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「続編を望むゲーム」について

ゲームはモノとして持っておきたい

リサイクルショップであるブックオフにはどこの店舗にも中古ゲームが置いてある。

ブックオフの古着を見て回るのが好きなのだが、何気なくそれまで意識もしなかった同店内にある中古ゲームコーナーをたまたま覗いてみたら、色々と昔の思い出が蘇ってきた。

ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、プレイステーション……買ったソフトや 見たこともないソフト 面白かったソフト、クソすぎて翌日には売りに行ったソフト等々、レトロゲームの棚を眺めているだけでその時代が思い返されて楽しい。
色々見ていたらカセットという「モノ」を手に入れたい衝動に駆られ、そこにあったスーパーファミコンの「スーパーマリオカート」を購入してしまった。(ソフトを買ってもスーパーファミコンはもう持っていないのに、というかSwitchでマリオカート遊べるし…)
いや、こいつは今日から部屋の素敵なオブジェなのだ。

ダウンロードしたデジタルデータだけのゲームじゃこの感覚は未来永劫味わえないはず。

親指から血が出るほど(誇張)遊んだスーパーマリオカート

今レトロゲームがちょっとしたブームらしい。

過去発売されたゲームをネットで色々調べてみると、どうも昔のゲームにノスタルジーを覚えるのは僕だけでは無いようで、今レトロゲームの価格がバブル化しているという。これは円安もあり海外のコレクターが日本に来て状態の良い中古ゲームソフトをゴッソリと持っていってしまう影響もあるという。
現在はファミコンやネオジオのソフトが高騰しており、徐々にスーパーファミコンのソフトの相場も上がってきているそうだ。
レトロゲームのソフトは紙製のパッケージが多く年数が経つにつれ傷や劣化が進んでいくのが当然なので、(ヤフオクなど覗くと分かるが)未使用品などは数万円で売買されているのが常識だ。

今では現行ゲーム機のSwitchやプレステのソフトはダウンロード販売がかなりの割合を占めるというが、こういう中古レトロゲームを見てると、パッケージソフトを買っておけば将来的にも価値は損なわれないのでは無いかと思う。まぁ価値が上がるまで何十年待てばいいんだって話だけど。

 


続編を望むゲーム

中古ゲームソフトを見ていると昔好きだったゲームが多々思い出される。
ただクリアしたり飽きたゲームを今遊んだとしても楽しめないのは確実なので、現行機で続編が出てきて欲しい。

僕が続編を遊びたいゲームタイトルをいくつか挙げてみよう。比較的最近発売されたものばかりなのは昔の記憶が薄れているからだな。

スペースチャンネル5

ライト、レフト、ライト、レフト、チューチューチュー

『スペースチャンネル5』は セガからドリームキャストおよびPlayStation 2で発売された音楽ゲーム、およびそのシリーズである。タイトルの「スペースチャンネル5」は架空の宇宙テレビ局名。

いわゆる音ゲーのジャンルに分類され、リズムに合わせてテンポよくボタン押して主人公の「うらら」を操作する。ビジュアルも音楽も世界観もポップで洗礼されており、単純明快で快適なゲーム性はプレイしていて脳汁が溢れる。

ゲームハードの性能が上がるにつれ、それを活かしてやろうと複雑なゲームが開発され、カジュアルに遊べないものが多くなりつつある現代。スペースチャンネル5のような明るい世界観の誰でも取っ付きやすいゲームが必要ではなかろうか。
任天堂が開発するソフトがどこよりも売れているのはユーザーフレドリーを徹底しているからでさ。そういうことよ。

 


バストアムーブ

有名ミュージシャンも多数参加した楽曲がとても良い

『バスト ア ムーブ』(BUST A MOVE)はメトロが開発し、エニックス(現スクウェア・エニックス)から発売された音楽ゲーム。1998年1月29日に第一作である「バスト ア ムーブ Dance&Rhythm Action」が、翌1999年4月15日に『バスト ア ムーブ2 ダンス天国MIX』が共にプレイステーションで発売された。

これもリズムアクションゲームだが、対戦相手をダンスで打ち負かすという格闘ゲームの側面もある。ゲーム性はそのままに現行のゲームハードで遊んでみたいゲーム。
なんせ曲がカッコいい。このゲームきっかけでCosa Nostraを聴くようになったよ。

 


クレイジータクシー

ヤーヤーヤーヤーヤー

『クレイジータクシー』(CRAZY TAXI)は、1999年にセガ第三AM研究開発部が開発・発売したドライビングゲームである。通称は「クレタク」。アーケードゲームとしてリリースされ、後にコンシューマーゲームに移植・シリーズ化した。

クレイジータクシーのゲーム画面を見るとオフスプリングの「All I Want」が脳内で再生される人は多い。

「あークレイジータクシー久々にやりたいなー」と思っていたら、なんと去年末にSEGAからクレイジータクシーの新作を開発中という発表があった。ワォ!
ゲーム内容はタクシードライバーとなり、道なき道を突っ走り乗客を目的地まで送り届けるというもの。早く目的地に着けば感謝され、遅いと客が怒って車を蹴る始末。
歩行者に突っ込んで行っても 絶対に向こうが避ける仕様は、日本人が開発したゲームらしくて好き。海外で開発したら絶対に轢き殺せる仕様になってるでしょ。偏見か。

 


リッジレーサー

どこを歩いて出勤してるんだと疑念を抱くR4のオープニング

1993年のアーケードゲーム(AC) 『リッジレーサー』からスタートしたレースゲーム。PlayStation (PS) のロンチタイトルとして『リッジレーサー』が発売された以降はコンシューマーゲームを中心にシリーズが続いている。コンシューマではロンチタイトルとしてリリースされることが多かった。

先日、思い立ってクローゼットの奥で眠っていたPS3と2006年に発売されたリッジレーサー7を引っ張り出して10数年ぶりに遊んでみた。
やばい普通に今でも楽しく遊べる。
驚いたのはPS3ってこんなに画面綺麗だったっけというのと、いまだにオンライン対戦が活発に行われているという事実。サーバーを生かしているメーカーも偉いな。

一番好きなリッジレーサーシリーズは1998年に発売された『R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』だ。レースゲームとして優秀なのはもちろんだが、使われている楽曲がどれも素晴らしい。クラブミュージックを中心にドラムンベースやクラブハウスなど、今でも語り継がれるものばかりで、サントラCDが20年後に再発されるほどの支持を受けている。

リッジレーサーの新作出してくれないかなー。なんでやめちゃったんだろう。あのリッジレーサー独特のドリフトでコーナーを抜けていく気持ち良さは 他のレースゲームでは体験出来ないのだよ。

R4楽曲はサブスクに上がっていないのでCDを手に入れるしかない

 


戦場のヴァルキュリア

1が1番面白い

戦場のヴァルキュリアシリーズは、セガが発売するアクティブ・SRPGのシリーズ作品。BLiTZと呼ばれるターン制ストラテジーの戦略性を持ちながらアクションゲーム的な臨場感のある戦闘システムを特徴としたシミュレーションロールプレイングゲームシリーズで、日本市場ではアニメや漫画など他メディアでの展開も行われている。

これはすでに続編を開発中かもしれないけど。
2018年の『戦場のヴァルキュリア4』まで現在発売されているが、シリーズを追うごとに徐々に世間の評価を落としているように見える。
個人的には1から4まで全て面白かったけど、なんとなくその評価は理解できる。

1作目が革新的で偉大すぎるのもそうだし、何を開発陣が思ったのか徐々にキャラクターデザインを萌え系アニメ画に寄せていって オッパイだけが強調された本来のキャラクター無視のデザイン画に辟易とした。
「そんなの誰も求めていないんだよ。ゲーム内容で勝負しろよ」という1作目のファンの声はセガサミーには届くのだろうか?

そんな感じでも1から4まで全て面白かったのは事実なので、5が出たら絶対に買うでしょう。僕は戦場のヴァルキュリアを信じている。

 


グラビティデイズ

続編が出るのなら日本語吹き替えにして欲しいのが唯一の望み

『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動』は、ソニー・コンピュータエンタテインメントより2012年2月9日に発売されたPlayStation Vita用ゲームソフト。2015年12月10日にPlayStation4版が発売された。
本作の続編『GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』が2017年1月19日にPS4で発売された。

この正式名称がやたらと長いゲーム。
重力を操る主人公「キトゥン」になって街を奔走する。とにかく操作が斬新で、最初は戸惑うが徐々にそれに慣れてくると、画面内を縦横無尽に飛び回って移動するだけで楽しくなる。
ビジュアル、ストーリー、ゲーム性、独創性、とにかく唯一無二のゲームタイトル。アクションゲームが苦手な僕でも最後まで快適に遊べたゲームバランスも素晴らしい。
「グラビティデイズ2」で綺麗にストーリーが完結してしまったので、続編は難しいのかもしれないけど、PS5でキトゥンにまた会いたい。

 


マリオのスーパーピクロス

『マリオのスーパーピクロス』は、1995年9月14日に日本の任天堂から発売されたスーパーファミコン用パズルゲーム。

これはイラストロジックをゲームに起こしたもの。
Switch onlineでこれが遊べるのだけれど、サクッと初めてサクッと終わるカジュアルゲームのお手本だ。
カジュアルといいつつゲーム後半になると難問が出てくるので1問解くのに30分、40分とかかってくる。
Switchではプレイしたゲームの総プレイ時間が見れるのだけれど、僕の「マリオのスーパーピクロス」の総プレイ時間は50時間を超えていて、「嘘だろ…」と思った。とてもカジュアルではないね。

とにかく気軽に楽しく遊べるゲーム。任天堂さん、開発費もそんなにかからないだろうしSwitchでスーパーピクロスの続編を出してくれませんかね?



いい大人になってもテレビゲームをやっているなんて子供の頃は思わなかったけど、何事も興味を持てなくなったら人生お終いだ。ワクワクするゲームをこれから先の未来に期待しよう。

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