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クィアの父親がパパ交流会に参加して思ったこと

私は、LGBTQのQ、クィアと言われるセクシャリティを持っています。クィアとは、「自分のことを男だとか女だとかカテゴライズしたくない」というセクシャリティです。

現在私は、パートタイムで児童福祉業で働きながら育児をしています。兼業主夫のような立場です。


先日、市のパパ交流会に参加しました。そこで、様々なパパと交流しました。個々人に対して思うことはありませんでしたが、どうしても気になったこと、それは

『育休を取った』マウント

です。

最近は父親の育休取得が推進されていて、会社との交渉の末、数カ月間の育休を勝ち取った方もおられます。それ自体は喜ばしいことだと思います。

ですが、それを交流会で「自分、育休取ったんで」と、枕詞のように繰り返す人が多く、育休を取れなかった人が悲しい顔をしているのが、見ていてこちらも悲しくなりました。

パパ友の交流会は、自分の成果を見せびらかす場所ではありません。なぜ、育休を取れたパパは、「育休を取れなかったパパもいるかも知れない」と、少しの想像力を働かせることが出来なかったのでしょうか?

男性育休は流行りだし、大切だと思います。しかし、まだ制度は始まったばかりだし、取れない職種もたくさんあります。

もし、育休を取れたパパでこの記事を読んでくださった方がいたら、取れなかったパパと、その方が背負う苦労にも、少しだけ、思いを馳せて頂ければと思います。どうせならパパどうし、助け合っていきたいじゃないですか。

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