【5月29日】反転攻勢「100発100中」ロシア各地で炎上中【ウクライナ戦況図】プーチン政権夏までに「政権失脚」予測【最新】バフムトでウクライナ軍が「待つ」理由
0:00 はじめに
1:06 全般的な事柄
1:30 最新ウクライナ情勢ニュース
1:40 ウクライナ政府高官「反転攻勢すでに始まっている」
2:43 ルカシェンコ大統領テレビに登場し余計な一言を言う
3:36 カザフスタン元高官 プーチン政権崩壊の過程を詳細に説明
5:24 北東部クピャンスク方面スバトベ・クレミンナ線の戦況
7:30 バフムト方面の戦況
8:41 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況
11:46 ザポリージャ州ヘルソン州の戦況
12:55 レズニコフ「ストームシャドウ100発100中」
日頃調べている最新のロシア軍とウクライナ軍の状況、情勢をコンパクトにまとめてお伝えします。
最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
●過去の動画は再生リストへ
https://youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
■より快適に見るには
・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去
・方位は赤い針が北
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。
※サブチャンネルで投稿主がニュースと視聴者様のコメントを読んでいます。
https://www.youtube.com/channel/UCNu9XVGZ4CEwmyj7TBwsn_w/
#ウクライナ
#ゆっくり
#プーチン大統領
みなさんこんにちは。
今日も最新の
ウクライナ情勢についてお伝えします。
ロシアがキーウに侵攻してから
458日、
この動画では、
きょう公表された
戦争研究所のレポートなどをまとめて、
いち早くお伝えしています。
そのため、
地図の記号は簡略化しています。
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください。
■まずは全般的な事柄です。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
この日、
ロシア軍の損失は、
兵士480名
戦車3両
装甲戦闘車7両
砲22門
多連装ロケット2両
防空システム1基
ドローン31機
巡航ミサイル10発
その他車両14両
となっています。
■この日のニュースを簡単にお伝えします。
YouTubeのチャプターで、
必要なところを見ることもできます。
1番目
この日400人のウクライナ軍の兵士は、
ドイツに入り
M1エイブラムスの訓練を開始しました。
アメリカ国防総省のガーン中佐が述べました。
部隊は200人ずつに分かれ、
200人、1機甲大隊の規模が
ドイツの2つの訓練場で射撃訓練をはじめ、
小隊、
中隊、
大隊レベルの戦術までおこない、
残りの200名は
補給と整備の訓練を開始しました。
国防省の当局者によると、
エイブラムスM1は31両供与される予定で、
秋までには、
ウクライナに
M1エイブラムスの機甲部隊が
登場する可能性があります。
2番目
ウクライナ国家安全保障会議のダニロフ氏は、
BBCのインタビューに答え、
ウクライナ軍の反転攻勢について、
「いつでも準備ができている。
それは明日、
あさって、
一週間以内の可能性がある。
指揮官が最高の結果が得られると
判断したときに始まるだろう」と述べました。
ダニロフ氏は
ゼレンスキー内閣の中心人物で、
BBCのインタビューの途中にも
ゼレンスキー大統領に呼び出され、
取材は中断したとのことです。
■それでは、各地域の戦況です。
●北東部 クピャンスク方面
○国境方面
ロシア義勇軍と「ロシアの自由」軍団は、
引き続きロシア領内で活動しています。
この日、
この義勇兵組織の占領範囲が
わかりましたので、
戦況図に書き加えました。
この組織は、
ロシア領内のコジンカを中心として
半径2キロほどの範囲を支配し、
ロシア軍は北、
東、
南から攻撃をおこなっています。
また、
義勇兵の組織はこの日、
その南のドブロポリエから
ロシア領内に侵入しましたが、
これはロシア軍の国境警備隊に発見され、
退却しました。
この組織は、
ロシア領内に侵入し、
ロシアをパニックと
混乱に陥れることに成功しましたが、
まだロシア領内にとどまっていると言うことは、
第2弾の作戦を
考えている可能性があります。
実際、
「ロシアの自由」軍団の
シーザー司令官は、
ベルゴロド地域における
作戦の目標は達成され、
今後ロシアとウクライナの国境に
非武装地帯を設けるために
活動すると述べました。
○クピャンスク方面
ウクライナ軍の参謀本部によると、
この日もロシア軍は、
マシュティフカに攻撃をおこないましたが、
この攻撃は
ウクライナ軍が撃退しました。
さて、
連日お伝えしているこの場所ですが、
マシュティフカは
もともと戸数3ほどの小さな集落で、
周りは森林が広がっています。
そのため、
ウクライナ軍も
密度が高く配置されているわけでもなく、
ロシア軍はここ最近、
ウクライナ軍のいないオスキル川の東側では、
陣地を作って
占領している可能性があります。
その範囲を係争地として修正しました。
○スバトベ・クレミンナ線
昨日もお伝えしたように、
この方面では
戦況図を変更する情報は
ありませんでした。
一方、この方面では
脱走事件が相次いでいます。
メデューサによると、
この日スバトベ近郊で、
最近配属された20人の武装した囚人兵が
軍用車両を盗み、
逃走しているとの情報があります。
それ以外にも
リシチャンスクでは、
ストームZ部隊の39人が
部隊を脱走し、
警察と治安部隊が
探しているとの情報があります。
○シベルスク周辺
ロシア軍はこの方面で、
ビロホリフカを包囲する作戦を
とっている可能性があります。
この日ロシア軍は、
セレブリャンカの森の南側に進軍し、
戦況図の付近を支配しました。
ウクライナ軍がこの場所に
迫撃砲で砲撃していることから判明しました。
ロシアのミルブロガーによれば、
ロシア軍はこのまま南下して、
フリホリフカに向かおうとしている
可能性があるとのことですが、
その間にはドネツ川のほかに、
森林地帯には
その支流がいくつも蛇行して流れていて、
複数の川を渡河する必要があります。
従って、
ロシア軍の進軍は限定的で、
進むとしてもゆっくりと進み、
渡河作戦で攻撃されれば大損害となり、
進軍は難しいように思います。
戦況図を更新しました。
また、
ビロホリフカの東側でも、
ロシア軍は前進している可能性があり、
再び間合いを詰めてきています。
●東部 バフムト方面。
この日の天気は、雨、最低気温15度、最高気温18度。
今日の天気は、雨の予報。
今後30日頃まで雨の日が続きます。
バフムトの戦況についてお伝えします。
ワグナーの部隊は実際に撤退しつつあり、
代わりに南北の戦域から、
ドネツク人民共和国の部隊が
入っていることが確認されました。
ドネツク人民共和国の部隊は
バフムト市街に入り、
準備ができ次第、
掃討作戦をおこなうようです。
一方、
ウクライナ軍側からの情報によると、
この日ロシア軍のバフムトの攻撃回数は
2回と極端に低調で、
ロシア軍は
部隊を再編成している可能性があります。
同様にウクライナ軍も
次回の攻撃に向けて、
陣地の構築、
補充などおこなっているとの
情報がありました。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
この日ロシア軍は、
クロモベ、
プレドテチネの方向に
攻撃をおこないましたが、
これらの攻撃は
ウクライナ軍が撃退しました。
●南東部 ドネツク州
ドネツク州の戦況についてお伝えします。
先ほどのバフムトのところで
お伝えしたように、
ドネツク人民共和国の部隊が
この方面からも引き抜かれ、
バフムトの突撃部隊として
投入されています。
戦争研究所の分析では、
この方面の攻撃も
低調になる可能性があると
指摘しています。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
この日ロシア軍は、
セヴェルネ、
ペルヴォマイスケ、
マリンカに攻撃をおこないましたが、
これらの攻撃は
ウクライナ軍が撃退しました。
このうちマリンカには、
1日で7回の攻撃がありました。
1週間前、
1日20回の攻撃があった時から比べると、
かなり低調になりました。
●南部 ザポリージャ州およびヘルソン州
この日の天気はくもりのち雨、最低気温14度、最高気温23度。
今日の天気は曇のち雨の予報。
水曜日頃まで雨模様となっています。
この日はザポリージャ原発で
ニュースがありました。
これは以前お伝えしたことがありますが、
ロシア軍は
原発の建屋に対空兵器や地雷を設置するなど、
要塞化を進めています。
ウクライナ軍事情報総局によると、
ロシア軍が数時間以内に、
IAEAの原発監視要員の
交代を阻止した上で、
ザポリージャ原子力発電所に攻撃し、
放射能の数値が上昇したと発表して、
ウクライナ側のせいにしようとする
偽旗作戦をおこなおうとしているという
無線通信を傍受したと発表しました。
それにより
ウクライナの反転攻勢を
遅らせようとしている意図があるとのことです。
また、この日マリウポリにある
アゾフスタル製鉄所が爆発、炎上しました。
ロシアのミルブロガーによると、
ミサイルの目撃情報が複数あり、
ウクライナ軍が
2発のミサイル攻撃を行った
可能性があるとのことです。
■その他
今日は、地上戦が連日続いている、
マシュティフカの、
オスキル川沿いの様子をご覧ください。
視聴者様からは、
高低差や戦術的な位置確認に
便利だとのコメントをいただいています。
ロシア軍とウクライナ軍は
このような場所で戦っています。
今日は以上です。
ご視聴いただきありがとうございました。