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住民大混乱【反撃まで数時間以内】南部占領地で避難命令【ウクライナ戦況図】ロシア戦術○で報復提案【5月7日】バフムトでワグナーからチェチェンに引き継ぎ【最新】ニウヨークの町並み

0:00 はじめに
1:10 全般的な事柄
1:39 この日のニュース
1:47 クレムリン攻撃の報復に戦術○を提案
2:59 ワグナーのプリコジン バフムト攻略「肉挽き作戦」を振り返る
4:44 「いますぐ避難」ザポリージャ脱出大渋滞と大混乱に「反撃は数時間か数日以内」
6:01 クピャンスク方面スバトベ・クレミンナ線の戦況
8:00 バフムト方面の戦況
10:58 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況
12:19 ザポリージャ州ヘルソン州の戦況
13:36 ニウヨークの町並みと複雑な過去

日頃調べている最新のロシア軍とウクライナ軍の状況、情勢をコンパクトにまとめてお伝えします。
最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
●過去の動画は再生リストへ
https://youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
■より快適に見るには
・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去
・方位は赤い針が北
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。
※サブチャンネルで投稿主がニュースと視聴者様のコメントを読んでいます。
https://www.youtube.com/channel/UCNu9XVGZ4CEwmyj7TBwsn_w/

#ウクライナ
#ゆっくり
#プーチン大統領

みなさんこんにちは。
今日も最新の
ウクライナ情勢についてお伝えします。
ロシアがキーウに侵攻してから437日、
この動画では、
きょう公表された
戦争研究所のレポートなどをまとめて、
いち早くお伝えしています。
そのため、
地図の記号は簡略化しています。
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください。
■まずは全般的な事柄です。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
この日、ロシア軍の損失は、
兵士560名
戦車7両
装甲戦闘車14両
砲14門
多連装ロケット2両
ドローン14機
その他車両22両
となっています。
■この日のニュースを簡単にお伝えします。
YouTubeのチャプターで
必要なところを見ることもできます。
1番目.
読売新聞によると、
この日プーチン大統領は、
定例の安全保障会議を開催し、
クレムリンを標的にした
無人機攻撃への対応を協議しました。
そして、
ロシアの下院議長は3日、
ウクライナ政権中枢に向けた
「戦術●の使用」を促す投稿をSNSにしました。
ロシア大統領府は、
ウクライナによるテロ攻撃として
報復を講じると警告しています。
ロシア内部には
このような強硬論が強いようです。
この攻撃の背後関係は様々で、
ウクライナ政府は
関与を否定し、
アメリカ国家安全保障会議の
カービー戦略広報調整官は、
アメリカの関与を否定しました。
4日のウォールストリートジャーナルでは、
ウクライナのパルチザン活動との見方を示す一方、
ロシアの軍事専門家は
英国の新聞社に、
無人機は商業用で、
モスクワから発射された
可能性があると指摘したとのことです。
2番目.
ワグナーのプリコジンはこの日、
テレグラムを更新し、
バフムト撤退についてコメントしました。
それによると、
バフムト攻略作戦は、
昨年10月8日、
スロビキン司令官のもとで決定された作戦で、
当初から「
肉挽き作戦」と呼ばれていました。
「バフムトの肉挽き作戦」の目的は、
「ロシア軍の部隊が
有利な防衛線を確保し、
戦闘能力を高めることであった」と
述べています。
具体的には、
バフムトを占領することよりも、
ウクライナ軍を粉砕し、
ハルキウとヘルソンの敗北から、
ロシア軍が
戦闘能力を回復するための
時間稼ぎを目的とした
作戦だったとのことです。
そして、
この作戦の期間は
今年4月8日まで6か月と定められ、
1ヶ月延長しても作戦は達成できず、
プリコジンは
5月10日から撤退を表明しました。
その後バフムトでのワグナーの役割は、
チェチェンのカディロフが
そのまま引き継ぐこととなりました。
カディロフは、
バフムトを数時間で占領できると
主張しています。
そして、
バフムトを去った後の
ワグナーの部隊についてプリコジンは、
「訓練キャンプに行って
戦闘能力を回復し、
部隊を再訓練し、
ロシアとロシア市民への脅威がなくなるまで
この作戦に関わるだろう」と述べ、
部隊の損耗が激しかったことを
認める内容となっています。
3番目.
ウクライナは、
今後数週間で
反撃を開始すると予想されていますが、
それはすでに始まっているという見方もあれば、
どの場所でいつおこなうかについては不明です。
しかし、
ロシアの占領当局は、
この日から
ザポリージャ州の占領地域で
住民の避難をおこない、
混乱が生じています。
メルトポリ市長のフョードロフはこの日、
ロシアが占領しているザポリージャ地域の住民が
一斉に避難をしているため、
「検問所に巨大な列ができている」と述べました。
またトクマクでは、
今月5日以降、
20分から30分ごとに
避難用のバスが出発しているとも述べています。
これらのバスは100キロ離れたアゾフ海に面した町、
ベルジャンスクに向かい、
そこで民間人は下ろされるとのことです。
さらに、
トクマクの食料品店では、
人々がパンを求めて大行列となり、
ほとんどのガソリンスタンドでは
ガソリンが売り切れたと伝えています。
■それでは、各地域の戦況です。
●北東部 クピャンスク方面
ウクライナ北東部の
戦況についてお伝えします。
○スバトベ・クレミンナ線
この方面では、
ウクライナ軍からの情報がなく、
ロシアのミルブロガーの情報では、
ウクライナ軍が威力偵察をおこなっており、
ロシア軍と遭遇し、
少なくとも4カ所で
戦闘が起きたと報告しています。
中でもスバトベの北西、
ノボセリフスケで
偵察に伴う交戦があったとしています。
また、ウクライナ軍は、
クレミンナの東にあるルビージェネで
4発のHIMARSで
ロシア軍集結地を攻撃しました。
一方この日、
CNNが報じる所では、
ロシア軍はGPSに電波妨害を施し、
HIMARSロケットや
エクスカリバー砲弾を
無効化していると報道しています。
HIMARSはGPS誘導に加え、
慣性航法装置による誘導もできますが、
GPSより精度は落ちると言われています。
また、
HIMARSに)新たに妨害対策を施すことで
回避できる可能性がありますが、
国防総省の関係者によると、
「これはいたちごっことなる」と述べました。
特にHIMARSは、
ウクライナ戦争の
ゲームチェンジャーとして活躍してきただけに、
気になる報道となります。
○シベルスク周辺
この日ウクライナ軍は、
サッコイヴェンセッティの方向に攻撃し、
高速道路まで奪還しました。
ここはザリズニヤンスケから
ベレストーベに至る30キロほどにわたる
ロシア軍の防衛戦がありましたが、
これを突破することに成功しました。
戦況図を更新しました。
●東部 バフムト方面。
この日の天気は、はれ、最低気温4度、最高気温17度。
今日の天気は、はれの予報。
○バフムト北方
この日ロシア軍は、
フリホリフカ、
ボホダニフカに攻撃しましたが、
これらの攻撃はウクライナ軍が撃退しました。
ロシアのミルブロガーによると、
この日クロモベの北では、
ウクライナ軍の第93機械化旅団と
第5突撃旅団は
部隊を入れ替え
戦闘を継続するつもりだと報告しています。
○バフムト市街地
この日もバフムト市街を中心に
激しい攻防が続いています。
ワグナーのプリコジンは、
「あと2.5平方キロで
町は占領できる」と指摘しています。
1番目.
北側から西側の住宅地では、
この日ワグナーの部隊が激しく攻撃し、
トルブヒナ通りに沿って、
4ブロックほど
占領地を拡大することに成功しました。
ワグナーの部隊は
南東の方向から攻撃し、
ウクライナ軍も
予想外の方向からの攻撃に、
対応が難しかった可能性があります。
戦況図を修正しました。
2番目.
第12学校の区画、
バフムト工科大学の付近では、
ウクライナ軍は
積極的な攻撃に出ず、
接触線に沿って地雷を仕掛け、
ワグナーの部隊が撤退するのに合わせ、
ウクライナ軍も部隊を入れ替えています。
この日は戦況図に
変化はありませんでした。
○バフムト南方
この日ロシア軍は
イワニフスケに攻撃をおこない、
この攻撃はウクライナ軍が撃退しました。
まとめると、
ウクライナ軍の支配地域は、
南西側の約2平方キロメートルとなっています。
バフムトでは
ワグナーの部隊が撤収し、
代わりにチェチェンのアマフト部隊に
交代する作業が始まろうとしています。
チェチェンの指導者カディロフは、
すでにロシア軍と戦術を打ち合わせ、
「数時間でバフムトを占領してみせる」と
意気込んでいます。
戦争研究所の分析でも、
チェチェンのアマフト部隊に入れ替わった時点で
戦闘が激化する可能性があり、
そのことを見越して、
ウクライナ軍も
部隊の入れ替えをおこなった可能性があります。
今後もウクライナ軍は
バフムトを機動的に防衛し、
相手の出方をうかがいながら、
ロシア軍の戦力を削り続けると思われます。
●南東部 ドネツク州。。。
ドネツク州の戦況についてお伝えします。
この方面では、
ロシア軍の作戦の頻度と強度が
低下しています。
ロシアのミルブロガーの報告でも、
戦争研究所の分析でも、
ウクライナ軍の
反転攻勢に備えているせいか、
攻撃を控え、
防御に移っている可能性があります。
そこで、今日も
この方面をまとめてお伝えします。
解像度が低いと
見えにくいかもしれませんがご了承ください。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
この日ロシア軍は、
アウディーイユカ、
マリンカに攻撃しましたが、
この日もロシア軍は、
成果を出すことができませんでした。
一方、複数のSNSの情報によると、
ウクライナ軍は
ボジャネとセヴェルネの間にある塹壕を奪還し、
ロシア軍の第1スラビャンスク旅団が
反撃で砲撃しているとの情報があります。
ここは当初は
ウクライナ軍の防衛線でしたが、
ロシア軍が占領した状態となっていました。
戦況図を更新しました。
●南部 ザポリージャ州およびヘルソン州
メルトポリの今日の天気は晴れ、最低気温9度、最高気温20度
今日の天気は晴れの予報。
ロシア軍はこれらの方面で、
ザポリージャ州では
15の町に「綿密に」砲撃している一方、
ヘルソン州では
4つの町にしか砲撃しませんでした。
最初のニュースでもお伝えしたように、
ロシア占領当局は、
ウクライナの反転攻勢に関し
心配しています。
ロシア占領局の副局長のウラジミール・ロゴフは
テレグラムで発信し、
「ザポリージャ占領当局は
接触線の状況を把握しており、
ウクライナ軍による反撃が、
数日あるいは
数時間以内に始まる可能性があると
予測している」と述べています。
また、
この方面では
冬のぬかるみから
春になって地面が乾き、
今後の2週間の天気予報では、
雨の日は
2日間しかないと指摘しています。
一方、
ドニプロ川沿いでは、
戦況図に変更のある情報はありませんでした。
■その他
今日は、
視聴者様の要望が複数ありましたので、
トロイツケの北にある、
人口1万2千人の町、
ニウヨークの都市集落の様子を
動画の最後までご覧ください。
ストリートビューの画像が
3つだけありましたので、
それをご紹介します。
ここは旧ソ連時代に、
アメリカと同じ名前は不適切だと
強制的に別の名前がつけられていましたが、
おととし昔の地名に戻りました。
現在は最前線の町の一つとなっています。
ウクライナ軍とロシア軍は
このような場所で戦っています。
本日は以上です。
ご視聴いただきありがとうございました。

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