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【小学校の先生】冬休み明けの3学期をスムーズにスタートするためのやることリスト
1月は「いく」、2月は「にげる」、3月は「さる」と言われるくらい、3学期(2学期制のところは2学期後半)はあっという間。
目の前のことに追われていて少し先が見えないと、3月は本当に苦しくなります。
日頃忙しい教員は、長期休みには、基本体を「休める」べきと思います。
と同時に、私も現役時代は、後の自分に時間をプレゼントするつもりで、長期休み中に次の学期の見通しを立てる時間をとっていました。
リストを作っておき3ヶ月間を俯瞰。その上で、ちょこっと手を付けておくと、スムーズにスタートを切れるはず。
私も思い出しながら書き出しますのでお付き合いください。
1.授業・学級経営
・授業は3月の1週目までに終わらせる計画でざっくり週案を埋めてみる。(残りの期間は習熟の足りない単元の補習などに空けておく)。
※季節柄、学級閉鎖になることもあるので余裕のある計画を。
・クラスとしてどのようにまとめをしていくかイメージしておく。
⇒「こんな終わり方にしたい」というところから逆算しておくと、それに必要な活動を計画に入れたり意図的に声をかけたりできる。
・最後に授業参観・懇談会がある場合は、授業内容や懇談会の持ち方を考えておく(撮りためた写真をムービーで見せるなら、写真の選定をしておく)。
2.成績・学年末業務・引継ぎ
・指導要録は、記入できるところから埋めていけるように準備。(記入の仕方など学校内で揃えるところについては、予め要確認。)
・校務分掌の引継ぎがスムーズにできるよう、データや文書の整理をしておく。
・次年度のクラス編成に充てる時間を何回かに分けて確保しておく。
3.行事
・6送会がある場合は(今年はなし?縮小?)、冬休み明けに決定できるよう目星をつけ、練習計画をざっくりでも週案に入れておく。
・卒業式での自分と学年の役割を確認。
4.教室の片付け
・3月に返却忘れのないように、冬休み明けに教室一周ぐるっと軽く整理しておく。
⇒プリント、テスト、作品など
・持ち帰るものの計画を立てておく。
⇒置き勉OKのものや集めている教科書(その授業が終わり次第)
音楽・家庭科などのセット
お道具箱(袋)
掲示してある作品
など、「何を」「いつ」持ち帰らせるか具体的に書き出しておく。学習計画とセットで挙げておくと効率的。
5.職員室の片付け
・3学期に使う書類以外は、整理・処分しておく。
(溜まっている書類は、「捨てる」を選ぶのではなく「残す」を選ぶという視点で!)
・個人持ちしすぎている消耗品や借りてそのままになっている物はないか?
⇒事務室や該当場所へ返却
・個人の場所だけでなく、学年で使用した棚も整理(個人で処分or持ち帰る物、次年度に残す物、移動する物など)。
いっぺんにできなくても
まだまだ書き出せばキリなくあることでしょう。
今すぐできることもあれば、その時にならないとできないことも。
ですが、「こんな仕事がこれぐらいあるのだな」と分かっておくと心の準備ができ、ちょっとした時間にちょこちょこ進めることができます。
少なくとも、丸ごと積み残しということがなくせます。
週案簿や教務手帳などいつもよく見る物に、「いつやるか」を決めて書き込んでしまうと、忘れるのを防ぐことができます。
実際に動くのは冬休み明けでも、イメージしておく、書き出しておくというのを冬休み中にやっておくとよいでしょう。
先生方に、職員室の机の使い方や書類整理など、働き方改革に繋がる整理収納をお伝えしています。
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