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「絶対に、変わりたくなかった」私のお話②

前回からの、続きです。

私は師匠から「覚悟」を問われる度、必死に抵抗しました。

「これ以上私に、苦しめって事ですか?!」
「親捨てろって?!」
「どうせあたしなんか、あなたの金ヅルでしかない…」
「感じ切りやったら、また鬱になる」

そうやって私が自暴自棄になるたびに、私のエゴが暴走するたびに

「もう無理だ、これ以上は、出来ない」
「ここまでか」
「もう、やめてしまおうか」

そんなことを何度と思いながらも、次第に私はどこかのタイミングで、師匠からの指摘にいちいち反応してしまう自分の素振りが、「恥ずかしい」とすら思うようになっていました。

なぜならそれが、私にとって図星だということに気づいてしまったから。
そしてその頃から、いちいち「ダメな自分を肯定」しようとすることを、どこか諦めるようにもなっていったのだと思います。

しかし「覚悟」だけはどうにも決められず、最後の最後までうやむやにしてきましたが、とある瞬間に垣間見た私の現実は、「何ひとつ、発展が無かった」。
それどころか、自分の被害者意識はより強化され、自分が中途半端に手をつけては放置しまくった未消化の感情で混乱し、そこでようやく私が目にしたのは、ただ茫然自失と「落ちぶれた私」の姿。

心底、みっともなくて、惨めでした。
自分の、何もかもが、嫌になりました。
だから、「変わらざるを得なくなった」んです。


今でこそ思い出す、以前に師匠が仰った言葉―
あの時の私は「そんなこと怖すぎて実践できるもんか」と耳を傾けることはありませんでしたが、私の心の奥深いところで無意識に私は、どうやらそれを実践する他なかったようです。

それは、「自分じゃ覚悟は決められないから、こうなったらとことん逃げまくって、絶望をやりきるしかない」ということ。

特に失敗を恐れるあまり、これまでの人生「何も成し得て来なかった」私の場合は、そうでもしなければ「変わりたいと思えなかった」。
そして本当は、そこまでして「変わりたかった」自分に気付いた瞬間には、「全財産を学びに投じる」ことを既に決めていました。


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私は長い間、自分の妄想で自身を苦しめましたが、今回の経験から改めて分かったのは、「どれも実際には起こらない」ということ。

特に私が怖かった
「お金が無くなったら生きて行けない、
これから何に頼って生きてけばいいの」

→「なんか必要な時に、また入って来るんだろな…(まだ怖いけど)」という視点に自ずと意識を向けられるようになり、また、とにかくリーディングと感情のことに集中するため少しでも身軽で居たいことから、常に口座は数百円単位に保ち、それでも怖い時は「自分の感覚を信じる」しかないと、今では思っています。

また、今はアルバイトの仕事がありますし両親も元気で、「自分にとって必要なものはちゃんと残るんだ」という事も分かりました。
そして何よりも、「自分の才能を仕事にする」という目標が得られました。

更には、まだまだつい忘れがちですが、「目に見えないサポート」に自分は「助けられてる」ことにも、度々気付かされます。

例えばブログを書こうとして、言葉の意味が分からずたまたま目に止まったサイトから大きなヒントを貰ったり、バイト中の勿体ないオーダーミスは、すぐさま別のお客さんが購入してくれたり。

こうして日々、山積みの課題と向き合いながらも、なんとか「今」を、もう一度0から生き始めたところです。

まだまだ先は、長いですね…

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今回の自分の経験を振り返り、改めてお伝えしたいことがあります。


あなたが持つその「恐怖」の先に、あなたが心から望む「幸せ」があるということを、どうか忘れないで下さい―






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