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バブルと二人三脚だった厚生年金基金

1時間くらいかけて一回書き上げた文章が、投稿する直前に消えてしまって、夜12時にまじで泣きそうです。。
iPhoneのメモ機能を初めて恨んだ(全選択して選択範囲絞ろうとしたら勝手に消えた)
完全に自己満だけど、なんとか頑張って書き直しました。

厚生年金加入者の
約3分の1が加入してた


厚生年金基金の元々の目的は「サラリーマン世帯の老後の充実」が目的だった。
そしてバブルとともにどんどん成長。ピーク時は厚生年金加入者の約3分の1が加入してたんだって。
3分の1っていうと、約1200万人だったみたいだから、かなり多いよね。

企業にお金がなくなって、
運用できなくなった


だけど経済情勢の悪化と、バブルの崩壊で企業が財政難になってしまった。
企業にお金がなくなったから、厚生年金基金の運用もうまくできなくなった。
それで代行部分の積み立て不足が起こってしまった。

つまりは、企業は従業員の厚生年金の一部を借りて運用して、その運用益を乗っけて従業員に給付してた。だけどその借りた一部の元本を従業員に返せない状態になってしまった。
→従業員からしたら、厚生年金の一部を企業に運用してもらって、厚生年金を多めにもらえるのが最大のメリットだった。だけど多めにもらえないどころか、本来もらえるはずの厚生年金を満額もらえない事態になってしまった。

実質的に、
厚生年金基金は廃止に


そして2012年に決定打となる事件(AIJ投資顧問事件)が起こる。これをきっかけに、2014年に厚生年金法が改正された。
変わった内容は、ざっくり次の3つ。
①これからは新しく厚生年金基金作るのダメよ
②5年後には基準満たさない基金は解散してね
③逆にいえば5年間猶予あげるから、別の企業年金に移行してね
→要するに実質的に厚生年金基金は廃止になってしまった。

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