10年ぶりのドイツ旅2
2日目 Deutschland ticketを手に入れよう
昨日は午後9時前には寝落ち。でも、午前1時にトイレで目が覚めた以外は、6時までぐっすり眠れた。合計9時間は眠った事になる。幸い、周りの騒音で起こされることなく、爽やかに朝を迎えられ、昨日まで移動の疲れもかなり癒された気がした。ドイツはまだ最低気温が11°と低いので、厚めのパジャマ(ロンTとジャージ)を持ってきたのだが、部屋が暖かいのでもっと薄くても良かったかなと思った。
昨日スーパーで買い込んだ、ブルベリーとバナナ、ヨーグルトを朝食にして食べた。まだ7時過ぎだったが、外へ出る支度が既に整ったので、近所散策に出る事に。
パン屋さんで甘いapple strudel
近くのパン屋さんは既にオープンしており、コーヒーもサーブしているようだったので、コーヒー飲みたさにさっそく立ち寄る事に。ドイツといえば、apple strudelだろう、と相方がゴツいアップルパイ的なものを注文。砂糖たっぷり、カーボたっぷりの絶対太るやつだ。一口だけもらったが、コーヒーに合う甘さだった。朝のヨーグルトバナナを食べていなければ、パクパクいきそうだった。ほんのり暖かかったので、今朝焼いたばかりだったのだろう。
店内の脇のテーブルで頂いていると、次から次にお客さんが来て、パンと飲み物を買って行く。常連が多いようで、店員と談笑する人も。
会話の第一声は「ハロー」で終わりは「チャオ」
イタリアのノリに似ている。業務以外の会話はしなさそうなイメージだったので、少し意外に感じた。
コーヒーとapple strudelを食べた後、その近くにあった別のスーパーに寄った。こちらは業務用スーパー的な感じで、昨日行ったスーパーより概ね安いものが多かった。特に水が2リットル27セントだったので、一本買い足す事に。
この時、レシートに何やら身に覚えのないチャージが載っていて、何だこれ?と首を傾げた。店員に聞きたかったが、レジは大行列ができているので聞きにくい。25セントという微妙な額なので、諦めて帰ることにした。
ドイツのペットボトルリサイクルシステム
後から判明したのだが、この25セントのチャージはペットボトル代。飲み終わって空になったペットボトルをスーパーにあるリサイクルマシーンに入れるとレシートが印刷されて、買い物時に合計金額から差し引いてくれるというシステム。
ミュンヘン中央駅の駅員はイライラモード
その後、ミュンヘン中央駅に行ってDeutschland ticket購入を試みる事にした。が、駅の緑の窓口的なるものに長蛇の列ができており、並ぶことは諦めた。全然進んでなかったし。
せめてここでチケットが買えるかだけ確認したかったので、チケット販売機横にいた駅員に声をかけてみた。すると、イライラ口調で「ちょっと待って!!」と返された。一言、ここでDeutschland ticketの取り扱いやってるかだけを聞きたいだけなので、怯まず「ここでDeutschland ticket買えるの?」と聞くと、またイライラ口調でDeutschland ticket買いたいなら、この列並んで!パスポートとクレカも用意して!と返ってきた。答えてくれたので良かったけど、かなりカリカリしてるようだった。
私の中にあった、ドイツはシステム構築、運用もピカイチ説に陰りが出てきてしまった。そもそも、中央駅窓口のみで取り扱いにするから、ここの窓口に客が殺到して行列になり、それをさばくのに人員も時間も必要になってしまっている。また、それ以前に、DBのサイトを分かりやすく買い方もシンプルにしておけば、客はオンラインで購入でき、窓口に来る人も減るのではないか?
日本もdx化が遅れていると言われているが、ヨーロッパ、少なくともドイツも別に進んでいるというわけではなさそうだと感じた。慰めにはならないけど_(:3 」∠)_
*Deutschland ticketについては別記事で書くつもりですが、経験上、非居住者の窓口購入はお勧めしません。
白アスパラスープ飲んで休憩
人でごった返す駅を早々に立ち去り、マリエン広場の方へ向かった。途中でデパートOberpollingerがあったので、立ち寄る。最上階が、学食風になっていて(安くはないけど)好きなものをとって、お会計する流れだ。そこまでお腹がすいていなかったので、旬で美味しいと噂のホワイトアスパラガスのスープ4、9ユーロのみをトレーにのせて、会計を済ませた。
正直、味は期待したほどではなかった。アスパラもフレッシュなものを使っているのかさえ謎だった。クタクタに煮過ぎているのか、食感は微妙で、味はアスパラの甘味がなくエグ味が残っているという感じ。書くと散々な感じだが、スープの味は一般的なコンソメ味なので、不味くはない。水分と繊維物を摂れたという事でポジティブに捉えておいた笑
その後は、ゆるゆるマリエン広場周辺を散策してみた。ここはミュンヘン一の繁華街プラス観光スポットなので、早朝以外はいつも人で混み合っている。5月の末で既にこの人混みなのだから、観光シーズンピークの夏は、ディズニーランド状態なのだろうなと想像する。
この時気づいたのは、ドイツは歩きタバコがとても多いこと。人混みだと避けるに避けられないので、煙を結構浴びてしまい参った_(:3 」∠)_
パリも喫煙率とても高いけど、ここまで歩きタバコ多かったかな??どちらの国も、やたらオーガニックショップが多くて、一見健康にこだわり持ってる(ドイツは更にハイキングやサイクリングする人も多い健康増強国家)なのに、タバコ好きって全てを台無しにしている気がする。。
人混みとタバコの煙で、何だか疲れてしまい、早々に退散する事にした。
ホテルに戻って少し休んだ後、少し離れた大型スーパーREVEに行って、またソーセージとプレッツェルを食べたり、薬局でビタミンタブレットを買ったりして、一日を終えた。