【The Sims4】ドールハウス建築のススメ
「ts4dollhouse」というTwitterのタグをご存知ですか?
私も最近まで知りませんでしたが、これは「The Sims4 Dollhouse」の頭文字を取ったものです。
Sims4はプレイングの幅が広く、例えばシムたちの生活を眺めたり、CCで好みの外見をしたシムを作ってみたりという日常モードでのブログをアップしている方も多いです。
しかし、検索履歴のサジェストなどを見ると多くの方が「建築」に興味を持っているのがわかります。Sims4には多数の建材や家具、小物があり、建築の可能性は無限大です。洋風建築や大豪邸のデザインはもちろん、最近公開されたDLCのおかげで和風建築もCC無しで容易になりました。
一方で、Sims4の建築が初心者にはハードルが高めなことも確かです。私ですと屋根の設計が苦手なのですが、他にも間取りや庭造り、動線の確保など見栄えのする家を作るためにやるべきことは一杯で、最初は楽しみにしていた建築を断念して積みゲーにしている……という方もいるのではないでしょうか。
しかし、ドールハウス建築にはそれらのハードルを一掃する特徴があり、建築初心者の方でも「映える」部屋を作ることができます。今回は、ドールハウス建築の概要や、メリット・デメリットを私の知りうる範囲でご紹介していきます。
ドールハウス建築について
私が「ts4dollhouse」のタグを知り、またその魅力に惹きつけられたきっかけはこの動画です。
まるでハリー・ポッターの世界から飛び出してきたような、素敵な世界観の部屋です。と、同時に、「このサイズなら自分でも似たような部屋が作れるかも」と思った方も多いのでは?
もちろん、ここまでのクオリティの部屋をすぐに真似ることは難しいですが、ドールハウス建築ならワンルームを作るだけでも、動画として成立するレベルに「映える」ということがわかって頂けたと思います。
改めてドールハウス建築について説明、というより「ts4dollhouse」タグが付いている建築の共通点を簡単に説明すると、
・1部屋で完結している物が多い
・壁は2面、または3面で、内装を一望できる作りになっている
・実際にシムが生活するわけではないので、建築チートを駆使している
といったところでしょうか。
ドールハウス建築のメリット
注目すべき魅力はやはり「1部屋で完成」というところでしょう。キッチンだけ、リビングだけ、ベッドルームだけで作品として完成するので、「いい部屋のアイデアが浮かんだけどトータルコーディネートが難しい……」といったときなどの一時保存先という使い方もありますね。
個人的にはコンセプトを決めた部屋を作るのが楽しいです。「淡いピンクを基調にしたベッドルームを作ろう」などのシンプルなものから、「好きなゲームのあのキャラが暮らしていそうな部屋を作ろう」などのマニアックなものまで、手軽に取り組むことができます。
他に挙げられるメリットは作業時間の短さですね。1作品を作るのに、凝り具合にもよりますがそれほど長い時間はかかりません。少なくとも、一軒家を建てるのとは段違いの短さで作品が完成するでしょう。私はゲームに熱中するとついつい疲れすぎてしまうので、これは嬉しいポイントと捉えています。
SNSに投稿するときも、スクリーンショットは1枚でOKです。一軒家の場合は外観、上から見た間取り、メインになる部屋のイメージショットなどが必要ですが、ドールハウス建築は1作品に付き1枚で十分。これをメリットと取るかどうかは人次第ですが、容量が軽くなるのはいいですよね。
ドールハウス建築のデメリット
デメリットとして挙げられるのは「建築スキルの向上はあまり見込めない」というところかもしれません。内装スキルは確実に向上しますが、どうしても建物全体をバランス良く構築したり、屋根の配置(私はこれが一番苦手です……)をしたりする技術は身につかないでしょう。
まあしかし、こういったポイントを上達したいと思えば、そのときになってから区画に一軒家を建ててもなんの問題もありません。あまり木にする必要はないでしょう。
あとは……カフェや店舗などの区画は作れないかもしれませんね。ああいったものは決められた家具を決められた数配置する必要があるので、ドールハウス建築でやるにはある程度工夫をするか、区画としての設定をせず、イメージの中で「ここはカフェ、ここはブティック」などと考えていくと代用はきくかもしれません。
まとめ
ドールハウス建築をきっかけに、1人でも多くの方がSims4の建築に触れてくれれば嬉しいです。私も、まだこのタグを知って間もないので、これからどんどん部屋作りを楽しんでいこうと思っています。
それでは、みなさんも良い建築ライフを!
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