから帰って3週間。 採卵前の「前・お疲れ会旅行」は、想像以上に癒やされ、 パニック障害を経験しているのもあってあんなに不安だった採卵に 「どんと来い!」と思えるまでになった。自分でびっくり。 現実に戻って通院を再開。夫の「一緒にがんばろう」の一言に、 なんか嬉しくなった。 がんばるのは私ではあるんだが、毎日の注射を必ず横で見ててくれて「おつかれさま」と声かけしてくれる夫の姿にとても癒やされた。 最初の数日は頭痛とだるさに少し悩まされ(とはいえ、本を読める程度だった

        • サイパン旅行記ーメモリアルパークで亡くなった小さな子の名前に触れる

          2日目 お昼頃までたっぷり寝て起床。 雨季に行ったので雨続きになることを心配していたけれど、 昨日のタクシーのおじちゃんが「明日は晴れるよ」と言っていた通り! 夫が旅行のために必死に仕事を片付けてくたくただったので この日はのんびりめを予定し、中心街へぶらぶらと歩いた。 おなかペコペコだったので一番最初に見つけたレストランへ。 マヒマヒという地元の魚を使ったサンドイッチはかなり大きかったけど美味しいので気づけば完食。胃も大きくなりそう... おなかいっぱいになって裏手の海

        移植を待つ間、ふと思ったのは

          体外受精がんばる前・ごほうびサイパン旅行🌴

           初めての体外受精前に、自分たちへの前・ごほうびとして行ったサイパン旅行。成田から飛行機で3時間半の場所とは思えない、今まで見たなかで一番たくさんの熱帯魚と澄み渡る広い海に心奪われた一週間だった。 はあー・・・・・ 1990年代に比べると日本人観光客は圧倒的に減っているらしい。 「サイパンに行く」と言うと、周囲からは「そうなんだ?(リゾートに行くならバリとかベトナムじゃなく?)」という反応だった気がしたけれど、 今回初めて行って、 南国をのんびり楽しむ / 太平洋戦争の痕跡

          体外受精がんばる前・ごほうびサイパン旅行🌴

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ーメンタル面の「対策と傾向」は世界一周?

          不妊治療中、もしかして一番困るんじゃないかと思ってきたのが、 心の持ちよう。何をがんばっても、特にがんばらず過ごしていても 授かるかどうかの最後のひとさじは誰にもどうにもできない、ということ。 そのこととうまく付き合いながらやっていくのって難易度高すぎないか・・?と思い始めたのは治療を久しぶりに再開したころだった。 カウンセリングで、カウンセラーさんに言われた言葉で特に記憶に残っているのは 「治療中の方で、仕事をがんばってきた人ほど、洗濯機でぐるぐる回されたみたいになるんで

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ーメンタル面の「対策と傾向」は世界一周?

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ー第三者に肯定してもらえるってこんなに嬉しい

          通っている不妊治療クリニックの提携のカウンセリング。 夫婦別々や、一緒にこれまで数回利用してきたけど、 とても、良いのです。 毎周期、だめだった場合は受けようと決めていたので 今回も予約してオンラインで話を聞いてもらった。 内容は、前回書いた、私たちの周囲から突然向けられる言葉への 2人の受け止め方の違いや、 体外受精にステップアップしてだめだった時の心のもちようについて。 特に心に残ったのは、 「不妊治療をしたことがない人にとって、治療をしている人の気持ちって 本当に分

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ー第三者に肯定してもらえるってこんなに嬉しい

          赤ちゃんをお迎えしたい日記~とにかく泣いた

          人工授精の結果。 不成功。 いろいろあってなかなか書けなかったけど、今回はだめでした。 一番しんどかったのは、結果よりも結果が分かるまでのラスト3日ぐらいだった。 おなかが徐々に重くなってくるのは生理の前兆のような気がする、でも万が一、妊娠・・・?と嫌でも期待する。 そんなブレブレ、センシティブモード全開の時に、海外の友人からラインで「ひかり、子作りがんばってね~!ハハ!」という軽いノリの メッセージが来て爆発してしまった。 「こんなにがんばっているのに、これ以上何をがん

          赤ちゃんをお迎えしたい日記~とにかく泣いた

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ーそれ言うなよ😭編

          初めての人工授精の結果待ちの今。 そわそわで心も波打ちやすい。 ので、いままでに言われた言葉でモヤモヤしたことをまとめようと思い立った。 分かる、って思ってくれる方いるかなあ。 1、 男性の上司に「どんな治療なの?なんで子作りなのに今ピルを飲むの?」など色々聞かれたこと。 性に関する体のことは、とてもプライベートなことだしセンシティブなこと。 でもこちらも通院のために色々配慮してもらってる身だし..と思い、戸惑いながらも懇切丁寧に答えてしまった。 でも帰宅してから、なん

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ーそれ言うなよ😭編

          広島原爆の日に思うことー対話を続けたい

          今日は2024年8月6日。アメリカが広島に原爆を落とした日から79年。 先月6日、友人を誘って久しぶりに広島を訪れた。 大学生の頃、多国籍の仲間たちと広島で被爆者の話を聞き、語りあった時から10年以上たった今、行けばどんな風に感じるだろう、と思ったからだ。 平和記念資料館は2019年にリニューアルされたらしい。 新しい資料館を見るのは初めて。 私の記憶では、以前は原爆投下までの歴史をたどる年表から始まっていた。読むのに少し疲れていた。 でも今回、足を踏み入れるとまず目に

          広島原爆の日に思うことー対話を続けたい

          赤ちゃんをお迎えしたい日記 ー 夫のふとした一言

          ついに人工授精日当日。 大手術などではないと分かりつつも 朝からなんとなくそわそわ。 精子は院内採取を選んだため、いつも一人で行く道を夫と歩くのはなんだか新鮮でうれしかった。 まずは最後の内診。排卵間近の大きさになっていてバッチリ。 その間に夫は精子を採取。後から聞くと、20分以内に採取するように 言われたらしく、「急いだことなんてないから疲れた-・・・」とのこと。 後ろがつかえないように時間が決まっているのかもしれないけど、 もう少しゆとりがあってもいいだろうにな、と気の

          赤ちゃんをお迎えしたい日記 ー 夫のふとした一言

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ー人工授精4

           8月になった。月のはじめはなんとなく気分が一新されるから好き。 今日は心なしか風が涼しい気がしてほっとしながらクリニックへ。 あんまり待つこともなく内診になり、無事卵胞は育っていた! ようやく排卵日予測ができ、初めての人工授精日が決まった。 パチパチ-と心の中で拍手。ホッ。思った以上に気分が上がった。 ただ、卵胞が二つ大きくなっていて、同時に排卵する可能性があると伝えられた。もし同時に授精すると、双子ちゃんの誕生になる。 「双子か~」とちょっと笑みを浮かべた私に、先生か

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ー人工授精4

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ー人工授精3

           昨日は午前の通院。まだコンクリートが太陽の熱を吸いきってなくて照り返しが少しはマシか・・?と思いながらクリニックへ。 今日は苦手な先生がいる日だったけど、別の先生に通されたのでほっとした。 これは前に看護師さんにおずおずと相談した時、「人間だから相性ってありますよねー。他の患者さんでも、この先生は嫌だ、って言うことありますよ。100%お約束はできませんが、なるべく当たらないようにしますねー」と言ってくれて「言ってよかった・・・!」と思った。 どこが嫌、苦手、を一応伝えたけ

          赤ちゃんをお迎えしたい日記ー人工授精3

          赤ちゃんをおむかえしたい日記~人工授精2

          前回から1週間後の通院。 ・・・に至るまでに体調絶不調の1週間だった。 相方の風邪がうつったかなあ・・という微妙な体調のなか、 フェマーラ内服と注射による排卵誘発をほぼ同時に開始した1週間前。 その次の日、にぶい頭痛。1日ほとんど寝、治るかなーと思った次の日、 もっとひどい頭痛がやってきた。本も読めないし何もできない! 熱はないのだけど、高熱が出ている時のような頭痛としんどさに耐えきれず、近くの内科へ。 猛暑の中、「コロナかもしれないので検査します」と言われ、結果陰性だった

          赤ちゃんをおむかえしたい日記~人工授精2

          赤ちゃんをおむかえしたい日記 人工授精~

          *不妊治療の日々をただ大変でつらいだけのものにしないように、ぽちぽちと書き残す日記。 今日は初めての人工授精のための2回目通院。 午後2時に予約したので暑い。通院先には苦手な医師がいて、なるべく当たりたくないのでその人がいない曜日を選んで来た。今日の先生たちはゆっくり話を聞いてくれるからかな、回転は遅い。予約をしても待ち時間が長い・・・。 本を読みながらなるべく「遅いな~」というのを気にしないように待った。 女性の先生はテキパキしているけど威圧感はないし、質問にちゃんと答

          赤ちゃんをおむかえしたい日記 人工授精~

          ユミの細胞たち#💕

          ユミの細胞たちを見終わった。 一言で言うととにかく「整う」ドラマだった。私の中では「愛の不時着」に並ぶ推しドラマ。ヒーリングドラマになったかも・・・。 ユミの服も部屋もかわいくて癒やされるのもそうだけど、何が整うかって、 ここまで日々の何気ない感情の揺れ動き、行動のひとつひとつを決める心の動きを丁寧に見るドラマってかつてなかったんじゃないかと。 ストーリーにすると、32歳の会社員ユミが職場の後輩に恋しかけて、でもダメで、その後紹介で出会ったウンと付き合って、最後・・・とい

          ユミの細胞たち#💕