慌てない!オンラインインタビューのコツ
ここ数週間で、オンラインによるインタビューや取材の依頼をいただくようになりました。同業の方や、広報、マーケターの方など、オンラインでインタビューやヒアリングをする機会が増えていると思います。
オンラインインタビューで大切なことは、事前の準備とコミュニケーションです。「慌てない」オンラインインタビューのポイントを、ご紹介します。
こんなインタビューにオススメです
・取材構成案を固めやすい、ビジネスユースを目的としたインタビュー
・採用面接など、少人数のセッション
※大人数で、フリートーク中心のインタビューには向いていないかもしれません
1.インタビュー前のチェックポイント
ツールに慣れておく
オンラインインタビューでは、zoomやSkype、Teamsなどのオンラインコミュニケーションツールを使います。インタビューの前に、友達や同僚とテストを行い、ツールに慣れておきましょう。また、トラブルシューティングの対応も調べておくと、インタビュー時に相手側のトラブルをケアすることもできます。
また、利用者の多いzoomですが、無償ライセンスのホストによるグループミーティングは、40分までとなっています(2020年4月7日現在)。各ツールそれぞれ、利用できる機能の範囲も理解しておくと安心です。
通話テストをする
ツールのセットアップ、IDの交換、インタビュー相手との通話テストは、インタビュー前に完了させておきます。事前にできない場合は、インタビュー時間を+15〜30分ほど多めに設定します。
インタビューの人数は少なめに
インタビューでは、インタビュアーと相手だけでなく、上司や広報担当者、編集者・・・というように、同席するメンバーも多いです。
オンラインインタビューの場合、同席だけの方には、カメラオフとマイクのミュートをお願いしましょう。関係者が画面にずらりと並んでいると、注意が散漫になってしまうんですね。また、いらない音を拾うことも防げます。
オンラインインタビューは、1対1ないし、インタビュアー含めて最大4名くらいが話しやすいです。会議室に複数人集まり、PCはひとつといったインタビューは避けます。誰と話しているか分からりづらいためです。それぞれのPCから、参加してもらいましょう。
カフェやフリースペースは避ける
守秘義務の観点からも、個室や人の少ない静かな場所がベターです。
2.インタビュー中のコミュニケーションのポイント5つ
続いて、インタビュー中のコミュニケーションのポイントを5つまとめました。
オンラインインタビューでは目線が合いづらいため、2人以上にインタビューをするとき、名前を呼びかけることは大切です。また、オンラインインタビューは思っている以上に疲れやすいです。1回のインタビューは30分くらいでまとめ、休憩を挟んだり、テキストベースで確認しあっても良いと思います。
3.インタビューで心がけたいこと
オンラインによるコミュニケーションは、まだまだ手探りな状況です。でも、インタビューの目的は、相手の伝えたい気持ちを引きだすこと。ですから、オフライン時と同じように、インタビューを受ける人がリラックスできるようなコミュニケーションを心がければ大丈夫です。
そのうえでオンラインインタビューの場合は、音声が聞こえないなどのツールのトラブルや、対面とは違う緊張感がともないます。いつも以上に、スケジュールや気持ちにゆとりを持って、取り組んでみてください。はやめに取材構成案を共有し、事前回答を確認しながら、インタビューを深めていく方法は安心です。
おわりに、インタビューに限らず、オンラインのコミュニケーションに困ったら、リモートワークの情報をまとめたメディア「リモートワークラボ」をおすすめします。
私は、ライターとして、同メディアを運営するソニックガーデン社のお客様開発事例のインタビュー執筆などを担当しています。ソニックガーデンは、早くからオフィスのない働き方を導入されているため、私も事前の打ち合わせはすべてオンラインで行っています。インタビューも、オンオフなんの境目もなく、自然と行える環境です。
オンラインインタビューができると、業務の効率化だけでなく、インタビュー対象が大きく広がります。ぜひ、オンオフ問わずいろんな方たちの声を聞く機会を作ってみてくださいね。
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