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暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー考察

先月、こんな記事を書いた。
ドンブラザーズVSゼンカイジャーを許すな|づめきゆん (note.com)

これは本編の内容の、ドンブラパートに対する怒りを込めた記事だ。
あれ意外ずっと、ドンブラザーズのことを思い出すと「ソノイ…」となり、心は落ち込んでしまう。

まぁ、「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSドンブリーズ」でMrアラカルト出てくるし、なんだかんだ復活するかなとも思っている。
頼むぞ東映…

前置きはさておき、この映画である重要な1点について大した説明もなかったあのシーンについて考察できる部分があるのでなんとなくまとめておこう。

※ネタバレ注意

タロウが記憶を取り戻せたのはどうして?

開始して早々、タロウが宅配しに家に訪問すると、「家の中に入るように」と指示をされ、「ラーメンをどうぞ」と書かれた紙が置いてある。
「よく分からないが頂くとしよう」とラーメンを食べようとしたところでマスターからメッセージが届き、
「そろそろ記憶を取り戻すところであろう。今のドンブラザーズを見て欲しい」と言われ、急に戦士であった時の記憶を取り戻したのだ。
「どうやって記憶取り戻すの?」とワクワクしてた人からすると唖然としたことだろう。

ある程度なら「ドンブラだからこんなギャグ展開でも仕方ない」と思うかもしれないが、本編とその後のドンブラザーズを見ていくと、ある仮説が思い浮かんでいた。

そもそも、どうしてタロウが記憶を失くすことになったのか。
それは「後継者であるジロウが育ち、これまで戦士として頑張ってきたタロウは休息のため戦士であった頃の記憶を失くすのだ」という設定だったはずだ。

つまりそれはつまりつまるところ、
逆説的に考えると、「記憶を取り戻したのは、ジロウが後継者としてふさわしくなく、ドンブラザーズに問題が起きていたから」と考えることは出来ないであろうか。

実際、ジロウは戦闘力こそ増し、ソノイを打ち倒すほどの力を得ていたが、
人格はむしろ最初期の自分勝手な性格に戻っていた。
ハナタカ時代と何も変わっちゃいなかった。
ドンブラザーズのメンバーが脱退すると発言しても、
「それがいいと思います!僕はもっと優秀な仲間を探します!」と発言するなど、この1年間で育まれていただろう絆は何もなくなっていた。
(そもそもあったのかもわからないが)

この事情から、「ジロウはドンブラザーズのリーダーとして相応しくない」ということがあり、タロウは休息期間を終えて記憶を取り戻すことになったのではないだろうか。
だからマスターは「ドンブラザーズの面々の話を聞いてあげて欲しい」と言っていたのではないか。

そう考えると私の中では辻褄が合う気がする。
結局ただの妄想でしかないが、タロウが記憶を取り戻した理由としては納得出来る。

また、「ドンブラザーズを辞める」と言ったのも、まぁジロウに対する不満もあったからであろうが、
きびポイントを使い切って、タロウ復活させないための布石だったのではなかとも思う。
その展開に持っていくために「この50話はなんだったのか」と演者がインタビューで答える内容にしたのではないだろうかと思う。

いずれにしても、私はドンブラザーズVSゼンカイジャーを許さない。
VSドンブリーズでソノイが復活することを切実に願っている。

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