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【5月25日】ロシア義勇兵 続々ロシア領土に侵入【ウクライナ戦況図】ロシア軍占領地で弾薬尽き水も支援もなく多数投降へ【最新】プーチン大統領の歴史観の矛盾が明らかになる

0:00 はじめに
1:00 全般的な事柄
1:42 最新ウクライナ情勢ニュース
1:51 ロシア義勇軍司令官が取材に応じる ロシアに協力者の存在
3:59 クリミア占領政府ゼレンスキー家の財産を没収
4:39 プリコジン「ロシア軍はウクライナ軍に学べ」
5:47 北東部国境方面クピャンスク方面スバトベ・クレミンナ線の戦況
8:39 バフムト方面の戦況
10:11 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況
11:52 ザポリージャ州ヘルソン州の戦況
12:13 プーチン大統領の歴史観が独自すぎて矛盾が明らかに

日頃調べている最新のロシア軍とウクライナ軍の状況、情勢をコンパクトにまとめてお伝えします。
最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
●過去の動画は再生リストへ
https://youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
■より快適に見るには
・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去
・方位は赤い針が北
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。
※サブチャンネルで投稿主がニュースと視聴者様のコメントを読んでいます。
https://www.youtube.com/channel/UCNu9XVGZ4CEwmyj7TBwsn_w/

#ウクライナ
#ゆっくり
#プーチン大統領

みなさんこんにちは。

今日も最新の

ウクライナ情勢についてお伝えします。

ロシアがキーウに侵攻してから

455日、

この動画では、

きょう公表された

戦争研究所のレポートなどをまとめて、

いち早くお伝えしています。

そのため、

地図の記号は簡略化しています。

過去の動画も、

再生リストからあわせてご覧ください。

■まずは全般的な事柄です。

ウクライナ軍の参謀本部によると、

この日、ロシア軍の損失は、

兵士400名

戦車3両

装甲戦闘車5両

砲21門

多連装ロケット5両

ヘリ1機

ドローン7機

その他車両14両

となっています。

ウクライナ軍の参謀本部の定時報告によると、

この日は戦線全体で、

23回の地上戦、

ロシア軍の17回の空爆がありました。

■この日のニュースを簡単にお伝えします。

YouTubeのチャプターで、

必要なところを見ることもできます。

1番目

この日「

ロシアの自由」軍団の司令官が、

報道機関のインタビューに答えました。

シーザーという名前の司令官は、

自らを「

ロシアの代表者」と呼んでいます。

司令官によると、

まず、

武器はロシア側から入手したものを

使っているとのことで、

ハムビーなど米国製の車輌が

写っていた写真についても、

ウクライナ軍が戦闘で使ったものをロシアが鹵獲し、

それをロシア側から入手して使っている可能性、

後ほどお伝えしますが、

ロシア側のでっち上げのプロパガンダの可能性もあります。

次に、占領地については、

「50平方キロメートル以上の土地を占領し、

プーチン政権から解放した」としています。

また、ロシア政府が、

「ロシアの治安部隊が対応し、

あなたの部隊を壊滅させた」と

発表していることについて質問されると、

「全くのプロパガンダで、

ロシアの言うことは

信じないことをアドバイスしたい。

ロシアの治安部隊や軍は愚かで遅く、

パニックになっている。

ロシア軍は、

自国の領土内の

民間人の家からも略奪している。

権力を維持するためには、

国民のことは気にしていないようだ。」

と答えました。

最後に、

「ロシアの自由」軍団の目的について尋ねられると、

「ウクライナ戦争を止めること、

プーチン政権を打倒して破壊すること」と述べ、

「民間人と戦争をしたいわけではない。

ロシア軍が

マリウポリでやったこととは違う」と述べ、

昨年12月、

ロシア軍がマリウポリの劇場を空爆し、

約300名の民間人が犠牲となった事件を念頭に、

民間人を攻撃する意図はないと述べました。

2番目

この日

クリミア占領当局議長のセルゲイ・アクショーノフは、

ゼレンスキー大統領一家の財産を没収し、

ロシアが国有化したことを発表しました。

ゼレンスキー大統領一家は、

クリミア南部の、

ヤルタにあるアパートを保有していたとのことで、

今回、

ワイン企業、

銀行の建物などと一緒に、

国有化の措置の対象となりました。

最後に占領当局の議長は、

「これで、ウクライナ人は

クリミアで金を稼げないだろう」と付け加えました。

3番目

モスクワタイムズによると、

この日ワグナーのプリコジンは、

ロシアのミルブロガーとの対談で発言しました。

まずプリコジンは、

「ロシア政府は、

ウクライナの「

非軍事化」「非ナチ化」の両方に失敗した」と

発言しました。

そして、

ロシアはウクライナを

非軍事化するつもりで、

逆に

ウクライナの軍事化を促進してしまったと述べ、

「特別軍事作戦の前には、

2万人の兵士、

戦車500両しかなかったが、

今や40万人の兵士、

5000両の戦車がある。

ワグナーはウクライナ軍と多くを戦った経験では、

ウクライナは最強の軍隊の一つで、

高度な組織力、

高度な訓練、

高度な知識と技能を持っている」と述べ、

最後にプリコジンは、

「ワグナーが世界一であることには間違いがない」と

付け加えることも忘れませんでした。

■それでは、各地域の戦況です。

●北東部 クピャンスク方面

○国境方面

ロシア政府の発表では、

対テロ作戦は終了したことになっていて、

ロシアのミルブロガーの中でも、

「終わったこと」と伝えているところがありますが、

付近の住民の

退去命令が解除されてはいないようです。

さて、様々な情報を総合すると、

この日ロシア義勇軍と「

ロシアの自由」軍団からなる

ロシア人の反政府組織は、

ゴルコフスキー、

ツァホフカ、

スチェチノフカに侵入しました。

ロシアのミルブロガーは、

ロシア国境警備隊が撃退したと伝えていますが、

その後そこにとどまっているか、

それともウクライナ側に

戻ったかは不明です。

また、

未確認の情報では、

反政府組織はグライヴォロンの町に入り、

支配地域を広げている可能性があります。

この付近の情報は流動的で、

ロシア側のプロパガンダも

多く混ざっていますので、

占領地域など続報が入りましたら、

またお知らせします。

○クピャンスク方面

ウクライナ軍の参謀本部によると、

この日もロシア軍は、

マシュキフカに攻撃をおこないましたが、

この攻撃はウクライナ軍が撃退しました。

ロシア軍としては、

オスキル川の渡河を狙っているのと、

クピャンスク攻略への

足がかりをつかみたいものと考えられ、

ロシア軍は連日の攻撃で、

ウクライナ軍の守備の弱点を探そうとしていますが、

ウクライナ側もしっかり守っていて、

いまのところロシア軍の攻撃は成功していません。

また、

この日ロシア軍は、

その南方にある、

ヤヒドネに攻撃をおこない、

この村を占領しました。

ウクライナ軍はドローンを使って反撃し、

ロシア軍のムーロムPという監視システムを破壊しました。

戦況図を更新しました。

○スバトベ・クレミンナ線

この方面では、

偵察に伴う小規模な地上戦の報告はありますが、

戦況図に変更はありません。

○シベルスク周辺

この日もロシア軍はビロホリフカに攻撃をおこないましたが、

ウクライナ軍が撃退しました。

また、

ロシア軍はスピルネに攻撃をおこないましたが、

こちらは一定の前進があった模様で、

範囲がわかりましたらお知らせします。

●東部 バフムト方面。

この日の天気は、くもりのち雨、最低気温13度、最高気温24度。

今日の天気は、くもりときどき雨の予報。

今後一週間ほど雨の日が続きます。

バフムトの戦況についてお伝えします。

ここ数日、

ウクライナ軍の参謀本部の発表から、

「バフムトでロシア軍を撃退した」という報告がないこともあり、

ウクライナ軍は、

バフムトの市街から撤退した可能性があります。

確認が取れたら戦況図に反映させていきます。

バフムトでは、この日活発な地上戦の報告はなく、

ロシア軍は

この日も補充・再編をおこなっている可能性があります。

どちらかというとドネツク州の方が、

戦況が動いているように感じます。

○バフムト北方

この日は小規模な陣地戦の報告はありますが、

戦況図に変化はありませんでした。

○バフムト市街地

この日もロシア軍は、

クロモベ付近を通る

2つの補給路に向けて攻撃をおこないましたが、

この攻撃はウクライナ軍が撃退しました。

○バフムト南方。

この日は戦況図に

変化のある情報はありませんでした。

●南東部 ドネツク州

ドネツク州の戦況についてお伝えします。

ウクライナ軍の参謀本部によると、

この日ロシア軍は、

ノヴォカリノベ、

アウディーイユカ、

ヴォジャネ、

ペルヴォマイスケ、

ネヴェレスケ、

マリンカに攻撃をおこない、

これらの攻撃はウクライナ軍が撃退しました。

このうち、

ペルヴォマイスケ、

マリンカで激しい攻撃があった模様です。

ネヴェレスケでは、

ロシア軍の第110自動車化ライフル旅団の、

複数の突撃小隊が自主的に投降しました。

その際、

テレグラムに動画を投稿し、

部隊の窮状を訴えました。

それによると、

この部隊は、

ロシア国防省からも、

ドネツク人民共和国からも支援がなく、

弾薬が枯渇し、

航空支援もおこなわれないため、

前線に行くのが怖いとのことで、

プーチン大統領とショイグ国防大臣に対し、

「我々をミンチ肉にしたいのか?」

と疑問を投げかけています。

また、この部隊は

すでに300人の戦死者と、

200人の負傷者がいて、

装備も弾薬もないといい、

兵士一人あたりマシンガンの弾薬が、

マガジン4つ分しかない、

撤退しようにも、

ウクライナ軍の砲撃が激しく、

撤退できないため、

やむを得ず投降すると話しています。

●南部 ザポリージャ州およびヘルソン州

メルトポリのこの日の天気はくもり、最低気温15度、最高気温22度。

今日の天気はくもりのち雨の予報。

この方面で、

戦況図に変更のある情報はありませんでした。

■その他

時事通信によると、

この日ロシアのプーチン大統領は、

「ソ連が、

ウクライナ共和国を創建したのは有名だ。

ウクライナという国は人類史上、

それまで存在しなかった」

と述べ、

憲法裁判所の長官に

17世紀の地図を広げて自身の歴史観を語りました。

しかし

皮肉なことにその地図には、

ロシアが併合したウクライナのクリミア半島に、

「クリミア・ハン国」とロシアではない国の名前が記され、

政権のずさんな主張が明らかとなりました。

本日は以上です。

ご視聴いただきありがとうございました。

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