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支援者として外部研修へ参加することの意義。思考の柔軟体操。

こんにちは。
ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)のすまです。

今週はかねてから予定していた演習が主とした研修に参加してきました。
事前課題もあって、グループ演習では普段面識がない障害種別や支援対象の年齢区分が異なる皆さんと共に学びました。

1人の「人」を応援していく時、その人を構成する要素は様々で、複合的。
すまは精神保健福祉分野が主戦場ではありますが、その他の領域に関しては知らないことも多く、知らないといけないとは思いつつも関心を持ちきれなかったり、忙しいし、テリトリー外と線を自分から引いてしまっているところがありました。

演習は色々なものがあり、それぞれで発見がありましたが個人的には事例検討の機会を経て、改めてそのテリトリーの線を踏み越えて広い視点で人の暮らしがどのような環境の中で営まれていくのかを理解してみたいと思えました。

そこから、今ある環境の中に実はあった「活用できる資源」が自分の世界に浮上してくることもあるかもしれませんし、所属施設の新たなサービス開発(採算はこの際一旦度外視)のきっかけになるニーズの発掘にも発展していく可能性があることを学びました。

自分自身が勉強し視野を広げていくことも必要ですが、現在のテリトリー外の世界で人間関係を広げていくことも、価値があることだと思いました。 

全てを自分が知ることは可能ではありませんが、同じ福祉の志を持つ人達を通して得ることはまだ可能があるのではないかと感じました。

時代の中で様々なことが刻々と移りゆく中で、よりこうしたところにも関心を持ち続けていけるかどうかは、ソーシャルワーカーとしても一つ課題になっていくなと感じました。

研修中は、職場環境から離れたことで、ある意味、普段扱っていることからは距離がとれていたと思います。

だからこそ、そのように良い意味で安易に思うこと、その思いを自分自身が受容できた部分があると思います。

職場に入れば、当然目の前で、行っていかないといけない業務もありますので、そうなるとこの思いもいつの間にか風化してしまう恐れがありますので、ここに書き記しておこうと今タイプしています笑

今回の研修の中での拓きや、今の職場に早速持ち込めそうだと思ったことを、鉄の熱いうちにアクションしていきたいです。

グループメンバーはずっと固定だったのですが、初めは周囲の人たちが皆さん凄そうに見えて、とてもできる人に見えてしまい萎縮していました笑

そんなところから始まりましたが、何回もグループワークや演習を通して、それぞれの強みと弱みが見えたりしてだんだんと親近感が芽生えました。
今後もフィールドは異なりますが、同じことを学んだ人たちが各主戦場で活躍することを期待したいと思える人たちに変わっていきました。

領域外であっても、自分の経験が他の領域の方に提供できたことも少なからずあって嬉しく思いました。

それを引き出してくれたのはファシリテーターさんの振りも大きくて、ファシリテーターさんの価値というのも改めて学ぶことができた気がします。

グループの相互作用を自分自身もまた身をもって体験できた貴重な機会でした。

もう、お会いすることがない可能性がある人が殆どですが、それはそれで一期一会の出会いを感謝し、応援します。

今回の研修では自分が置かれている環境(職場や地域)の強みも改めて気づくことができて、その点もとてもよかったと思いますし、そのことは職場の同僚にもシェアとして伝え、今ある機会をチャンスと捉えてもらえるよう動機づけをしていきたいです。

最後に、今回の研修を経てのアイデアです。
これからこのnoteを活用させていただいて、興味をもった領域の資源について自分なりに調べたものも記事にできたらいいなと思いました。

実際にすま自身が活用していなかったり、関わった機会がないものを紹介することにおそらくなるとは思うのである意味無責任なことにはなってしまうかもしれません。

それでも、「世の中にそういうものがあるのか」と誰かの気づきのきっかけになればいい。そんな心持ちです。

詳細は、専門領域の方達と直接相談すればいいと思うので。"ソーシャルワーカー" "精神保健福祉士"自体もまだまだマイナーな存在かもしれませんが、少なくともすまが学生だった頃よりは知られる職業になってきていると思うので、その立場を活かしたいです。

以上、シェアになりました。
最近は社会資源の紹介記事が書けていないので近々1つ、何か取り上げれられるといいなと思います。

お読みいただきありがとうございました。



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すま/ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)/ミニマムな暮らし
お読みいただき、ありがとうございました。 この投稿を開いていただけただけで、感謝。 すま自身の日々の活動に力を与えていただいています。 図書館に立ち読る感覚でまた、お立ち寄りください。