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誕生月に「ねんきん定期便」が来た!処分orとっておく?電子版という方法も

8月は私の誕生月。今年もねんきん定期便が届きました。
ハガキには、これまでの納付期間やもらえる年金額などが記載してあります。

内容を確認した後、このハガキは処分していいのかとっておくべきか迷いませんか?

よく分からないから全部取っておく、よく分からないままおそるおそる処分している・・・心当たりある方も多いのでは?^^

書類整理をサポートしていても、時々いただくご質問の一つです。


紙でとっておく場合

まず前提として、ねんきん定期便は「処分しても大丈夫なもの」です。
処分することで年金がもらえなくなることはありません(笑)。

処分する前には、必ず自分がこれまで納めている保険料が正しく反映されているか確認してください。
確認ができたら処分しても大丈夫!

ただ、年金について確認したい時に、紙で見たいという方もいらっしゃいますよね。

そうした方には、場所を決め、次の定期便が来るまで「1年間」保管しておくことをおススメします。

ちなみに私は、ホームファイリング®に「年金」のフォルダを作って保管しています。新しいハガキが来たら、1年前のものと入れ替えます。


また、35歳、45歳、59歳の節目には、封書も届きます。
ハガキよりも多くの情報が載っていて、過去の就職や転職の状況が年金加入記録として記載されています。
特に
・転職した
・結婚や離婚によって苗字が変わった
・名前の読み方が色々ある
という場合には念入りにチェックを。日本年金機構によると、この3点による漏れや誤りが全体の9割を占めているそうです。(漏れや誤りがあって、将来もらえる年金が減るなんて避けたいですよね!)

私は、こちらも次の封書が届くまでホームファイリング®に保管しています。「次」までってめっちゃ長いですが(笑)。

もちろん、紙でとっておきたくない方もいらっしゃるでしょう。そんな方はこちら↓

紙でとっておきたくない場合

ねんきん定期便がネットで見られる「ねんきんネット」というのがあります。
これに登録して、ハガキではなくネットで自分の年金を確認する方法も。

ねんきんネットでは、主に下記のことができます。

・年金記録の確認
・将来の年金見込み額の確認(試算)
・通知書の確認
・届け出の電子申請

年金保険料の納付状況などを見ることができ、年金額の試算もできます。試算ができるのは、嬉しいですね!

登録方法① マイナポータルから

マイナンバーカードがあればマイナポータルから登録できます。
(必要なもの:マイナンバーカード、メールアドレス)

登録方法② ねんきんネットのユーザID取得

(必要なもの:基礎年金番号、メールアドレス)

アクセスキー(17桁の番号)がある場合とない場合とで登録方法が異なります。
アクセスキーは、ハガキ版「ねんきん定期便」に記載されていて、ハガキが届いてから3ヶ月が有効期間です。
登録を急いでいない場合は、ハガキの「ねんきん定期便」が届いたタイミングで登録するといいですね。

日本年金機構「ねんきんネット」の登録方法


ねんきんネットのサイト内では、ハガキ版郵送停止の手続きができます。そうすることで、書類が増える心配もなし!

ちなみに私は、ねんきんネットに登録しましたが、紙でも持っています(笑)。
ただし、「1年間」という保管期限とファイリング場所を決めているので、それ以上増えることはなく、見たい時に紙でも確認することができます。

まとめ

ご自身の目的に応じて、紙で(いつまで)とっておくのか、電子版にするのか、あるいは両方か、選択されるとよいでしょう。
お誕生月にハガキが届いたら、考えてみることをおススメします。

今回は、たかだか年に1回のハガキについてでしたが、書類全てにおいて言えるのは、イチイチ悩んだり後回しにしたりしないために、予めどうするか決めておくことが大事ということ。

その書類の役割や、とっておく目的、法的根拠などの“基準”を元に
「○○だから△△までで大丈夫!」
と思えることが大切です。

この機会に、他の溜めがちな書類についても考えてみてはいかがでしょう。

▼この記事を書いた村田美智子ってこんな人▼

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