学校で会社活動というものをしてきた話。
夢をみた。
また、先生をやってた。
学級開きだった。
笑ってて座らない子が4.5人いる。
意図的に座っていない。
なんて声をかけようか。
考えていたところで終わりました。
夢に出てくるほど
私の意識の中には
根強く先生が残っているのだろうな。
座らなかった子たちは
注目してほしかったのです。
場を乱すようなことをしてまで
自分を見てほしい。
そんな子がクラスに一人はいたりしました。
その子にどう関わるか
いつも考えていました。
この注目してほしい。
承認欲求が出るのは
自分が認められる経験が少なく
エネルギーが余ってる子です。
家庭にそれを求めることは難しかったので
学校で
それを満たすような場面をつくる必要がありました。
だけど、大抵は
勉強ができない。
運動もできない。
コミュニケーションが上手ではない。
そういう子です。
学校はできる子が
評価される場所なので
できない子たちは苦しい。
私はそんなのができなくても
これならできるよ
というのをみんなにも見せられる環境を
つくらなくちゃならないと思っていました。
そして
子どもたちにも選択できる時間
やりたいと思ったことをやってみる時間を
作ることにしました。
それが
会社活動です。
クラスを楽しくすることならなんでも良いとしました。
少なくとも、2人でやるということにしましたが
基本的に誰とやってもいいです。
クラスにはいろんな会社ができました。
クイズ会社
イラスト会社
生き物会社
遊び会社
建設会社
お笑い会社
一週間に一度は、たった15分でもこの活動をしました。
休み時間にも夢中でやっていた子もありました。
教室には活動が停滞しないように
画用紙や折り紙や紙を
常備しました。(自費ですが)
1ヶ月に1回は給料日を設けました。
1人2枚のシールを渡して、投票券とします。
1枚は自分の会社に入れてもいいですが
もう1枚は他の会社に入れなくてはならないです。
クラスを楽しませてくれた会社に入れることとしました。
1枚もらうと10万円になります。
1ヶ月の売り上げを発表される瞬間は
とても盛り上がりました。
トラブルもありました。
疑問視する保護者の方もおられました。
だけど私は
学校に
選択する機会と
誰でも、輝ける機会を
提供したかったのです。
会社の掲示板は
子どもたちの手作りが溢れていて
とてもすきでした。
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