持ち家物語#10 持ち家を手に入れた
送信後、自動返信で見学希望日をお知らせくださいとメールが送られてきた。加えて、探している物件の条件や他に見学をしている物件があれば共有してほしいと記載されていた。
全ての質問に答えて返信。しばらくすると電話がかかってきた。
希望日の中で予約が確定できたとのことだった。せっかくなので、近隣で似たような物件があれば一緒に見学しませんか?と提案され、電話の後にメールで物件情報が送られてきた。残念ながら条件が合うものがなく今回の物件のみになった。
見学日当日
待ち合わせ場所にいくとすでにスタッフさんが待っていた。
軽く挨拶をして物件に向かう。
中に入ると、もう一人のスタッフが待っており、2人で部屋の案内をしてくれた。(部屋にいたスタッフはベテランの域に達していた。後で聞いたのだが、もうすぐ退職されるようだった。迎えに来てくれた人は新米のようで、ベテランから仕事を通じて勉強中のようだった。)
部屋はスケルトンの状態にしてリフォームしただけあって新築のように見えた。窓からの景色は素晴らしく、日当たりも良い。間取り、立地、設備も問題なかったので、すぐに申込みと事前審査の手続きに入った。
事前審査は、都市銀行2社とARUHIで行った。
自分で申し込んでいたネット銀行の事前審査は、物件条件が合わないらしく外された。
たくさんの書類を書き、必要な書類を集めて事前審査に挑む。
都市銀行の内1社は審査落ち。もう1社は物件価格だけの融資であれば本審査に進めます。という結果になった。
ARUHIは諸費用も含めて事前審査を通過した!喜びと共に、以前に適当な対応をされた不動産屋を思い出した。
「何が、もお審査無理ですね。だ!!!ふざけんなあ!!」
と心の中で叫んでしまった。
諸費用も含めて住宅ローンを希望していたので、ARUHIにて本審査を進める。2週間もしないうちに本審査も通過した。
住宅ローンの手続きや、物件購入に関わる書類の手配をしながら、引っ越しの準備も進め、見学から1ヶ月半後。ついに持ち家を手に入れた。
引き渡しは午前中だったので、お昼ごろ持ち家を訪れてみた。
鍵を開けて中に入ると見学の時と同様に、明るい日差しが差し込んだ部屋が出迎えてくれた。
とても静かでした。
とうとう手に入れた。
なんともいえない達成感があった。
人生において大きな出来事になった。
住宅ローンや管理費、税金と。。
新たなスタートに不安と楽しみが入り混じる。
人生は楽しくなるはず。
そう言い聞かせた。
次回に続く
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