所属している演劇サークルの先輩が演技について呟いていて触発されたので軽くメモ程度に僕の演じることに関する思考を書き留めておきます。思考を整理・記録するための場所でもあるので言葉遣いがバラバラなところもありますが、あたたかい心でそのような箇所には目をつぶっていただければ幸いです。 【舞台に立って演技するときに意識したいな、意識すべきだなって思っている言葉】 その1 「役≠役者≠自分」 上に書いた先輩が言っていた言葉。「役者は役そのものではない」し「役は自分そのものではない」。
大学に入ってから、少人数授業やサークルで自己紹介するとき「趣味は演劇を観ることです」と言うようになりました。先日お風呂に入っていた時、ふと「観客として演劇が好きな理由ってなんだろう」と考えました。役者として舞台に立つことが好きな理由は下の記事「『演じる』ってなんだろう」で書きましたが、ここでは「どうして観劇って魅力的なんだろう」ということについて書いてみたいと思います。 僕が「観劇が魅力的」と感じる理由は大まかに分けて5つあります。1つずつ説明してみたいと思います。 【理
「人生は『何十年か好きに生きていい特別なプレゼント』なんだ、だから楽しみにしながらゆっくり開けたらいいんだ」って謳う歌もあるけど、そんなの理想論だし現実から目を背けている。この曲に励まされる人も大勢いるだろうけど今の私にはそんな理想論に身を任せられるほどの余裕はない。人生が本当に『特別なプレゼント』なら、戦争や紛争なんて起きないだろうし不幸な人間なんてこの世界に一人も産み落とされるはずがない。ましてや一つの感染症のせいで一年の半分がおじゃんになるなんてこともないのだろう、人生
コントとコメディと演劇、違いはなんなんだろう。 コントと演劇、ここは分かる。演劇には笑いが全く入らないものもたくさんあるし、そっちが主流だといっても過言ではないほどだろう。でも、境界がはっきりとあるわけではないと思う。1つ目の笑いまでが長いコントがあれば感動するコントだってあるし、笑いの要素がある演劇もある。 僕が尊敬してやまない小林賢太郎さんが脚本・演出を手がけ、自らも出演する舞台公演「KKP(小林賢太郎プロデュース公演)」(9作目からは「小林賢太郎演劇作品」)は、(は