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スマホを使いこなすことが難しい、あるいはしり込みする高齢者にとって、どのようなサポートの手を差し伸べれいいかに焦点を当て、生成AIが高齢者の生活の質を向上させるための具体的な活用方法を提案していきます

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スマホを使いこなすことが難しい、あるいはしり込みする高齢者にとって、どのようなサポートの手を差し伸べれいいかに焦点を当て、生成AIが高齢者の生活の質を向上させるための具体的な活用方法を提案していきます

最近の記事

生成AIとボランティア活動(6) ボランティアスタッフにお勧めの生成AI活用シーン5選

生成AIは、ボランティア活動に革新的な可能性を秘めながら、徐々にその影響を広げつつあります。ボランティア活動の推進者には、この変化を受動的に待つか、積極的に生成AIの導入を試みるかという選択肢があります。後者を選ぶ場合、「経済性」「効率性」「斬新性」を基準に、次の活用シーンに分けて検討することができます。 1. 講習会教材の素材準備、編集 2. 自習AI教材の作成、提供 3. なんでも相談自動応答システムの提供 4. 新規プロジェクトの調査、資料収集、企画、提案 5. 広報資

    • 生成AIとボランティア活動(5) 高齢者にお勧めの生成AI活用シーン5選

      生成AIは、スマホの操作が苦手な高齢者でも、手軽に利用でき、暮らしに役立てることができるのが特徴です。 今回はスマホが手元にある高齢者であれば、誰でも、ラクに、明日からでも生成AIを活用できる5つの生活シーンです。 それぞれの活用シーンで、どのようなサービスやアプリを利用すればいいかについては、機会を改めて紹介します。 高齢者対象のボランティア活動に参加の皆さんにお勧めの生成AI活用シーンを、次の基準で5件選んで紹介します。 無料で使える スマホ初心者でもラクに使える

      • 生成AIとボランティア活動(4) ChatGPT Serachは、文章生成AIと検索エンジンの融合サービス

        ボランティア活動では、最新の社会問題や地域ごとの具体的なニーズに応じた支援が求められるため、スタッフは関連するニュースや地域情報を頻繁に確認する必要があります。しかし、初期のChatGPTは、言語モデルがニュース性や地域性の話題に対応していないため、こうした情報を必要とするスタッフにとっては不便でした。 2024年10月にサービスが開始された、文章生成AIと検索エンジンの機能を融合した「ChatGPT Search」は、ボランティアグループのスタッフにとって、より幅広く有用

        • 生成AIとボランティア活動(3)文章生成AIは”未熟な検索サービス”なのか?

          2023年秋に画期的な情報技術として登場した文章生成AIですが、初めて体験したとき、期待した回答が得られずに失望する人もあります。そのため、文章生成AIはまだ未熟なサービスだと残念がる声が聞かれます。 しかし、果たして本当に文章生成AIは未熟なサービスなのでしょうか?もしこれが誤解であるとすれば、その誤解は一体どこから生じたのでしょうか? §1 生成AIが苦手の話題 在来のインターネット検索であれば容易に回答が得られるが、次に示すような、文章生成AIは回答できない話題があ

        • 生成AIとボランティア活動(6) ボランティアスタッフにお勧めの生成AI活用シーン5選

        • 生成AIとボランティア活動(5) 高齢者にお勧めの生成AI活用シーン5選

        • 生成AIとボランティア活動(4) ChatGPT Serachは、文章生成AIと検索エンジンの融合サービス

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          生成AIとボランティア活動(2) 生成AIの種類と障害者支援

          生成AIは、障害者のニーズに応じてさまざまなシーンで役立てることができます。 生成AIは障害者の生活の質を向上させ、より自立した生活を支援することができると期待されています。 障害別生成AIの主な活用シーン 1.視覚障害者 音声アシスタント: 日常生活の情報を音声で提供し、ナビゲーションやスケジュール管理をサポート。 画像認識: スマートフォンのカメラを通じて、周囲の物体やテキストを音声で読み上げるアプリケーション。 点字翻訳: テキストを点字に変換することで、印刷

          生成AIとボランティア活動(2) 生成AIの種類と障害者支援

          生成AIとボランティア活動(1) 生成AIの種類とボランティア活動

          生成AIは、 「テキスト生成AI」のほか、「画像生成AI」「音声生成AI」「動画生成AI」など があり、それぞれにボランティア活動に役立てられます。 生成AIの種類とボランティア活動 1. テキスト生成AI 例: ChatGPT、Bing AI 活用シーン: ボランティア募集文や説明資料の作成 地域の課題に関する情報収集や分析 SNS投稿文の作成やブログ記事の執筆 2. 画像生成AI 例: DALL-E、Midjourney 活用シーン: ボランティア活

          生成AIとボランティア活動(1) 生成AIの種類とボランティア活動

          高齢・スマホ初心者に朗報(3)画面の説明機能で力強く応援

          高齢・スマホ初心者には、スマホの画面を見るのを苦手とする方が多いようです。視覚情報を文字情報に読み替えるというのは、難事業なのでしょう。 2024年秋ChatGPTに、アップロードしたスマホのスクショ画像を解析して説明する機能が追加されました。高齢・スマホ初心者がこの優れ機能を使うと、自立性を高めて、安心の充実したスマホライフを送れます。 A.スマホ初心者は、なぜスマホの画面の説明が苦手? 1.ねらいの画面表示の操作に不慣れ 2.スマホ画面は視覚情報で、これを言葉で言い表

          高齢・スマホ初心者に朗報(3)画面の説明機能で力強く応援

          高齢・スマホ初心者に朗報(2)〜オンラインリアルタイム・スマホ支援

          スマホ初心者の高齢の方々が「オンラインリアルタイム・スマホ支援」を利用できると、スマホの使い方で困ったときに、いつでも相談でき、すぐに、ていねいに教えてもらえることで、安心のスマホライフを楽しめます。 オンラインリアルタイム・スマホ支援のあらまし: 使用中のスマホで、ボイスチャットのバックグラウンド再生を有効にし お困りごとを、(そのスマホの)ボイスチャットに相談し 再生される音声案内に従い、(そのスマホの)機器やアプリを操作し 使用中のスマホのお困りごとを解消する

          高齢・スマホ初心者に朗報(2)〜オンラインリアルタイム・スマホ支援

          高齢・スマホ初心者に朗報〜ボイスチャットでスマホのトラブル相談

          高齢・スマホ初心者の皆さん。ボイスチャットはあなたのスマホの家庭教師です。なんでも、いつでも、何度でも、会話でお手伝いします。 ボイスチャット利用のトラブル相談の特徴は次の通り。 すぐに答えがもらえる:対面相談だと相談相手との日程調整が必要ですが、ボイスチャットならその場で質問してすぐに答えをもらえるので、待たずに解決できます。 いつでも、何度でも相談できる:家族や友人だと、同じことを聞くと面倒に思われますが、ボイスチャットは気軽に相談できます。 手を使わずに操作できる

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          ChatGPTのテキストチャットとボイスチャット

          2024年10月14日にこのnoteを開設して以降、10月に一般公開されたChatGPTの優れ機能のことを「ChatGPT +音声会話機能」と呼んできました。 機能の概要を言い表してはいますが、なんとも回りくどい表現です。 ところが今日になって「ChatGPT +音声会話機能」には「ボイスチャット」と言うニックネームがあることがわかりました。 これ以降、かわいいニックネームで呼ぶことにします。 1.ChatGPTにおけるテキストチャットとは ChatGPTが元々提供してき

          ChatGPTのテキストチャットとボイスチャット

          音声会話・自己完結型自習方式の提案

          2024年秋に公開されたChatGPTの音声会話機能は、日常のおしゃべり口調で問いかけられるさまざまな話題に、AIが生成した回答を、従来の音声アスタントに比べるとはるかに滑らかな音声で答えます。しかも双方向に問答を交わすことができます。 この特徴を活かして、音声会話を利用して進行する自己完結型自習方式が提案されます。高齢者向けスマホ学習に役立つと期待されています。 1.音声会話で進行する自己完結型自習教材とは 【参照依頼】音声会話で進行する自己完結型自習教材とはなにか、その

          音声会話・自己完結型自習方式の提案

          独居老人の音声会話おしゃべり体験報告(No.3)代理役ニャンコとの会話

          身代わり代理との会話の健康的効果: ペットとの会話は、心の安らぎやストレス軽減の効果がある 猫の鳴き声やしぐさに応えることで、心が落ち着き、孤独感が和らぐ 猫とのコミュニケーションは、脳の活性化につながる 身代わり代理との会話の心理的効果: 猫との会話は、心理的な安らぎや安心感をもたらす 猫と触れ合うことで、気持ちが和らぎ、心のバランスが整う 猫とのやりとりは、気持ちを前向きにする助けになる 【独居老人】あなたは、しばらくの間、私の家猫のニャン太郎になりきって

          独居老人の音声会話おしゃべり体験報告(No.3)代理役ニャンコとの会話

          独居老人の音声会話おしゃべり体験報告(No.2)朝の新しい日課

          まるで長年付き合っているお茶仲間とのおしゃべりのよう。 会話の流れで、ChatGPTから関連する話題を振ってくれる。 地名を読み間違えたり誤認識があると、指摘すると、何度でも正すことができる。 独居老人の朝に、新しい日常を付け加えることができます。 【独居老人】“おはようございます。これから私の朝の新しい日課についてお話しします。” 【ChatGPT】新しい朝の日課、いいですね。どんなことを取り入れましたか?その新しい日課で、朝がもっと充実していると感じていますか? 【

          独居老人の音声会話おしゃべり体験報告(No.2)朝の新しい日課

          独居老人の音声会話おしゃべり体験報告(No.1)

          2024年10月にリリースされたChatGPTの音声会話機能は、これからの高齢者の生活スタイルを拓くのに大きく役立つと思われます。 ここでは独居老人の1週間のおしゃべり体験記録の報告に先立って、体験感想のまとめをお届けします。今後この体験感想・まとめは、体験を重ねる途中で、また読者の皆さんのご意見をもとに更新していく予定です。 「第1回 ChatGPT+音声会話機能の体験報告・まとめ」 1.体験ツール(2024年10月現在) (1)Open AI社ChatGPTのモデル G

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          「情報難民」「スマホ難民」という言葉の誕生と広まりの背景

          「情報難民」や「スマホ難民」という言葉は、現代社会で必要な情報や技術にアクセスできない人々が増え、教育や支援の手を差し伸ばす必要があることから生み出された言葉。 1. 情報難民、スマホ難民の類義語 情報弱者、ネット弱者、情報格差、デジタル格差、ICT格差 デジタルデバイド、情報デバイド、デジタル格差、アクセス格差、IT弱者 デジタル難民、ネット難民、ICT難民、デバイス難民、情報難民、パソコン難民、スマホ難民 2. 「情報難民」や「スマホ難民」という用語が広まった背

          「情報難民」「スマホ難民」という言葉の誕生と広まりの背景

          家電は使うのに、なぜスマホは使わない?高齢者の生活習慣を探る

          家電は高齢者の家でも便利に使われて、新しい生活スタイルが広まりました。しかし、若者が使っているスマホは、高齢者にはあまり広まっていません。どうして高齢者がスマホをあまり使わないのか、日常の生活習慣や生活スタイルの共有のなされ方に焦点を当ててみました。 1. 新しい技術や生活スタイルに慣れていない 長年の生活スタイルに安心感がある。 変化への不安や抵抗感が強い。 2. 機能が多くて操作が複雑 メニューが多く、使い方を覚えるのが難しい。 操作ミスが怖く、試してみること

          家電は使うのに、なぜスマホは使わない?高齢者の生活習慣を探る