「トロピカル・クリスマス」
2024.12.22 #140
カリフォルニア・サウンドといえば、なんといっても「ザ・ビーチボーイズ」
サーフィンとか夏の海のイメージが強い彼らですけれども、美しいハーモニーを駆使したクリスマスのスタンダードナンバーのカバーとか、オリジナルのクリスマス・ソングを数多くリリースしています。
彼らオリジナルのクリスマス・ソングで、今や定番になったナンバーをセレクトしました。
サンタクロースの由来となった、セイント・ニコラスという司教さん。彼が乗るソリのことを歌った歌です。
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続いては、中央アメリカ、カリブ海のジャマイカから。
ジャマイカの音楽といえば、スカ、カリプソ、レゲエなどがありますね。
現代のポップミュージックにも大きな影響を与えてきている「ジャマイカン・ミュージック」ですが、ロック・シンガーのスティングもまた、レゲエミュージックを取り入れた作風で知られています。
スティングが、2018年に、レゲエ界のスーパースター、シャギーとがっぷり四つに組んで、長いキャリアで初めてレゲエに特化したアルバムをリリースして話題になりました。
アルバムのリードトラック「Morning Is Coming」にクリスマスのスタンダードナンバー「Silent Night」をマッシュアップした曲です。
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南国が似合う日本人アーティストといえば… 鈴木雅之さん率いる「ラッツ&スター」
1981年、彼らが「シャネルズ」というグループ名だった時代のクリスマス・ソングです。シングルやオリジナル・アルバムにも収録されていない、隠れた名曲です。
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南半球で音楽というと、南米ブラジルのボサノバが外せないなあと思うんです。
日本人のアーティストの小野リサさんのアルバムで、クリスマスの曲を特集した物があります。アルバム全体を聴くと、クリスマス・パーティーに招待されてるような気分になれます!
そのアルバムに収録されている一曲です!
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最後は、ハワイのオアフ島から。
オアフ島のパイプラインは、世界で最も危険で美しい波がブレイクすると言われるビーチですが、サーフィンの聖地でもあって、そこで幼い頃からサーフィンをして育ち、世界最高峰のサーフィン大会にも出場していたジャック・ジョンソンによるナンバーです。
美しい自然とゆったり流れる時間に育まれた、オーガニックなアコースティック・サウンドが日本でも大人気の彼。
この曲は、スティーヴィー・ワンダーが歌っていたクリスマス・ソングのカバーです。
いつかの未来のクリスマスには、戦争がない、飢餓がない、明るいクリスマスを過ごせますようにという願いを込めた曲。環境問題、人権問題にも取り組んでいるジャック・ジョンソンがオーガニックに歌い上げています。
メッセージ紹介
振り返って
次回の Music Forceの放送は、
2025年1/5(日)午前8時から!
何がテーマになるか、皆様お楽しみに〜!
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【聴取方法】
■狛江市内はFM 85.7 MHz
■ネット配信:サイマルラジオ・コマラジ
■スマホ・タブレットからは
アプリ「Redimo(レディモ)」より
関東「コマラジ」を選局
公式Xはこちら
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セットリスト
The Beach Boys『Little Saint Nick』
Sting, Shaggy『Silent Night - Christmas Is Coming -』
ラッツ&スター『胸騒ぎのクリスマス』
小野リサ『In The Wee Small Hours Of The Morning - When You Wish Upon A Star』
Jack Johnson『Someday At Christmas』