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日々の食養生/プロローグ

日々の食養生が始まって1ヶ月弱。ここで一度、自分の食歴を振り返ってみます。

幼少期からマクロビオティックに出会うまで

昔からそんなに好き嫌いはなかった方。実家は肉も魚もどちらかが毎日のように出てきてました。母の手作りのものがほとんどで、母がはまっている時は、ピザを作ってくれたりパンを作ってくれたり。漬物が好きな母でしたので、漬物もよく食卓に出てきていましたが、子供の私は漬物の美味しさが分からずほとんど食べていませんでした。
母の話では、赤ちゃんの頃に豆腐を好んで食べていたことから、豆腐ばかりあげていたとのこと。逆に子供の頃は、その反動のためか、豆腐があまり好きではなく味噌汁に入っている意味がわかりませんでした。

宮崎の田舎で育った母は、山菜を採るのが大好きでもちろん加工までして美味しくいただきます。その時は、そんな事までしてなんで採るんだろうと一歩引いた目で見ていました。まさか、今は自分もその楽しさ・美味しさにハマっているのですから、血は争えませんね。

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甘いものは好きなんですが、子供の頃から洋菓子だと生クリーム・チョコレート系(子供の頃は特にバタークリームが多かった)や和菓子だと羊羹などのどっしりもったりした甘さが苦手で、ポン菓子・芋けんぴ・みたらし団子やチーズケーキなどのちょっと塩味もある優しい甘さの物が今も大好きです。
あとはスナック菓子を好んで食べていましたね。これは、今もスーパーをうろうろしているとあの味とあの頃を思い出して食べたくなることがあります。

マクロビオティックに出会って

2015年の夏にマクロビオティックと出会ってから、私のゆるゆるマクロビ生活が始まります。それでも、初めのうちは身体が変わっていくのが楽しくて、結構厳しくやっていました。

まずは調味料を変えるところから。それまでその調味料がどうやってできるのかなんて考えたことがありませんでした。料理本に載っているものをできるだけ安く買い揃える。それくらいに思っていました。けれど、本物の調味料(伝統製法で作られているもの)を使うようになってから、無駄な味付けをしなくて良くなり(シンプルが一番美味しい)、料理が楽に美味しくなりました。

野菜も極力オーガニック のものに。比較的街中に住んでいたので、自然食品店も見つけやすく良かった。けど、やはりスーパーで売っているものと比べるとコストがかかる。買うのも躊躇してしまいます。ただし、肉・魚・卵などの動物性のものや乳製品は買わなくなったので、トータルで見るとそんなに食費は変わりません。

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自炊が中心ではありましたが、その時病院で働いていた私は、同僚や友人との付き合いや職場の飲み会などで外食がたま〜に。外食の時は極力自分の身体に負担をかけないようなものを選んで食べていました。

マクロビオティックをもっと体感するために

マクロビオティックは単なる玄米菜食ではない、暮らしの中に息づくものではないか、と感じていた私は、その後病院を辞め、玄米菜食カフェなどをやっているブラウンズフィールドという場所で約2年間お世話になります。そこでは、基本的に毎日の食事が玄米菜食。そこで取れたお米や野菜を食べ、自分たちで調味料を作り、季節の恵みをいただきながら暮らしています。

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『身土不二』;地元の旬の食材や伝統食が身体に良い
『一物全体』;生物が生きているというのは、丸ごと全体で様々なバランスが取れているということであり、そのバランスのまま人体に摂取することが人体内のバランスを取るのにも望ましい
                                     (出典;ウィキペディア)

この考え方がマクロビオティックにおいて、大事な要素になるのですが、ブラウンズフィールドでは、それを日々感じながら暮らすことができました。

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同時に、ここでは料理の本当の楽しさと美味しさをいっぱい学ばせてもらいました。日本全国、世界各地から訪れる人々。30年近く地元から出たことがなかった私には目まぐるしく、新しい世界が広がっていったのです。

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菜食料理って食べれないものばかり、制限があって難しい、

とんでもない!菜食料理のなんてバリエーション豊かなこと。料理に制限をかけてしまっているのは私たちの頭の中。料理の本当の自由さと楽しさを知りました。そして、何より身体が軽い。頭が軽い。気持ちが軽い。もちろん、動物性でしか味わえない美味しさもありますけどね◯

ブラウンズフィールドを出てから現在に至るまで

ブラウンズフィールドを卒業して、半年間ほど国内や海外を旅します。各地の知り合いを訪ね歩く旅です。そして地元に戻り、その後結婚、移住先に巡り合って現在の生活が始まります。
海外に出ると、極力野菜中心の食事にしようとしても難しいことが多いです。しかも、海外に出たのならばそこでしか味わえない、その土地の美味しいものを食べたい。そうして、肉や魚などの動物性を食べる機会も少しずつ増えていきました。

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普段ご飯は菜食中心、けれど外食の際は動物性もありがたくいただくし、夫さんのことを考えると、自宅でも少しの肉・魚・卵は摂るようになっていました。

けれど、今振り返ると、外食が増えていたり、甘いものも乳製品を摂るのも増えてきてました。
ただ、私は何を摂るかはもちろん大切ですが、どのようにどんな気持ちでいただくかも同じくらい大切だと思っています。一番はどんなものも有り難く、美味しく、楽しくいただくこと!これに尽きます。

これから

そして、今の食養生ご飯!もう一度マクロビオティックの原点に戻り、身体を整え直しです。けど、内心少し楽しみでもあります。食を変えて、自分の身体が変わることを知っているので、今回の食養生でどんな反応がでるのかと。
一番大変かもしれないけど楽しみなのは砂糖抜き。すでに自分の顔つきが変わってきている気もします◯

時々、日々ご飯の投稿もしたいと思っています。菜食ご飯に興味のある方の参考になればと。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

#食養生 #子宮筋腫#食歴#生きることは食べること#食べたもので身体はできている#オーガニック #日々の暮らし



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