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プロデューサーへの恨みつらみを手紙風に綴ってみた
脚本家・壽倉雅(すくら・みやび)でございます。
今日は、通常とは異なって、タイトルの如く、以前仕事をしたプロデューサーへの恨みつらみを、手紙風に綴ってみます。
こうでもしないと、私の中で鬱憤が溜まるだけなので、こういう場を借りて吐き出したいと思います。
プロデューサー……いえ、独裁者へ
昨年の4月、こちらが反論のFAXを送ってから、痛いところを突かれたからなのか、一切の無言を貫いてますね。
あれだけ、「裁判でも何でも戦ってやるよ!」って豪語しておきながら、結局自分の都合が悪いと逃げるんですね。ああ、何て器の小さいことでしょう。
本当にあなたには、苦しめられた日々でした。
精神的ストレスが溜まって、咳や吐き気が止まらなくなりました。
「胃酸が出てるよ。ストレス抱えてるんじゃない」と頻りに私に言ってきましたが、そのストレスの原因が自分自身だという自覚はなかったようですね。
勉強のためと言って、脚本執筆に限らず、後援申請、チケット管理、チラシ制作、SNS発信、その他事務仕事全般、あなたは本番に至るまでのほぼ全ての業務を私に押し付けてきました。
会場の担当者との打ち合わせもそうですし、正直ドン引きしたのは、あなたは自分は出演者だからという理由で、スタッフ会議をドタキャンで参加せず、全てを私に押し付けました。
プロデューサーがスタッフ会議に参加しないなんて、聞いたことありません。ほぼ全ての業務を私に押し付けておきながら、公には結局あなたがプロデューサーとして、良いとこどりをしていくんですよね。二度とプロデューサーなんて名乗らないでください。
事務仕事に追われると、脚本を書く集中力もなければ、執筆時間も確保できません。そんな状況を分かっているにも関わらず「脚本、いつ上がってくるんだ」と催促してきましたね。「事務仕事がまだ終わってないので」と話すと、「1日2日眠らなくたって死なない」と言ってきました。ブラック企業の社長が言いそうな言葉です。
資料一つ作るのにも、時間と労力がかかりますよ。でも、あなたにとってはそんなこと知ったことではないのでしょう。口でいろいろと指示を出してきますが、それを具現化するのには時間がかかるのに、「いつまでかかってるんだ」と、それしか言いません。そんなに言うなら、あなたがやれば良いのでは? あ、できないですよね。パソコン作業なんて、ほとんどできないんですから。できるのは、メールを確認するのと、ファイルのダウンロードぐらいで、WordやExcelなんてほぼ使えないですもんね。
「何かあったら、プロデューサーである私が責任を取る」と豪語しておきながら、結果トラブルが発生すると、「責任者はお前だ」と私に押し付けてきましたね。
「あの時、お前がああやって言ったからだろ」と、結局は責任を負いたくないために、権力を振りかざして、私一人を悪者にしましたね。
失敗が続き、私が挙動不審になると、私の前でNはスピーカー状態で、別のスタッフに連絡をしましたね。「ねえ、こいつの様子おかしいんだけど、どう思います?」と質問すると、スタッフは「クスリでもやってるんじゃないですか?」と答えました。根拠もなく「クスリをやっている」と言ったスタッフのことも、私は到底許すことができませんでしたし、反論もせずその意見に乗っかって「やっぱりね。こいつ、やっぱりおかしいもん」と私を見ながら電話をしたときの、あの時のあなたの目は今でも忘れません。あの軽蔑したような、見下したような目は。
あなたはよく私に「良いとこどりをして、偉そうにするんじゃねえ」と言ってきましたが、同じ言葉、そっくりそのまま返します。
良いとこどりをして、偉そうにしているのはそちらじゃないですか。
あなたから言われた暴言の数々、録音はしていませんでしたが、私の耳がちゃんと覚えてます。
・「上辺だけの謝罪なんて、小学生でもしない」
・「小学生からやり直せ」
・「お前は、障がい者かよ」
・「日本語わかってる?」
・「お前の目が気に入らない」
・「お前の顔が気持ち悪い。ねずみ男みたいだ」
・「誰もお前のことなんて信用していない」
・「何でお前みたいなやつが生きてるんだ」
・「お前を海に沈めることぐらい簡単なんだ」
・「首くくれよ」
・「あいつに私の悪口吹っ掛けただろ」という言いがかり
・「お前とかかわるとロクなことがない。お前が関わるようになってから売り上げが落ちた。お前は貧乏神だ」
・「お前は、客も呼べないようなキャストを紹介してきたのか」
・「紹介してきたキャスト、あれ、お前の愛人か?」
・「お前の父親は、他に愛人を作っている」
・「お前の母親は、ギャンブルをやっていて、元ヤンだ」
・「お前の友達にはロクなやつがいない」
よくもまあ、こんな罵詈雑言が次々と出てきますね。感心します。
書類で顔を叩いて、私易の眼鏡が吹っ飛んだことがありましたね。クリティカルヒットは気持ち良かったですか? その時、「直接手は触れてないからな」という意味不明な言い訳をしてきましたね。
私が座っている椅子を蹴ったときも、「椅子を蹴っただけで、お前は蹴ってないからな」と、これまた意味不明な言い訳をしてきましたね。
書類をばら撒いて、「お前が拾え」と言ったこともありました。
これを世間では、『パワハラ』と言います。
「新しいエンタメを作りたい」なんて言ってましたが、こんなことが平気でできて、「私が若いときはこうだった」と古い価値観を押し付けるような人に、新しいエンタメが作れる道理がありません。
「お前は脚本家になんてなれない!」「無理だ!」と思い切り、私の顔の至近距離で指をさして全否定をしてきましたが、これもまた同じ言葉を返しましょう。
新しいエンタメを作るなんて、あなたには無理です。諦めてください。
あなたのせいで、私は一種のスマホ依存になっていました。
無理もありません。だってあなたは、夜の11時や12時、何なら夜中の1時や朝方4時にまで、私に電話してくるんですから。
それだけでも、メンタルはボロボロです。休みたくても休めないんですから。
他の仕事をしている時や、別の仕事の会議中にも引っ切り無しに電話をかけてくることもよくありましたね。挙句の果てには、私のスマホを没収して、プライベートな家族や友人とのLINEトークをチェックしてきましたね。
友達と飲み会の計画をしていたLINEを見て、「飲み会なんてしてんじゃねえよ」と怒鳴ってきましたけど、プライベートで私が何をしようが勝手でしょう。
「今何してるの?」「今どこにいるの?」など、とにかくあなたのしつこさには驚かされました。家族でも恋人でもないのに、ここまで私に行動制限してくるなんて。
これに関連することで、一番つらかったのは、あなたに指定された文面を知人や友人のLINEを送るように強制したことです。これが要因となって、私は一体何人もの仕事関係者や友人、知人を失うことになったか。
人の人生を壊して、楽しいですか?
あなたのせいで、私は一度、自殺する直前まで追い詰められました。
これは『モラハラ』という言葉では済まされない言動とは思いませんか?
思うわけないですよね。あなたは、自分が悪いと思っている自覚がないんですから。
私の親友が亡くなった時、元気だった頃の写真を見せたら「死相が見えてる」という爆弾発言をしましたね。
親友を失って日が浅いときに掛ける言葉が、それですか?
あなたにはきっと、親友と呼べる人がいないんでしょうね。可哀想に。
あなたの分かりやすい特徴として、金は出さないが口は出す、というタイプでしたね。おかしなものです。
「私の仕事が片付くまで、他の仕事は引き受けるな」と行動宣言をしておきながら、脚本料も含めて、未だ一銭のお金も払ってないですよね。
こっちだって食べていくには、お金を稼がなければいけません。飼い殺しというか、奴隷というか、こんな生活続けられるわけないでしょ。
移動にかかる交通費や、資料印刷等にかかる印刷費といった経費も、未だ一銭も払ってないですよね。顧問税理士には、どういう説明をしているんですか?
それにもう一つ、あなたは払ってないものがありますよね。赤字補填のために、私が貸した20万円のうち、未だ返済されていない13万5000円です。
赤字になったのには私にも責任があると言って、半ば強引に払わせましたよね。状況によっては、恐喝になるんじゃありませんか?
あなたは以前から、やたらとトラブルを抱えてますね。以前あるキャストの一人とトラブルになり、キャスト側から縁を切ってきたので「払わなくても良い、払わなくて済んだ」と上機嫌になっていましたね。
そうやってキャストやスタッフに様々な因縁をつけて、自分から縁を切らせ、「自分から縁を切ったんだから、金払わなくても良いでしょ」という歪んだ考えを持っているのかもしれませんが、そんなことで世の中がまかり通ると思ったら、大間違いです。
お金も払わない、それにスマホだって未だ返却に応じない。
人のスマホを1年以上も持ってて、どういう気持ちですか?
私の周囲の人々の中には、1年以上私と連絡が取れなくて、そのまま疎遠になりかねない状況にもなっています。そうやって、人の人生を滅茶苦茶にして楽しいですか?
まあ、あなたのこれまでの言動から見る限り、人を壊すのは得意そうですもんね。ふてぶてしいというか、図々しいというか、狂っているというか……どんな人生経験積んだら、あなたのような歪んだ人間形成になるんでしょうね。後にも先にも、あなたような人は世の中に出てこないと思います。
あなたは唯一無二の存在ですよ。良かったですね。
仕事の中でいきなりブチ切れたり、情緒不安定になり、感情の起伏が激しいことは以前からありましたが、その都度「更年期だから」「血圧が高いから」と持病を言い訳にしていましたね。全く、自分の非を認めることはありませんでした。
あなたが体調不良になったとき、私は本当に心配しました。でも逆になったらどうですか? 私が体調不良になったとき、あなたは心配するどころか、「気が緩んでる証拠だ」「緊張感がないからだ」と咎めましたよね。自分の都合でしか物事を考えないような女ですよ、あなたは。
あなたとはこれまで、何度か舞台やイベントの仕事を一緒にやってきましたが、回を重ねるごとに、横暴な態度があからさまになりましたね。
出演者や事務所側からギャラ交渉の話が来ると「そんな話をするほどの実力がお前にはまだない」と怒鳴りつけることも、日常茶飯事。私が何か意見を言っても、それを反論したと解釈して怒鳴りつけて、無理やり自分の意見に従わせようとしましたね。
そもそもプロデューサー側が金を払う立場とはいえ、舞台公演にせよイベントやライブにせよ、出演者が揃わなければ形にすることはできません。
「お金ないから」と言って、出演者の予算を削り、何とか無理やり交渉して安いギャラで出演者を起用したり、あるいはノーギャラで出演するキャストもいました。
予算表を組んだのに、結局は「金がない」となって赤字になりましたね。予算の段階である程度の捻出金額が分かっていたのですから、予算に合わせて規模を縮小すれば良いものの、あなたはどんぶり勘定で、予算に見合わないことをするから赤字になるんです。
やっぱりプロデューサーの資格は、あなたにはないんですよ。名ばかりのプロデューサーなんて、邪魔な存在で、迷惑しますから。
舞台脚本を担当したとき、あなたから何度も指摘を受け、結果第十一稿まで書き直しを行いました。OKが出たものの、出演者が揃うのは当日のリハまでなく、それぞれに練習をしてくる状況。セリフの掛け合いもロクに練習する間もなく、本番当日を迎えました。当然、リハの段階でグダグダになりました。そこで、あなた何て言ったか覚えてますか?
「軸はナレーションで軌道修正して、あとはアドリブでやろう」
11回も脚本を直させた挙句、アドリブにしようと言い出しました。しかも私は、受付スタッフとして現場にいなかったため、本番終了後に出演者経由でこの事実を知らされました。
私は、結局あなたに振り回されるだけの人間なんですね。
私があなたの元を去って数ヶ月が経過した時、代理人弁護士を通じて通知書を送ってきましたね。
SNSやホームページに必要なIDやパスワードが共有されていないことで情報発信ができないことと、舞台公演直前に失踪したことで当日トラブル続きになったことに対して、損害賠償を考えているという内容でしたね。また、SNSやホームページに必要な情報を開示しないと、PCやスマホは返却できない、というのがあなたの言い分でしたね。
スマホ内にIDやパスワードの情報がメモしてあるため、スマホを返却したら即対応する旨をFAXで伝えたのに、その後に来た通知書にも驚かされましたね。
通知書の内容には、「事務所で対応をしてください」と書かれていたんですもの。つまりあなたの前で対応しろってことですよね。一般企業でも、パワハラで退職した社員を、もう一度会社に来させて相手方と顔を合わせるようなことはしませんよ。常識外れなところが多いと、改めて実感しました。
SNSやホームページについては、「また新しく作り直せば良いだけの話じゃないか」と家族とも話しました。それからしばらくして、私は驚きましたね。既に新しくSNSアカウントを開設しているじゃありませんか。
弁護士から届いた2度目の通知には、SNSやホームページの情報が共有されていないから春の舞台公演の準備ができない、という内容でしたね。また、舞台公演の準備ができないことに対しての損害賠償も考えていることも通知書に記載がありました。
SNSやホームページは新しく作り直せば良いということを返信しようとしていた矢先、私は知人のSNS投稿を見て仰天しましたよ。あれだけ私一人を悪者にして、春の舞台公演ができないことで損害賠償を考えていると勧告をしておきながら、その知人がSNSで春の舞台公演に出演する告知をアップしていたんですから。
損害賠償だの何だのと勝手に被害者面した挙句、舞台公演ができないと言っておきながら舞台公演を実施していることは虚偽報告になりますよね。
この指摘と、未払いとなっている経費等があるという報告、PCとスマホの返却要望、これらを代理人弁護士宛にFAXしてから、何の音沙汰もありません。
反論の余地がないならば、素直にPCとスマホの返却に応じれば良いんですよ。本当に大人げないし、往生際の悪い人ですね。ここに来て何も言い返せない状態に陥って、焦っているんじゃありませんか?
最初、あなたは『パワハラ』『モラハラ』をするプロデューサーだと思ってましたが、最近になって私はある2つの言葉を覚えました。
『ガスライティング』と『自己愛性パーソナリティ障害(NPD)』です。
『ガスライティング』とは、加害者側が些細な嫌がらせを継続的に行ったり、わざと誤った情報を提示し続けたりすることで、被害者が自身の記憶や知覚、正気を疑うよう仕向ける心理的虐待の手法。被害者の現実感覚を狂わせることで、被害者が「自分が間違っている」と自分自身を責めて自尊心をなくし、精神的に追い込まれるよう仕向ける行為を指します。
『自己愛性パーソナリティ障害(NPD)』には、こんな症状があるようですよ。
・自分の能力や重要性を過大評価する
・褒められることを期待し、賛美が得られないと驚く
・他者を低く評価し、優越感を維持する
・他者の努力や貢献を過小評価する
・相手の気持ちに共感できない
・他者からの批判や失敗に敏感で、反撃をすることがある
ほら、見事にあなたに当てはまっていませんか?
私はこれまで、あなたをパワハラプロデューサーとか、モラハラプロデューサーと揶揄してきましたが、本当はガスライティングプロデューサーなのかもしれませんね。
今後は、あなたのことは『ガスプロ』と呼ばせていただきますね。
ガスプロ、いい加減PCとスマホを返却し、未払いの経費等の全額支払い、そして謝罪をしてください。
あなたによって、私はあまりにも失った代償が大きいんですから。
自分だけ被害者面して、このまま無言を貫こうとするなんて、そんなの許すわけないでしょ。もちろん、謝罪をしたところで許すつもりはありませんけど、形式的には謝罪してもらわないと。
ガスプロへ、もう一度言います。
いい加減PCとスマホを返却し、未払いの経費等の全額支払い、そして謝罪をしてください。
ガスプロの一日にも早い対応を、首を長くしてお待ち申し上げております。
長々と書いてしまいました。
約1時間近くで、6700文字も書くとは思いませんでした。
それぐらい、私の中でのモヤモヤが溜まりに溜まってるんでしょうね。
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