海音/Kaito

重力捨てるか......。

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重力捨てるか......。

マガジン

  • 哲学徒の食事

    一応古典ギリシア語が読めてプラトンについて興味がある私、海凪が池袋西口の飲食店を中心に、食べたり飲んだりしているものについて紹介。

最近の記事

表象不可能な項目

電撃と見紛うような 恐怖が血管の中に混ざる 微粒子の濃い煙の向こうに 黒い鎖鎌がついてきている 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 無くならないの 1/29から2/3の6日間,正確には夜行バスで移動したため前後の日を含めた8日間にわたって,高知でクライミングをした。 全日程にわたって,マットの手配やトポ,およびその他さまざまな情報の提供からエリアのアテンドまでを多くのローカルクライマーによって助けられたため,まず

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    • Chouchouというアーティスト

      Chouchouというアーティストを10年ほど断続的に追っている。 曲で言うとAnother dawnくらいから。 Chouchouについて,僕も詳細を知っているわけではないのだが,とにかく彼らの作品に惹きつけられてきた。 正直なところ,人気にならなくてもいいけどもう少し知られてほしいアーティスト筆頭である。 かっこよくて,繊細で,優しくて,現実離れしている。 そもそもの部分で,ゼロ年代にメタバース上で音楽制作をしていること自体信じられないなと思うのだが,とにかくT

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      • シーズン開始です。

        10/13 14日に奥多摩の友人宅へ前泊で瑞牆に行く予定があった。 その前日、友人宅へ向かうついでにどっかで登ろうと思い、まだ行ったことのなかった裏御岳。 目当ては飛雄馬とか。正直あんまり知らない。ミジララもやりたいかも。 家の方では雨がそれなりに降っていたので心配だけど、そんなことより5月ぶりの岩登りがしたいばかりだった。 前日にメンタルブレイクする事案が発生したのでとりあえずなんかメインエリアを外れて人に会いたくないのもあった。人の多い岩場あんまり好きじゃないし

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        • 恋愛の食卓

           僕のnoteの下書きには,ろくに文章なんか書いていないのに思いついたようにタイトルだけ書いてあるものがさっき数えたら120くらいあってちょっと面白かったので一つ触れてみる。  何をみて書いたのか思い出せたり推測が付くものも多いが,特に由来が思い出せなかったのがこれ。どう考えても何を見て残してあるのか全く思い出せない。詩かなんか読んでそれっぽい言葉を書いておいたとしか思えない。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ―――—必死に想像力を

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        表象不可能な項目

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        • 哲学徒の食事
          1本
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        記事

          M.ハイデッガー 『存在と時間』(細谷貞雄訳) 上 筑摩書房、1994 第3節、第4節概要

          第三節 存在問題の存在論的優位       ・前節で問いの形式的構造から存在への問いの性格を明らかにした結果、問いが特有なもので、その解決には一連の基本的考察が必要の必要性が判明した。 ・問いの動機、意図、機能を見渡すことで存在への問いの格別さがわかる。 存在への問いを反復する必然性は、まずその問いの由緒正しさ(古さ?普遍性?)に始まり、その答えの曖昧さと十分な問題設定が行えていないことに動機づけられる。 ・存在への問いはもっとも普遍的な普遍性についての形而上学的考察に留まる

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          M.ハイデッガー 『存在と時間』(細谷貞雄訳) 上 筑摩書房、1994 第3節、第4節概要

          諦めること

          最近気付いたら22になってたことがかなり苦しくてもっと学生っぽいことやっとけばいいんじゃなかったのかって思うしもはや若さは少しづつ枯れていくのだと感じる。見た目が変わるのはいいけど話す内容とか文体、話し方まで変わっていってしまうのが寂しい。でも抗うと痛い。 時間とかその世代のファッションや振る舞い方はどうしても返しのついた一方通行の筒のように思えて、どうして19とかの時にもっと遊ばなかったのだろうと 次に来る春が学生として迎える最後の春だということ、そしてそれは就活のため

          諦めること

          カレンダーの存在意義

           僕はこの前彼女に、ひたすらにめんどくさい質問をした。  「僕が今朝起きてから家を出るまで考えてやまなかったものを当ててくれ。ヒントは、年末によく売れるもので、一家に一つはあるもので、その機能は変わらないけれど、大まかに二種類ある。」  そう、答えはカレンダーである。  で、何を考えていたかというと、「カレンダーの存在意義」について考えていた。「カレンダーの存在意義」について考えるとはどういうことか。  端的に言えば、カレンダーの中でも紙のカレンダーってなんであるの?

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          カレンダーの存在意義

          10月14日(水)午後3時、僕が二郎系ラーメンを食べた理由。

          その日、僕は彼女と17時に待ち合わせをしていた。それ故、二郎系ラーメン(ラーメン大 池袋店)なんか食べてはあまりの脂に腹を壊すのは分かっているので普通は待ち合わせ前に食すことはない。 前提として、僕の好きな食べ物は中華やネパール料理をはじめとするエスニック料理や様々な形態のカレーと甘いものである。 知っている人もいるだろうが池袋はそのような料理を提供する店の宝庫である。池袋駅の西〜北口にかけてはややチャイナタウンの様相を呈しており、いわゆる町中華から中国人向けの中華料理店

          ¥100〜

          10月14日(水)午後3時、僕が二郎系ラーメンを食べた理由。

          ポストモダンの日本が担う立場とは?

           私が師事する立教大学文学部准教授の福嶋亮大氏とその友人(?)である香港中文大学の張彧暋(ちょう いくまん)氏による共著『辺境の思想』を読み終わった。  今年の6月1日に文芸春秋から刊行されたかなり新しい本で、その表紙には、本文にもたびたび登場する2014年に香港で発生した「雨傘運動」の写真があしらわれている。  この本は日本の福嶋氏と香港の張氏の間で交わされた14通の往復書簡という体をとっているが、互いに対する発言はもちろんのこと読者を意識した用語解説なども充実している

          ポストモダンの日本が担う立場とは?

          遠藤周作『沈黙』―将来の救済を信じる者は眼前の苦難をどう捉えるか―

           突然の苦難が襲ったとき、神による将来の救済を信じる信仰者は何を考え、どう生きるのか。このテーマの探究はユダヤ教・キリスト教の聖典とされる旧約聖書に収められている『ヨブ記』にはじまり、ごく最近ではテッド・チャンの短編SF作品でも取り上げられている。 キリスト教神学においては普遍的なテーマであり、カトリック作家遠藤周作もまた、このテーマを中心に据えた『沈黙』という作品を著している。この「将来の救済を信じる者が眼前の苦難をどう捉えるか」という問題は前述のキリスト教に限らずあらゆる

          遠藤周作『沈黙』―将来の救済を信じる者は眼前の苦難をどう捉えるか―

          イサム・ノグチ回顧展 彫刻の世界へ

           先日福嶋亮大先生にお誘いをいただいた、初台は東京オペラシティ、アートギャラリーで行われている「イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─」という展覧会へ行ってきた。  イサム・ノグチに関する予備知識は以前秋葉原のインテリアショップ、ヤマギワでみかけた照明器具、「あかり」シリーズくらいのものである。でもそれはイサム・ノグチのある一面でしかないらしい。むしろ彫刻家だと。とりあえず彼については何も知らないので全く知らない分野のことを見てくるのもいいだろうと思い興味本位で参加

          イサム・ノグチ回顧展 彫刻の世界へ

          ヨブ記

          昨日思ってたことの備忘録 神は全知全能なのだからその御業でお創りになった世界がどうなるかも当然知っている。 とするならば我々人類が生きているのは既に予定され決められた物語の中なのではないか?って話してたんだけどそれってつまりカルヴァンの予定説なんだよな。 ヨブ記を読んで思うこと ヨブ、神様に信頼されすぎ羨ましい なんでハッピーエンドに終わるの(テッド・チャンの受け売り) 3人の若者の子供がいたのに全員殺され家畜(お金)も全部すっ飛ばされてラストで返却、子供は赤ん坊(は

          はじめまして

          SNSというものは数あるが、面白そうだし春なので新しくnoteをはじめてみようと思う。 最初ということもあって多少どんな人間がここへ書くのか、筆者の自分語りにお付き合い願いたい。 4月から世間並みには大学という所へ通う事になった。 世の中の"大学生"に対するイメージとしては「学徒」「遊び盛り」「モラトリアム期間」というものが挙げられるだろう。僕もそれには多少なり同意する所がある。 僕は高校卒業後に進学先がなく、所謂"浪人"となったのだが、1年間は受験に対する勉強以

          はじめまして