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漫画の様に楽しく読めるビジネス書籍『ビジネスモデル2.0図鑑』のススメ

本日も「好きなことで、満ちていく。」をお読みいただきありがとうございます、Zukiです。

暑さも和らぎ、少しずつ涼しくなってきましたね。
秋に近づいてきたなかで、私も「読書の秋」「運動の秋」「食欲の秋」など何か秋っぽいことをしたく計画している真っ最中です。

なかでも本日は、「読書の秋」ということで、ビジネスパーソンおすすめの書籍『ビジネスモデル2.0図鑑』を紹介しようと思います。。!


1.本との出会いは「noteでの全文公開」

私の『ビジネスモデル2.0図鑑』との出会いは大学4年生の秋頃でした。

当時、大学での単位もほぼ取り終え、特にやることもなくバイトに明け暮れていたZuki。
就活も終えていたので、就職先のM&A系の会社で少しでも価値を出そうと色々本を漁ってみることにしました。

相変わらず「ビジネス 起業」「ビジネス 本」等適当なワードでネットサーフィンをしていた時、たまたまnoteで最近投稿された記事を見つけてしまいました。。

「本の内容全部公開してるじゃん。。。」「全文公開って、収益でなくていいの?」などと衝撃を受けました笑
しかも読んでみると本当に読みやすくて面白い。。

記事の最後に「なぜ無料で全文公開したのか?」コメントも書かれており、想いに共感した私は記事公開翌日に即時予約!

今でも書籍はワークデスクの上に置いてたまに読んだりしているくらい、本当に読み応えがあって面白いんです笑

2.『ビジネスモデル2.0図鑑』はなぜ誕生した?

ビジネスモデル2.0図鑑をどうして執筆することになったのか?
その答えは、上のnoteで記載されていたものが全てかと思っています。

本書は、ビジネスモデルとか、儲けの仕組みとか、新規事業とか、そういうものに対して「食わず嫌いの人」にこそ読んでほしい。数字やバランスシートと聞いただけで苦手意識がある人、ビジネスモデルなんて考えたこともない人、クリエイターの人、そして特に、これから社会で影響力を持ちはじめる若手の人……。このような読者を想定したのは、著者である僕自身がもともと「クリエイティブ畑」の人間で、ビジネスのことをまったく知らなかったから。長年、「ビジネス」というものに対して漠然とした嫌悪感があった。

 しかし、いざ自分で会社をつくり、いろいろな企業や経営者たちと交流する機会が多くなると、「稼ぐ」「儲ける」という目的だけにはとどまらず、さまざまな志のもとに、ビジネスが面白い仕組みで成り立っていることを学んだ。そして特によくできているビジネスの仕組みには誰かに伝えずにはいられない感動があった。

 だから、かつての僕がそうだったように、この本を見て「ビジネスって面白いかも」と思う人が1人でも増えて、多くの人の間にビジネスモデル図解という共通言語ができれば、これほどうれしいことはない。

▲note『ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ』より引用

思わず人に伝えたくなるビジネスの仕組み・ストーリーを誰かに伝えたい、
そして、それがいつかビジネスパーソンの間で「共通言語」となってほしい、という想いがあったのだと思います。

これが全文公開にもつながっているのかと思うと、熱い想いがこみ上げてきます!

3.「図解」「逆説」「事例」・・・『ビジネスモデル2.0図鑑』の良さ。

『ビジネスモデル2.0図鑑』は当時大学4年生であった私でさえも面白く、読み応えがあると感じてしまう魅力的な書籍です。
発売から2日後には重版出来が決まってしまったのですから、これは私だけではなく他の読者の皆さんも感じたことなんだと思います。

その理由は、個人的には大きく3つあると思っています。

①ビジネスモデルを俯瞰できるわかりやすい「図解」

まずは、なんといっても図解のわかりやすさ。

この書籍では実際に存在している商品・サービスのビジネスモデル事例を図や言葉で分かり易く解説しながら掲載されています。

「ビジネスモデル」と聞くと、「難しそう・・・」「複雑そう・・・」というイメージが湧くのが普通です。
ですが、この書籍は固定観念を覆します。

この書籍で描かれている各事例のビジネスモデルは全て図で示されており、凡そ3つルールでつくられているため、複雑さを感じることがありません。

▲note『ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ』より引用
記載ルールがシンプルでわかりやすい。

まるで漫画の様にそれぞれのビジネスモデル事例を理解できるなんて、、
ビジネスパーソンだけでなく誰でも読めちゃいそうですね。

②重要なポイントは「逆説の構造」

こちらの書籍で何度も出てくる重要なワード「逆説の構造」。

この書籍では、「あるビジネスが成り立つ定説(一般的には何を提供するものなのか)から逆転した発想」のことを「逆説の構造」として定義しています。

例えば、有名な飲食店「俺のフレンチ」のビジネスモデルについて、こちらの書籍では以下の様な「逆説の構造」があると表しています。

▲note『ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ』より引用。
「俺のフレンチ」の逆説の構造。

最も重要なルールが「逆説の構造」だ。この構造があるかどうかで、ビジネスモデルの新しさ、つまり「創造性」があるかが決まる。

 「逆説の構造」とは僕の造語だが、そのビジネスにおいて「何が創造的なのか?」を考えるためのフレームワークのことをいう。このフレームワークは、①起点から定説をとらえて、②逆説を生み出し、③起点と逆説を組み合わせる、という構造になっている。

▲note『ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ』より引用

「逆説の構造」があるからビジネスモデルが面白くなる。人に伝えたくなる。
本書では有名なビジネス事例も豊富に出てきて、全て「逆説の構造」を表しているので、読んでいて「こんな発想の転換があったのか!」と思わされますし、本書にはない企業のビジネスモデルを考えるときも、「逆説の構造」を考えてしまうくらいには、この考え方って面白いなと思わされます。

③何回読んでも面白い豊富な「事例」

本書には全部で100の事例が掲載されています。
ビジネスモデルが100個掲載されている書籍ってそうそうないですよね。。

また、「特にどの部分が新しいのか」によって、ビジネスモデルをヒト、モノ、カネ、情報の4つにバランス良く分類しており、自分の興味がある領域、自分の仕事に近い領域、あるいはこれまでまったく関わったことのない業界のビジネスに出会うことができます。

これだけ豊富に事例が掲載されているので、私は新しいビジネスを考えるときに辞書のように使っています笑

4.最後に

私のおすすめ書籍『ビジネスモデル2.0図鑑』は気に入っていただけましたか?

読みたくなった方は、noteで全文公開されているので、試しに読んでみてはいかがでしょうか。

著者の近藤哲郎さんは書籍以外にも「Bizgram」といったビジネスモデルを図解するサービスも提供しているので、チェックしてみて下さい!

次回9/22(金)の担当はマックス、ビジネスパーソンおすすめのスーツ
「ゼルビーノ オーダースーツ」を紹介してくれます!
では、次回もお楽しみに!

本日の紹介まとめ

ビジネスモデル2.0図鑑
著者:近藤哲郎 様
出版社:KADOKAWA
発売日:2018年9月29日
価格:2,860円(単行本)
URL:KADOKAWA HP


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