天知る地知る子知る我知る(楊震の四知) 介護のエンタメスマちゃんTV
おはようございます。本日は令和3年2月26日(金)でございます。今日は金曜日という事で、介護のエンタメ スマちゃんTVの新作が配信されます。そして、これを書いてる私は夜勤明けでございます。
二二六事件
2月26日と言えば「二二六事件」、今から85年前の1936年に皇道派という派閥に影響を受けた、陸軍青年将校1483名が起こしたクーデター未遂事件です。皇道派というのは天皇親政の下で昭和維新を起こそうとする派閥なんだけど、20歳そこそこの皇道派として行動を起こした彼らは、担ぎあげるはずの昭和天皇の怒りを買い、一日で鎮圧されてしまうのでした。
第20代内閣総理大臣 高橋是清
ちなみに、幕末の志士で内閣総理大臣も務めた事がある高橋是清さんは、当時大蔵大臣で、陸軍の予算を削っていた恨みで同日に邸宅を襲撃され亡くなっております。高橋是清さんというと、総理大臣よりは大蔵大臣のイメージが強いのは、お札の顔になったぐらいの財政の立て直しの手腕もあるとは思うんですが、この時のイメージもかなり影響してるのでは無いでしょうか?
私が思ってるのは、この事件は近代国家で起こったという事を除けば、大塩平八郎の乱とかとあんまり変わらないという印象。クーデターも一揆も自分が信じる正義っていう目的があってそこに行き着くための方法が武力行使だったって事ですよね。こういうのは日本人として大人として、概要ぐらいは話せるようにしておきたいと思いました。
天知る地知る子知る我知る
唐突ですが、これは楊震の四知と言って、中国の後漢時代に王蜜という宦官に賄賂を贈られた時に「誰も見てませんよ」と言われて、楊震が返した言葉です。
全文を書くと
天知る、地知る、子知る、我知る、寧んぞ知るもの無しといわんや(天が知っている、地が知っている、お前も知っている、私も知っている誰も見ていないとは何事ですか!)
介護士は自己申告が全て
この言葉、職場で同僚と話していて思い出したのですが、介護の世界ってケアつまり取り引きが、介護者と利用者の2人だけで行われる事ってけっこうあるんですよね。決められた時間にこのケアをやりましたって言うのは、介護士の自己申告って事になるんです。
バットやオムツ交換、陰部洗浄等は。飛ばしても解りにくいですが、やる事になってるタイミングや回数は、色んな人がケアに入ってくれた記録を参考に、その利用者さんにとってベストな予定を組んだものです。
利用者のベネフィットは?
それを心無い人にスキップされてしまうと、直ぐには解らないですが、長い目で見ると尿路感染とか肌荒れとか褥瘡とか、必ず弊害が起こるります。栄養も取れてるし、毎日洗浄してるはずなのになんで皮膚トラブルが起こるんだろう?はその可能性があります。
[やれない]と[やらない]は全く違う
よっぽど証拠がない限り断定は出来ないけど、グレーな人は何処でもいるのかなって思いますし、「忙しかったらここは飛ばしていいよ」っていう指示が、いつの間にかやらないに変わってたとかもよくある話で、やれないのと、やらないのは天地ほど違うってのをちゃんと説明すれば良かったと猛反省しました。
介護士のパートナー
結局、介護士というのは自分の良心と一緒に仕事しなくちゃならないのかなって思います。
天知る 地知る 子知る 我知る
いつも自分が見てますよって事で自分に恥じないようにしたいものですね。
新作配信の金曜日
今日は金曜日新作配信の日ですが、実は新作は上がっております。今回はスマちゃん警察24時の第1弾となっております。さぁスマちゃん警察扮する白血球さん、今回はどこでやらかしてるか見ものですね。
それでは皆様
今日も笑顔で行ってらっしゃい!