吉田 勇太
欲しいカメラはリコーのGR、欲しい車はフォルクスワーゲンのゴルフ2カントリー。
昔からプロダクトデザインオタク(家電製品•車などの工業製品)で、
休日の楽しみはクルマのショールーム巡りと家電量販店巡りをし、
常に最新の動向をリサーチしていました(笑)
3,4歳の頃にはすでに立体的に絵を描き、
通行する車の名前や、
友人の家にある家電製品のメーカーをすべて当て、
家電芸人よりもはるかにオタクでした。
そんなオタクの建築との出会いは、小学生の頃の引越しでした。
新しい家は旧居にくらべて広い家でしたが、気になっていた点がありました。
間取りが吉田家の生活スタイルに合っていなかった点です。
世帯により生活は様々なのに、どの家も間取りが固定されていることに疑問を持ちました。
そんな想いから、家を採寸し、図面を何十枚もひいては、気持ちのいい空間になっているか、スケッチやLEGOブロックで再現していました。
そのことが住まいづくりに興味をもつきっかけになりました。
大学時代はデザインを学び、工具片手に自分の手でモノづくりをする楽しさを知りました。
そして、デザインが人に与える影響が大きいことも知り、デザイン(プレゼント)の対象となるクライアントについて考えるようになりました。
世の中に出回る商品たちは、クライアントにとって最高のプレゼントになっているのか。
多くの商品が、効率良く生産し提供するために、大量生産を行っています。
住宅においては、建売住宅や集合住宅など同形の住宅がたくさん生産されています。
しかし、人により生活スタイルはさまざまで、暮らし方が多様化しているのに、このような住まいづくりでいいのでしょうか。
僕はNOだと思います。
長い間ともにする家を、そんな簡単に造れる訳がありません。
自分の生活や大切にしている事、習慣、趣味など
自分を見つめなおす所から、
家づくりはスタートしていきます。(結構、家づくりは長旅なのです。)
そこから深く追求していき、一緒に住まいを造っていきたいと思います。
家は住む人と共に成長します。
その大切な家づくりをお手伝いしていきます。
よろしくお願いいたします!