オールドタイム・ロンドンで会いましょう
最近、昔を懐かしむ懐古厨としてお馴染みの私だが、実はその一方で、つい先日までVRがやりたいと言っていたのだ。
この気持ちは今でも全く変わっていない。
(※記事参照)
https://note.com/sukinosoko/n/nb159e820cbb0
何故、VRへの憧れがこれほど止まらないのだろうと自己分析したところ、ひとつ思い当たることがある。
それは劇場版名探偵コナンの『ベイカー街の亡霊』である。
そう、VRの世界が可能になるということは、あの劇中のゲームが実現するということなのだ…!
『ベイカー街の亡霊』のこと
2002年に公開されたこの作品は、劇場版コナンの第6作目。
何作もあるコナン作品の中でも、人気作のひとつである。
物語は、コナンくん・蘭ちゃん・少年探偵団たちが「コクーン」という繭型の仮想空間を体感するゲームの中と、新一パパたちの現実世界とで進んでいく。
いや、もうこれはVRそのものだ。
いくつかゲームのステージがあるなかで、コナンくんたちは「オールドタイム・ロンドン」という世界を選ぶ。
しかしこのゲームはとある人工知能に乗っ取られていて、ゲームに参加した50人の子供たちが全員脱落したら、現実世界でも死ぬというまさにDEAD OR ALIVE。
これほどまでに、最初から緊迫した状況のコナンくん見たことがあっただろうか、いやない。
しかもゲームの中なので、博士の便利グッズが使えない。
また大人たちもいないので、子供+灰原さんと蘭ちゃんで解決しないといけない。
そんな中ばったばったと死んでいく仲間たち(※ゲームの中で)
生き残って謎を解決できるのか、最後の最後までハラハラさせられる。
当時を振り替えって
小学生だった私は、映画館で見終わってもまだ大興奮していた。
ゲームの中で100年前のロンドンに行けて、しかも謎解きができる、すごすぎる!!
死にたくはないけどこのゲームに参加したい。
当時はコナンの影響で何冊かシャーロック・ホームズも読んでいた。謎解きというより、スタイリッシュさみたいなものに憧れていた。
ちなみに劇中では昔のロンドンにはしゃぐコナンくんも見れる(さすがホームズフリーク)
それにしても実際にはないけれど、自分の目で見て、触れるって、それはもうあるようなものではないか。
それからというもの、近所の個人経営と思われる小さなレンタル屋で時々この作品を借りては、いいなぁこのゲームがあればなぁと憧れていたのである。
そして2022年
VRで作ってもらえれば、この世界の実現って余裕なのでは?
ということは別にゲームじゃなくても、VR修学旅行やVR社会科見学できるはずである。
「今年のVR修学旅行の行き先は、幕末です」
「なんだ日本か~、インカ帝国がよかったー」
みたいなことだってあり得るだろう。
えっ、すごくない?
大阪万博の再現会場めちゃくちゃ行きたいし
大正時代の東京も歩きたいし。
VRなんでもありじゃん。
そんなことを考えながら、まだなにひとつ進んでいないVR計画。
それじゃあ、浅草十二階で待ち合わせね、とか言いたい。鬼滅も流行ったことだし、意外と大正時代の需要、あるかもしれない。
くらいのパトロンになりたいという奇特な方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。その際には気合いで一日に二回更新します。