ウォヌくんへ
お母さんを亡くしたウォヌくんが
今の想いを伝えてくれました。
ウォヌくん、突然ですが、
宝石のように儚く美しく繊細な貴方を育ててくれたお母さんは、どんな人ですか?
私がそれを知ることはこれまでもこの先もきっと無くて、ただただ大切な人を亡くした貴方を見守ることしかできない。
街の静けさにやけに敏感な夜。
1人で過ごす何でもない時間が寂しい夜。
考えたくもないことを考えてしまう夜。
そんな夜がまだ貴方には沢山あることと思います。
愛する人を亡くすこと。自分を見守り育ててくれた人を亡くすことは「悲しい」という感情だけでは説明がつかなくて、もっと複雑で深い感情のような。
私には分からない。
きっといつまで経っても、私がウォヌくんに決定的な言葉をかけられるほどの存在になることは無いでしょう。
私は、ウォヌくんが持つ”少しのあどけなさと静かさ”に心を惹かれ、貴方を好きになり、見守り、応援しています。
繊細な心を持っていて、優しく温かく、どこか細く脆そうで、圧倒的なピカピカを持ち合わせている訳では無い。私はウォヌくんを初めて見た時、そんな雰囲気を感じました。
貴方を知る度に温かさと優しさに気づきます。
たった一言で皆を笑わせてしまったり、
意図せず面白いことを言っていたり、
スイッチが入るとテンションが急に上がったり、
きっと感情が素直で真っ直ぐで「優しい」という言葉がとても似合う人だ、そう思います。
そんな貴方を育ててくれた人。
見る人に優しさを感じさせてくれる素敵な貴方を、
傍で見守り、支えてくれていた人。
彼女が貴方にとってどれほど偉大で、どれほど大切で、どんな思い出があって、どこが1番好きで、、。
貴方と彼女との間にある秘密の大事な思い出は、きっと私の想像を超えるものなのだろう。
ウォヌくんがカバー曲を公開した日に綴った文章。
真っ直ぐで美しい文章。
考えた時間の多さを連想させる素敵なお手紙。
気持ちを伝えてくれて、ありがとう。
ウォヌくんがカバーした曲、『무릎(Knees)』
IUさんがおばあちゃんと暮らした日々を想って書いたこの曲。
いつも膝枕をして髪を耳にかけてもらったこと。
そのままうとうとして眠りにつく日常の幸せ。
明るく笑ってみせた自分自身の表情の記憶。
IUさんにとっての懐かしくて戻りたくて、ずっと大切な思い出を歌うこの曲が、ウォヌくんの今を救っている。
幼い頃の自分、
お母さんと過ごした思い出、
沢山の宝物。
何気ない幸せも、ちょっとした後悔も、
身体ひとつで抱えきれないほどの想いが、
たくさんたくさんウォヌくんの中にある。
幸せでいて、なんて、簡単には言えないな。
だからといって同調もしてはいけない気がする。
ただ大丈夫だよ傍にいるよって、自分で自分が嫌になってしまった時、伝え続ける存在でありたい。
心の拠り所の一部でありたい。
13人のメンバーには敵わないけれど、それとは違う見守り方で、温かさで、貴方の心を気遣えるファンで在りたいな。
ウォヌくんへ。
落ち込む夜があってもいいんだよ、でもそれを1人で抱え込み続けないでね。
貴方の周りには貴方を守りたい人が沢山いるから。
貴方に気を遣いたい人が、励ましの言葉を伝えたい人が、沢山沢山いるからね。
私はウォヌくんが辛くなった時、
一緒に泣きたいし、傍にいてあげたい。
そう思う宝石たちが貴方の周りには沢山います。
それだけは、忘れないでね。
貴方の心の中で輝く無数の宝石たちが、
絶えることを知らないまま、ずっと、
光を放ち続けますように。
真っ暗な夜を照らす小さな存在が、
1つでも多く傍にありますように。
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