大塚凱

俳句同人誌「ねじまわし」を発行(通信販売: http://819neji.booth.pm)。 イベントユニット「真空社」社員。第7回石田波郷新人賞、第2回円錐新鋭作品賞夢前賞。 共著『AI研究者と俳人』『天の川銀河発電所』『新興俳句アンソロジー』。 (写真:阿久津知宏)

大塚凱

俳句同人誌「ねじまわし」を発行(通信販売: http://819neji.booth.pm)。 イベントユニット「真空社」社員。第7回石田波郷新人賞、第2回円錐新鋭作品賞夢前賞。 共著『AI研究者と俳人』『天の川銀河発電所』『新興俳句アンソロジー』。 (写真:阿久津知宏)

最近の記事

2024年の活動

※書籍やサイト等のソースにアクセス可能な活動や、イベントを中心に記載します。俳句教室等は除いています。 【1月】週刊俳句 第872号(1月7日) 2024年新年詠 「俳句」(角川文化振興財団)2024年2月号 「クローズアップ」に「So Far So Good」 7句を寄稿(1月25日) イベント エンジン01文化戦略会議「エンジン01 in 市原」にて「AIと一緒に俳句を楽しもう!!」開講(1月27日) 【2月】『オルガン』36号 座談会「オルガン×ねじまわし」に参

    • 俳句甲子園における弁論術について

      今年の8月の第26回俳句甲子園に行きました。松山を訪ねたのは2016年以来なので7年ぶりでした。 あらかじめその予定はなかったのですが、角川「俳句」2023年11月号に俳句甲子園レポートとして「戦友たちの横顔」という文章を書く機会に恵まれました。 しかしながら、そちらは紙幅的にも時評・総論的な書き方をし、特に当事者の高校生には読まれないことを想定して書いています。俳句雑誌なので、俳句甲子園の本筋である「教育」の側面は意図的に主題にせず、「高校俳句界というものが仮にあるとし

      • 2023年8月の日記

        1 わたしがひるま銀行に寄ったら猪瀬直樹のようなおじさんが例の猪瀬直樹のかばんのようなかばんを持って出てきたのでギョッとしてしまった。 2 ロンドンはSM文化の本籍地であり、ロンドンのトップSMクラブは年会費が1000万円弱で顧客がみなCEOなど。そのトップ女王様は医師免許を持った日本人だという。

        ¥100〜
        割引あり
        • 2023年の活動

          ※書籍やサイト等のソースにアクセス可能な活動や、イベントを中心に記載します。俳句教室や講義等は除いています。 【1月】週刊俳句 第820号(2023年1月8日) 2023年新年詠 投句 イベント「出張版・無責任な抒情 〜梅田死闘編〜」@梅田ラテラル(2023年1月21日) トーク&ライブハウス 梅田ラテラルさんで阿波野さんとPodcast「無責任な抒情」の初イベントを行いました。(結果:大塚の敗北) トークイベント「短詩、どうなってるの?」 ゲスト出演(2023年1月

          2022年の活動

          ※書籍やサイト等のソースにアクセス可能な活動や、イベントを中心に記載します。俳句教室や講義等は除いています。 【1月】週刊俳句 第768号(2022年1月9日) 2022年新年詠 投句 週刊俳句 第769号(2022/1/16) 【佐藤智子『ぜんぶ残して湖へ』評】「誰に向かって話しているのか」 【3月】『AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか』 出版 川村秀憲さんとの共著、dZERO、2022年3月15日刊 「文藝春秋 2022年4月号」(2022年3月10日)

          2022年の活動

          間延びした午後のようなまぶしさ

          青年団若手自主企画vol.81 宮﨑企画『つかの間の道』(2020年1月12日19:30回@アトリエ春風舎)を観劇してきました。僕は、作演の宮﨑玲奈が上京以来長らく一緒に俳句をやってきた仲間のひとりであって、そして、彼女が俳句から離れていった過程を見てきました。 僕は演劇畑の人間ではないのですが、そして、現代演劇というものに関してごくごく僅かな体験しかないのですが、それでも作り手の呼吸を感じとることができたと思います。 それはキャストおよびスタッフの皆さんの技量によるところ

          間延びした午後のようなまぶしさ

          袈裟と西日とコカ・コーラ

          急にカンボジアに行ったときのことを思い出した。3年ちょっと前くらい。もう俳句やめようかな、とかぼんやり考えていた頃で、とにかくひとりぼっちになりたかったのです。フィリピンから帰国する予定だったところを思い立って、日本に戻らずにシェムリアップに直行することにしたんだった。 閑散期だった上、街の中心からだいぶ離れた野犬だらけのエリアだったのもあってか知らないが、数千円でプール付き、ベッドもキングサイズのブティックホテルに泊まることができた。部屋のベランダから仲秋の名月を眺めなが

          袈裟と西日とコカ・コーラ

          ポンコツiPhone6を修理して”俳句用スマホ”にしてみた

          iPhone6つかってたんですが、X以降のAppleのラインナップを見て、さすがに性能に対して価格が高すぎるだろうと思って、huawei P20 Liteに乗り換えました。iPhoneは完全に、中流家庭〜富裕層向けのブランド品だよなぁ……。 この「乗り換えた」というのも、愛用のiPhone6のバッテリー損傷が激しすぎて、到底普段使いできなくなってしまったから! 買い換えたのちしばらく放ったらかしにしておいたんですが、角川の歳時記アプリをAppleのApp Storeで購入

          ポンコツiPhone6を修理して”俳句用スマホ”にしてみた

          「群青」2月号から考えた:絵は踏めない

            序全てのアクションを終えたのちに報告という形で自分の考えや立場を明らかにしようと考えていましたが、本件に対する誤解や論点の錯綜などが少数ではあるものの見受けられたため、僕のごく個人的な経緯と解釈について書き残しておきたいと思います。 まず、件の記事が「問題」として認知された以上、本件にあまり関係のない「群青」の仲間に対して、何らかの損害が生じてしまうことを恐れています(ないとは思うけど)。 現在進行形で私的な事情について書くことを快く思わない方はいらっしゃると思います

          「群青」2月号から考えた:絵は踏めない