介助犬のお仕事 介護のエンタメ スマちゃんTV
おはようございます。今日は令和3年2月12日(金)です。お待たせしました!本日金曜日は介護のエンタメ スマちゃんTVの新作配信日になります。さぁ今日はどんな笑いが巻き起こるのか?お楽しみに~
趣味はマラソン
私事ですが、地域の小さなマラソン大会に出るのが好きで、スイーツマラソンやハローキティマラソンなど、大会名を聞いて面白そうな大会にに足繁く通っております。
そんな中、5年ほど前に名古屋市西区の庄内緑地公園で介助犬チャリティーマラソンってのに参加しました。それ以来、介助犬活動を応援しておりまして、今日はその介助犬をご紹介したいと思います。今日も宜しくお願いします。
介助犬ってご存知ですか?
介助犬は、肢体不自由な方の日常動作のサポートをする為に特別な訓練を受けた犬の事を言います。介助作業のような機能的な役割をする以外にも、動物と暮らすことによって得られる、情緒の安定効果や、活動量の増加など精神的な支えになり、外出する不安も軽減され、社会との繋がりも助けてくれます。
社会福祉法人 日本介助犬協会
身体障害者補助犬|厚生労働省
介助犬の歴史
介助犬は、1970年頃よりアメリカで始まりました。日本では、1992年にアメリカから千葉れいこさんがアメリカで介助の訓練を受けたレトリーバーのブルースと共に帰国し、マスコミに大きく取り上げられ日本での介助犬の歴史が始まります。
そして、1995年にボランティアの有志が集まって東京都八王子市に任意団体「介助犬協会」が発足。2002年5月29日に身体障害者補助犬法が制定され、盲導犬や聴導犬とともに介助犬が補助犬として認定。それを受け2004年に社会福祉法人「全国介助犬協会」を設立。
2006年に社会福祉法人「日本介助犬協会」に社名変更し、2009年5月に愛知県長久手市に介助犬総合訓練センターを開設し、介助犬の育成や、トレーナーの人材育成、介助犬の使用者、希望者への相談受付や情報提供などを行っています。
介助犬にできる事
介助犬は主要8動作をサポートします。
①落ちた物を拾う
②指示した物を持ってくる
③緊急連絡手段の確保
④ドアの開閉
⑤衣服の脱衣補助
⑥車いすの牽引
⑦起立・歩行介助
⑧スイッチ操作
これ以外にも、使用者に合わせて様々なサポートをします。
介助犬になるまで
0歳~2ヶ月
繁殖犬のボランティアさんのお家で生後2ヶ月まで生活し、犬同士の振る舞いを学びます。
2ヶ月~1歳
その後パピーホームボランティアさんに預けられ生後1年までの10ヶ月を、人間が大好きになるように愛情たっぷりの中育てられます。
1歳~
訓練開始し、3ヶ月ごとに複数のトレーナーによる適性評価をします。ここで、犬の個性などから介助犬の適性や、使用者候補の選定などが行われます。介助犬に適さない犬は、キャリアチェンジ犬として、啓蒙活動のPR犬として広報活動したり、一般家庭に引き取られたりします。(無理矢理介助犬として育てる事はありません。)
2歳前後
パートナーとの合同訓練が行われます。パートナーは最初の2~3週間を訓練センターに宿泊しながら介助犬と信頼関係を築きながら、犬のお世話の仕方や接し方等を学び、その後自宅で訓練をします。身体障害者補助犬法では40日間以上の合同訓練が定められてます。
それ以降~
厚生労働大臣指定の法人で、認定試験と審査を受けます。審査が通過しましたら、身体障害者補助犬法に基づき使用者と介助犬のペア認定され、晴れて介助犬との生活が始まります。
巨人・菅野智之選手も応援
如何だったでしょうか、現在はプロ野球の読売巨人軍菅野智之選手も介助犬サポート大使となって、啓蒙活動するなどのかいもあってか広く知られるようになり、たくさんの希望される方がいらっしゃるようになったのですが、現在介助犬として活動している犬は令和2年10月現在、全国で57頭とまだまだ少ないです。
補助犬全体の問題ですが、訓練士が足りないのと、費用が集まりにくいのが主な原因です。今日これを読んで下さった方が、補助犬や介助犬に少しでも興味を持って頂くことを願って、ここまでとします。
社会福祉法人 日本介助犬協会
今日は新作配信
今日もご拝読ありがとうございました。介護のエンタメ スマちゃんTVの新作配信は今日金曜日にいよいよ配信します。配信はきょえの19時くらいを予定していますのでお楽しみに。
それでは皆様
今日も笑顔で行ってらっしゃい!
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